「アクション映画も案外良いと思えた日」るろうに剣心 京都大火編 tmkさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画も案外良いと思えた日
実はアクション映画が苦手で、見ようかどうか迷っていました。
殺し合いの場面など怖いシーンを正視できない性格なので・・
しかし、俳優陣に惹かれて見ることに。
見て終わったあとのおおざっぱな印象としては、「アクションって案外良い!日頃のストレスや鬱憤が晴れるかも。とくに映画館という大画面で見るから良い」ということがわかりました。
日頃のストレスとは桁違いの怖い状況を疑似体験することで、小さなストレスをぶっとばされるような爽快感がありました。
主演の佐藤健くんは、やっぱり演技が上手ですね。薫との別れのシーンの剣心の美しかったこと。顔色や目の周りの筋肉の繊細な動かし方で、剣心の気持ちを表現できている。このシーンで涙がでました。
あと、目の色や後ろ姿でも、演じる人物を表現できていてすばらしい。
その上、アクションのダイナミックな動きも美しいし、一人だけほぼスタントなしでがんばったっていうんだからすごい身体能力ですよね。
藤原達也・シシオの存在感もあっぱれでしたが、あの強烈なキャラクター(外見的に)や、演技力に押されていないのがすごいと思いました。藤原くんもシシオの格好で、素顔がまったくない中、カリスマ性や迫力を表現できるのもさすがですね。
お二人ともアクションも、美しい。
あとは、伊勢谷友介さんや田中民さんもよかったです。
江口洋介さんも渋くてかっこよかった。
映画館に見に行ってよかったです。
コメントする