劇場公開日 2014年8月1日

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「長すぎるプロローグ!!」るろうに剣心 京都大火編 アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0長すぎるプロローグ!!

2017年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

前作より大幅にスケールアップして驚きますが、尺が長くテンポが悪いです。藤原竜也を感じさせない藤原竜也が珍しく、現在は演技が全部一緒の神木君も、この頃は丁寧に役作りをしていて良いです。1時間50分を過ぎてやっと戦争が始まりますが、弥彦の啖呵が下手過ぎてズッコケ、そして待ちに待った京都大火はボヤ程度で序盤の火災シーンの方が明らかに派手に燃えていて一体どういう事なのでしょうか。エンドロール曲は相変わらず雰囲気ぶち壊しです。大久保利通は史実では「不平士族」に暗殺された事になっていますが、薩長のバックにいるユダヤと朝鮮人の支配に対抗した生粋の日本人たちによって殺されたのだと思います。剣心も志々雄も旧来の武士は政府にとって「不平士族」扱いですし、映画版は「ダークナイト」のような悲壮感を煽る曲を流してリアル志向を追求するなら、四乃森ではなく政府を暗躍させ重厚感を出して良かったと思います。大商人のアヘン取引を絡ませた前作の方がまさに明治時代という感じでまだ良かったです。

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