「実写版の稀有な成功例」るろうに剣心 京都大火編 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
実写版の稀有な成功例
漫画、アニメ化、実写化。
ヒット作の宿命的流れとは言え、数多の残念な
実写版に心痛め違ーうと叫んだ多くのファンに
とって数少ない成功例ではないでしょうか。
とは言え私自身も原作はかじった程度。
偉そうには言えないけどレビューも概ね良みたい。
成功の要因は3つある。
1つはキャスティング。
前作に続き主人公演じる佐藤健は元より、武井咲、
江口洋介に加えて新たに土屋太鳳、神木隆之介
福山雅治の師匠、そして敵役は藤原竜也だあ。
個人的には武井咲の美しさと愛らしさにびっくり。
この前まで女子高生役ばかりだったのに。
着物が似合う女優になったなあ。
また脇役にも実力派俳優がずらり。
現在の若手俳優の宝箱的な起用もあり
制作側の並々ならぬ熱意を感じます。
2つめはアクションシーン
邦画に新たなるアクションの進化を見せつけた
最新版バトルのスピード感がヒートアップ。
佐藤健もよく頑張った。
3つめは監督。
チープな実写版をバンバン安売りのごとく
作り上げる某監督と違いどっしりとした作りで
波乱の明治の世界観を作り上げた。
スピード感溢れるバトルシーンを後ろから
追いかけてるカメラワークの妙、素晴らしいね。
脚本、ストーリー展開も悪くなかった。
見終わって直ぐに後編もみ見たくなったから。
尻切れトンボは仕方がないかな。
ワンオクのエンディングは嫌いではないがノーコメント。
実写版ではあるが迫力やスケールで
正直邦画も捨てたもんじゃないって感じさせてくれる
作品ってなかなか無いよなあ。
後編にも大々期待しましょう。
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