「ヒドイ!演出が悪すぎる…」るろうに剣心 京都大火編 サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒドイ!演出が悪すぎる…
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あらかじめ断っておきますが、私はるろ剣世代で、原作漫画のるろ剣は大好きです。
だから、と言うわけではありませんが…この映画版は酷い!酷すぎる!!
何より演出が酷い。
剣心が街を襲うチンピラどもと戦う場面も、敵の数が多すぎるため、途中で敵が止まって切られるのを待っている。コレは明らかに敵数が多すぎるからだろ…
他にも、10本刀の1人の刀狩りのヤツと戦う場面も、新井青空に刀を取りに行かせてる間、ずっと戦い続ける事になっている。いやいや、流石に長すぎるし。ってか、その隙に自分の子供を助けに行けよ!
薫が京都に行く理由も、本作だけを見た人にはさっぱりわからないだろうし、途中「剣心、殺しちゃダメ〜」も、ウザイし…
一番、口がアングリしたのは大久保卿。「剣心が動かねば、この国は滅びる…」って、なんでだよ!タバコ吸いながらつぶやいていたけど、あまり切迫感がないし。ってか、もっと他に手立てはあるだろが!剣心じゃなきゃダメって理由が、全くわからない。
とにかく、原作漫画では気にならなかった事も、映画にすると不自然になってくる。そこを如何に不自然じゃないようにするかが、監督の手腕だと思うのだが…この監督は、あまり得意ではないのかな?
でも、アクションシーンはとてもカッコイイので、そこだけは◎
あと一点、刀狩りの張との対決自体はテンション上がった。普通に刀狩りの張がカッコよかったのもあるけど、仮面ライダー電王対アンク(仮面ライダーオーズ)の対決に置き換えて見たらさらに面白い!
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