WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常のレビュー・感想・評価
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このテーマに意義がある
特別面白かったわけではないのだけれど、やはり林業という都市生活をする上で普段全く意識することのない分野をテーマに設定することに意味はあるのかなと思う。それにしても染谷くんは多彩な演技をしますね。
全部観たわけではないけど監督の作品の中では群を抜いて下ネタ揃いだったように思う。
ストレス耐性が凄い
都会育ちの高卒があんなとこであんな扱いされたら絶対逃げ出したくなると思います。それを乗り切っての成長ということだと思いますが、主人公はもともとストレス耐性があったように見えました。
最後のシーンは泣けました。
林業描写がすごかったです。もっともっと現場の人っぽい感じのキャスティングができれば最高だったと思います。
良かったです
伊藤英明さんが凄くたくましくて、ちょっと軽いとこも含めていい兄貴的で良かったです。最後の木は切ってしまうのかと驚くほどの木だったけど、必要なのでしょうね。少し主人公の子の感情と時間の経過が分かりにくかったです。
気持ちいい映画
勇気がいろんな人との関わりの中でどんどん杣人としての心を強く持っていく。林業がテーマで馴染みがなく、どうだろうかと思っていたが、とても好きな映画だと思った。染谷将太と長澤まさみが出ているから見たが、内容的にもオススメしたいなと思った。
ただ、勇気の両親がちょいかわいそうだと思った。何かを手に入れると、得てして大事なものを忘れちゃうなあ。
安心して観られる
林業、伊藤英明、今時の都会の若者…ってだけでおおよその展開は予想できるし、大筋は期待通りに進んで終わる。あとはバカバカしくも愛すべきコメディのアイデアを素直に楽しめばいいって按配のウェルメイドな一作。伊藤英明の林業姿をやたら格好よく撮ってる感じとかも、あれはあれで笑える。
優香
昔金子修介の映画で見た時はえらく下手だった優香がやたら魅力的にジャージパンツの田舎の女房を演じていて素晴らしい。三重が舞台で、一応熊野の信仰らしきものも描かれてもいて、矢口ものとしてはスウィングガール以来の出来な気が。ただおばあちゃん達老人が効いてない。
伊藤英明が素晴らしい!
染谷君見たさに借りてみたら伊藤英明が物凄く良かった。テーマはなんだとか、このカットは何の意味があるんだとか深く考えずに楽しく最後まで観れた。笑いどころは少なかったように思うけど、テンション高く保てて面白かった。スイングガールズ以降離れてたけど、帰って来た。雑さも笑えた。というか雑さが売りのような気がする。残念だったのはイントネーション。井筒監督だったら怒り狂うレベルだと思う。
笑いながらも、杉や木一本に対しての一挙手一投足に敬意を感じられて気持ちの良い映画だった。祭りのクライマックスでの杉が倒れるのをロングショットで蜘蛛の子を散らすように逃げるシーンは笑えたけど如何に人間がちっぽけかが分かって良かった。
伊藤英明がすこぶる良い!
三浦しをん原作、染谷将太主演の作品ではあるが、伊藤英明あっての作品だと感じた。「凶暴で野生的な先輩」という役柄ではあるが、伊藤英明以外に、同世代のメジャーな俳優の中でこのキャラクターを演じられる役者が他に思い浮かばない。それほど主役を喰った存在感を示してくれた。
染谷将太も、都会っ子から山男らしくなっていく青年を好演している。長澤まさみや優香も、それぞれ良い。
矢口作品としても『スウィングガール』以来の出来だったと思う。ストーリーとしては軽いながら、テンポ良く、笑いどころも抑えて、見終わった後の爽快感も残す。こういう特定業種従事者や特定技能者をテーマにした喜劇を作り続けていくのだろうが、今後もこのレベルの作品を続けていってくれる事を期待している。
案外馬鹿にしてたらすごくよかったパターン
色々とバカに出来る要素が個人的には満載と思いながら見てしまいました。
すみません、間違ってました。
矢口監督といえばコメディ、ギャグという連想をしながら見たのにそれは少なめのバランスで、日本映画を見ているというよりももっとエスニックな映画を見ている印象を受けました。途中途中に出てくるケルト音楽もそれを助長しているように思えます。
映像の美しさというありきたりの言葉をそこに当てはめてしまうのはちょっと違う気がしますが、それでもこれは映画の必要がある作品で、テレビドラマで見る作品ではないです。
ひとりの青年の成長と変化を似たようなシーンを繰り返しいれることで表現してしまうのがとても魅力的でした。
今後この監督がこういう路線で映画を撮るなら見てみたいし、支持したいと思います。
文句があるとしたら役者と演技でしょうか。
演技感があり、この映像とはまらない気がします。
皆テレビのどこかで見たことのある人たちで、役者感が否めない。
もっと無名の人たちで固めてもよかったかもしれないです。
自然が都会の若者を変える♪
三重県と奈良県の県境近くにある「神去村」。村人の口癖は「なあなあ」。この一言で「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」「のどかで過ごしやす、良い天気ですね」という意味まで表現しちゃう、基本的にはおっとりした村です。
全くやる気のない現代の典型的な若者である勇気が、そこに住む人々の持つ温かさや、山仕事を通じて自然の息吹を感じつつ、徐々に成長していく姿が描かれています。
そして研修が終了し、別れの日が来ます。断ち難い思いを勇気も彼を寄宿させた家族も持ちながら、勇気は別れを告げて東京へ。
「なあなあ」のおっとりとした生活に慣れた勇気には、東京の生活の速度は早過ぎるようです。我が家のアパートの前に辿りついた彼は、ふと木の香りを感じます。その香りを追っていくと、近くで在来工法の住宅が建てられていました。彼はその香りを体一杯吸い込みます。
終盤の見せ場であるお祭りは、豊穣を祈る愛知県犬山市の大縣神社と姫の宮の男根・女陰信仰のお祭りと諏訪の御柱を合わせたようなお祭りでとても面白かったのだけれど、あそこはもう少し厳粛に描いて欲しかったな~(^^;
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