猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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ヒトの世紀が終わろうとしている。
原題
Dawn of the Planet of the Apes
感想
『猿の惑星: 創世記』の続編。
壮大なる起源から、想像を絶する新世紀へ。
猿と人類の存亡を懸けた決断ー共存か、それとも決戦か。
新たな地球の支配者が決する瞬間を目撃する!
上映時間131分とちょっと長いなと感じましたがが見応えありで楽しめました!
どちらも理由があるにしても人間側、エイプ側と発端となる者がいるから戦争って起こるんでしょうね…。
全然、共存できそうなのに…。
やはり人類は一度滅亡したほうがいいですね笑
コバの暴走は残念でしたね。
シーザーはより凛々しいリーダーになりましたね。
瀕死の際、運ばれた先が実家だったのがよかったです。
たくさんの思い出とビデオカメラ…。
個人的にはモーリスとロケットが好きです。
赤ちゃんチンパンジーが可愛すぎました!
次は猿の惑星: 聖戦記を観ます!!
※エイプはエイプを殺さない
前作よりも猿の登場シーンが多く、内部でも対立がありハラハラ
前作よりも猿の登場シーンが多くなり、内部でもシーザーとコバの対立がありハラハラして楽しめた。コバがずる賢くて憎い。人間に散々な目に合わされてきたから、気持ちわからんでもないけどやりすぎっしょ。最後シーザーが成敗してくれてスッキリ!
主人公は地味でパッとしないから前作の方が好き。家庭環境も複雑そうだし全体的に暗い。
つぎはいよいよラスト。「猿の惑星: 聖戦記」楽しむぞー!
猿の惑星:新世紀(ライジング)
「猿の惑星」進化の行き着くところは・・・
映像自体については、もう文句なしです。おそらく最高水準って言ってもいいんじゃないでしょうか。あの猿の群れ、猿たちの表情に至るまで、まさにその場に存在するかのごとく、全く違和感無しです。ホンっと、ビックリ。
でも、この作品のすごいところはそこばかりじゃない! 実に奥深い内容で、ドップリと魅入っちゃいました。 平和に暮らしていた猿達は、ヒトの介入によって人間と同じような進化をたどる・・・。
根底に有る憎しみとは・・・、単なる恨みではなく、異種に対する恐怖から来ているのではないのか・・・。
【ちょっとネタバレ】
人と猿が争いへ向かっていくクライマックスは本当に見ごたえ満点です。ヒタヒタと忍び寄る恐怖。そして、望まざる道へと進まなければならない絶望感。心にズッシ~ンと、重くのしかかってきました。いや~、ホンっと切なかった。
「サルはサルを殺さない」それが猿が平和に暮らしてきた誓いだったはずなのに・・・。
進化とは、人と同じ過ちを繰り返していくことなのか・・・。
シーザー達の片言英語は聞きやすい。
原題:Dawn of the Planet of the Apes
このシリーズは邦題に違和感があって原題が氣になる。
前作は吹替え版で視聴してシーザーのセリフ「やめろ!」「行け!」がオリジナル音声では何と言っているのか氣になったので、続編にあたる今作は“Disney+”の配信を字幕で視聴。
ちなみに2024年5月10日 日米同時劇場公開の『猿の惑星/キングダム』は、来週あたりにIMAX字幕版で観る予定(願望)。
エイプが片言英語のため、なんだかとても勉強になる。
自然界に土足で踏み込むヒューマンが悪だとハッキリ示す『アバター』の価値観とは異なり、続く『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のようにヒューマンを全て悪とくくらず、共存の可能性を信じる者の存在が物語に深みを与え、権利と公共の福祉について上手にわかりやすくまとめられている。
ヒューマンを憎むボノボのコバと、共存を望むチンパンジーのシーザーの最後の決闘時のセリフが良い。
自作自演のマッチポンプで戦争を始め、自分に従わないアッシュを殺したコバが「俺、人と戦うのはエイプのため」とシーザーに正当性をアピールするのだが、しかしコバに殺されかけて一命をとりとめたシーザーは言い返す。「違う、お前エイプを殺した。お前がやっているのは自分のため」
...そして追い込まれたコバは命乞いをするも、シーザーの返しのセリフがとてもクールで格好良い。
エイプはエイプを殺さない→エイプを殺したらエイプではない→お前はエイプではない。
筋が通っている。
今作の監督(前作と違う監督)は、1968年公開版の『猿の惑星』に繋がるようなストーリーになると予告していた情報があったので、今作の中盤以降エイプは完全にコバの支配下になるだろうと思って視聴していたが、意外にシーザーが復活しコバを倒して驚いた。
新シリーズ序章2作目
この映画かなり不快なのが前半パートが嫌な人間しかでないのと猿のボスシーザーがあまりにも保守的でいらいらするのです
最初シーザーの息子が撃たれたかと思っていましたが
前作の保護猿施設のボスザルの息子撃たれていたにしても
シーザーが生きて返すとかよくわかんない
キャラ一つ一つ人間側は資源 猿側は安寧を欲しているがそれ以外
今回は猿側があまりにも知能があって 人間をうわまって保守的な行動にでたのかなあ
人間が電力復旧するもコバがシーザーを撃ち人間の仕業にしたことで
完全に人間との戦争になってしまう
本番後半パートはコバの裏切りと人間との敵対でそこからすごい展開
ところどころ旧作オリジナルシリーズにあった都市と地下らしいものがでて
オマージュ?がちりばめられてるのがすばらしいとおもった
あと人間や猿であろうと悪い人間といい人間は少なからずいるということ
シーザーの息子がブライトアイズ 保護猿施設のボスの子がアッシュ
ちなみにアッシュはコバに殺されてしまうので元も子もないです
政治家の皆様に見習って欲しいものです。
“パニックを引き起こさないためにアンディ・サーキスが演じた事になっているだけで実はシーザーを初め主要なエイプの面々は実在するんじゃないの?”と思ってしまう程、エイプの動きや表情が見事で、容姿の違いだけでなくキャラクターもしっかり描き分けられていましたね。
特にアンディ・サーキス演じたシーザーは、威厳が有り、強く、的確な判断も出来る上にしっかりとした決断力も有り…理想的な指導者の姿として描かれていましたね。
様々な試練に真摯に向き合い、苦悩する姿には心に響くものがありましたよね。
(政治家をはじめ上に立つ人たちに是非見習って欲しいものです)
映像だけでなく、ストーリーもしっかりと考えられた物で、前作以上に切なくなる内容でした。
今回の悪役は表面的にはコバなんだと思われますが、シーザーと違い人間に虐げられてきたコバが、人間寄りに思えるシーザーの考え方に納得出来なかったのも頷けますよね。
尤も、やり方としては間違っていたでしょうし、自分に従わせるために仲間を殺したのでは、愚かな人間と変わらないんですけどね。
それを迎え撃つ人間側のリーダー、ドレイファスにしても悪意がある訳じゃなく、危機に瀕すれば戦わざるを得ないというところでしょうし…元凶はカーヴァにあるとは思いますが、悪意があった訳ではなくボタンの掛け違いによって起こってしまった悲劇ですよね。
ラストのシーザーとマルコムとのシーンでは涙腺が決壊してしまいました(/´△`\)
この段階で既に馬に乗っていたり銃を使用したりは少し早過ぎではないかという不満も有りますが、それも些細な事で、概ね満足出来る素晴らしい作品だったと思います。
そう言えば、冒頭にエイプのコミュニティが出てきましたが、人間がホモサピエンスとして枝分かれした頃もあんな感じではなかったのかと想像させられました。
それと、人間という生き物が進化の過程において肉体的に貧弱になっているのは目に見えて明らかですが、それ以上に痛みに敏感で、死について考え過ぎるが故に臆病になっているのが、この時点でのエイプとの個体としての強度の違いになっていると思うのですが、少しず死について考え始めたエイプたちは冒頭のシーンとも相まって人間と同じ過程を歩みそうな感じですが、人間と同じ過ちを犯して欲しくないですね。
繁忙期のため暫くの間お休みしますね。
4月半ばには復帰しますので、皆様、その際はまた宜しくお願い致します(*´∇`)ノシ マタネ〜♪
真のリーダー像を魅せてくれるシーザー
皆の声に耳を傾け、独りよがりではなく
皆の幸せ、平和な未来のために、決断をする。
武力ではなく、対話。他責にせず、自責。
素晴らしい人格者、、
人間との戦争は避けられなかったものの
シーザーは希望である。
シーザーが2でウィルとの家に帰ってくるのは、なんとも切ない。。
Trust. 信頼と行き違いが悲劇につながる第2章
超有名なSF作品「猿の惑星」の新シリーズ第2章です。昔の「猿の惑星」はオチ以外知らないのですが、それでもこの新シリーズは重厚で楽しめます。
英語だとApe=類人猿(チンパンジー等の尻尾がない猿)とMonkey=猿と明確に区別があるのですが、日本語だと一緒に「猿」になってしまいますね。きっと昔の日本に類人猿がいなかった事が、類人猿と猿を区別する文化が生まれなかった原因と思われます。学者じゃないんで個人的な予想ですが。
何はともあれ今作も面白かったです!シーザー男前や!!カッコ良くなりすぎですね。リーダーのオーラが半端ない。対するコバ。前作で悪そうな感じで出ていたのですが、今回悪役として大活躍!Ape側にはコバ以外悪どいヤツがいないんで、ヒール役を一身に背負ってます。とは言えコバにも人間を恨む背景があるので単純に悪いヤツとは言い切れない感もあるんですよね。シーザーが「猿は猿を殺さない」って言ってたのでコバの裏切りが余計に衝撃的でした。頭エエやん、コバ。
今回もアンディ・サーキスの動きがスゴいです。猿そのもの。もはや最近の大作では必ず見る名前になってきた感じもします。ジェイソン・クラークが珍しくいい人役で出てましたね。「ターミネーター・ジェ二シス」のジョン・コナーとか悪役のイメージが強いのですが、いい人の顔もできるんだって事が驚きでした。役者さんってやっぱりスゴいな。ゲーリー・オールドマンも立場が違うんですがいい人なんですよね。最期の選択が切ない!
しかし猿のCGには目を見張る物があります。毛並みの再現率とか本物と見間違うぐらいにリアルに出来てます。猿が街を襲うシーンとか迫力在りすぎて、最早何処から何処までがCGなのか区別が付きません。
最初の「猿の惑星」まで後一作。期待値の上がる上手くできた続編でした。
大事なのは人間は自滅してること
知能が高いシーザーグループが人間を捕食してる訳でもないので本来であれば別に敵対する事もないが人間がちょっかい出せば当然自衛の為に動かざるをえまい
ただ猿全体がそうというよりシーザーによる恩恵部分があるので後々は普通に捕食されるかもしれないがエイプ側も人間側も異なる考え方を持つ一派が居るのはエイプ側が単純な統一思想集団ではなく人間に限りなく近いという事を表していて良い
よく見ると冒頭で猿が首飾りを着けていたりサングラスとかしてるがあれは宗教的価値観で付けている様で少し不気味には感じる
後々の展開を考えるとエイプ知能集団対人類の構図になってエイプ側が勝つわけだよね
そう考えるとタワーを爆発させてエイプ集団を消そうと思ったリーダーはあながち間違ってもいないというのも考えもの
深い
ちょっとした誤解が争いのきっかけになり、憎しみの連鎖や不安が戦いを終われなくさせる。それでも互いを信じ合う勇気、お互いを理解しようとすることの大切さ。
そんな深いテーマを、表情豊かな猿と美麗で迫力ある映像ととも描いた映画です。いい映画です。
個人の絆、個人の憎しみ
ブルーレイ、吹き替えで視聴。
前作は映画館で見て、ブルーレイも所持している。
5年近く経つため、正直内容をあまり覚えていなかったが、見て行くうちに思い出せるし、すんなり作品に入っていけた。
序盤、いきなりのシーザーどアップからの猿軍団は圧巻で、一気に心を掴まされる。また、シーザーに子供がいてかなり成長していることも分かる。解説では前作の10年後の世界であると言われていた。
前作の主人公である、ジェームス・フランコは死んでしまったのだろうか・・・。人間側の主人公が交代したのは少し残念。
だが近作の主人公もなかなかいい雰囲気を持っていて、違和感はない。人間的にもできていて、話の分かるシーザーとなら信頼関係を築けるのも分かる。
だが、様々な要因がお互いの信頼を引き離してしまう。人間側の発砲男。最初の1発目はまだ100歩譲るが、仲間を煽ったり、銃は没収するはずが隠して持っていたり・・・なんで人間側に他にいなかったのか。。そして猿側の副ボス(名前忘れた)こいつも以前の実験のトラウマにより人間をかなり憎んでおり、シーザーに戦争を進める。
また、人間側の長、ゲイリー・オールドマン。こいつも町からしか情報を知らないため、猿との戦争を推し進める。(なぜゲイリー・オールドマンにこの役をさせたのかは不明。これはミスキャストだと思う)
というように個人間では信頼できても、全ての人間が理解できるかといえば、そうではない。またシーザーを撃った副ボスのように戦争は1部の人間によって引き起こされることになる。
最後のシーザーの戦争はもう始まってしまったという悟った感じ。争いなどしたくないのに、自らの指揮で始めなければならないというのがとても切なかった。
人間側の黒人のやついつの間にか消えてたがどこいった?見逃したかな?
シーザーの苦悩と悲哀が見所
シーザーをはじめ猿の表情が人間ぼい。感情豊かにしようとするとそうなってしまうのかもしれない。
猿の文明社会がきっちりとできあがってしまった以上、物語の構図は従来の戦争映画と同じだ。お互いにいい奴もいれば、悪い奴がいる。ただ、この映画ではいい奴が猿のリーダーであるということ。人間を信じたくて、信じて、新たな友人もできた。それでも戦争に向かわなければならない悲哀が満ちたいいラストだった。
種族の違い
とても重い映画でした。
猿と人間が争うところを見ているだけで胸が苦しかったです。
ただ全員がそうではなく分かり会えることもできるんだと、まだ希望はあるのだと思いきやどこにも独裁者というのはいて戦争を始めるのです。そのせいで関係はさらに悪化して
もう取り返しのつかないことに。
猿は動きも表情も良くて迫力もありました。
シーザーはかなりカッコイイですよ!
尊敬
シーザーにもマルコムにも。
特にシーザー。あのカリスマ性凄い。
猿なのに。なのにって思うのがダメなんだよね。
そう考えさせられるくらい、カッコイイんだよ。
シーザーは。
前作で、シーザー頑張れ。と思い、
今作で、シーザー凄すぎる。と。
結局戦争が始まってしまうのか。
と悲しくなったけど、映画としてはここまででいいよ。
共存が良いけど、争ってるとこを観たくない。
このまま哀愁漂うカッコイイシーザーで終わって欲しいです。
ビジュアルが良い
銃を持ったエイプの恐さたるや…最初の白塗りのシーザーもそうだけど、猿の惑星はとにかくビジュアルが良いと思う。
猿から戦争を仕掛けた時は、あれ?人間の愚かさを描くんじゃないの?と思ったけど、共存出来そうで出来ない。思いが届かない感じは恋愛に似ていて良かった。
ここで終わるのかと思ったけど、ジェネシス、ライジング共に面白いシリーズだった。
切ない
とってもいい感じです。空白の三年間は小説が出てるのでそれを読めばさらに面白くなります。イヤー本編はとても面白かったです。予想外の展開もあります。せっかく猿と人間仲良くなりかけるのに本当に小さなきっかけで戦争になっていく。とても切なかったです。そして、多分次が最終作になるでしょう。どのような結末になるのか楽しみです。
猿すごい・・初めて見て圧倒された。
最初から興奮でしたねー。猿の惑星 初めてみたんですが・・すごい世界観できてますねー。
圧倒されっぱなしで、少々恐怖すら感じました。
猿の表情や動きも巧妙でよくできている。
むしろ・・人間より猿のほうがかっこいい!なんて最後は思ってしまいました。
何のために戦うのか・・
人間も猿も心がある。
大スケールな闘いの中に見える
その心理戦も楽しめました。
そして・・深々感じさせられます。
人間との共存はありえるのでしょうか・・?
猿の惑星シリーズ
人気があるのも納得。
今回見て良かったです。
劇場ではさぞ・・怖かっただろうなー。
なやんだんですが
猿惑初心者のわたくし・・
DVDでも十分楽しめました。
シーザー・・めっちゃカッコいい。
なんでしょうか・・この感じ。
猿に心奪われた。
でもなんか納得。
憎しみは消せない
人間と猿との戦争かと思いきや
人間への憎しみが消えない猿が
平和主義のリーダーを殺し
人間に戦争をしかけると言う話には
予想外で驚きました
でも 猿が仕掛けなくても
人間が 猿を 襲うことになったのだろうか?
なぜ 相手を信じられないのか
しかし相手を信じることにより リーダーは仲間に
撃たれてしまった
ひどい仕打ちを受けたものの
憎しみはそう 簡単には消えはしない
憎しみが 憎しみを生み
それを 断ち切ることが
出来ないから
戦争が続いてしまうのだろう
すごく 重厚でいい作品でした
猿の軍団も迫力満点
これは映画館で観たかったです
タイトルなし(ネタバレ)
もはや人類は相当死に絶えていた世界で細々と生き残った人々が電力確保の為に水力発電所を稼働させるべくボス猿のシーザーが支配する森に侵入したことからまた猿対人間の争いが始まる・・・という地味でミニマルな物語かと思いきや、実はシーザーとその腹心のコバとの確執が話の肝で、スカーフェイスのコバがもうアル・パチーノにしか見えないくらいに人間臭くてほとんどギャング映画の様相。それでいて「猿は猿を殺さない」という命題を巡って沢山の血が流された末に辿り着く結末がジンと胸に沁みます。
監督が『クローバーフィールド』のマット・リーヴスなので終末観の映像は見応えあり。そしてとにかくアンディ・サーキスの演技が素晴らしい。自身の動作が直接映像にならないモーションキャプチャーでここまで個性を滲ませる役者は地球上に存在しないのではないでしょうか。リメイク版キングコング、ゴジラとこれはサーキスなかりせば成立しなかった映画ではないかと思います。
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