「【シーザー達の進化に驚きながら共存の道を探る人々と、嫌悪の念を深める人々とAPES達との微妙なバランス関係を描く。】」猿の惑星:新世紀(ライジング) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【シーザー達の進化に驚きながら共存の道を探る人々と、嫌悪の念を深める人々とAPES達との微妙なバランス関係を描く。】
シーザーと信頼関係を築こうとするマルコム(ジェイソン・クラーク)達と、APES達の進化への恐れも含め、嫌悪するドレイフェス(ゲイリー・オールドマン)達の姿。そして、人間に憎悪を抱くコバたちが起こした騒動が夫々の関係性をより微妙なものにしていく・・。
シーザー(アンディ・サーキス)を主としたAPES達の表情が、モーション・キャプチャー技術(当時は、パフォーマンス・キャプチャー技術と言われていた)の進化により、前作以上に細やかに表現されている事に驚いた作品。
只、何故か観ていて辛かった。何故なら、明らかにシーザーの方が人間側よりも器が大きく聡明に描かれているため、今後の人類の辿る姿が見えてしまったから・・。
<2014年9月23日 劇場にて鑑賞>
コメントする