オー!ファーザーのレビュー・感想・評価
全10件を表示
【”頼りになるお父さん”たち”。そして、手旗信号。”今作は原作の風合を活かしたコミカルサスペンスであり、今を時めく藤井道人監督の劇場初長編作品でもある。忽那汐里さん、お元気なのだろうか。】
■高校生・由紀夫(岡田将生)の父は、何でも知っている大学教授の悟(佐野史郎)元ホストの女性に優しい葵(村上淳)、運動神経抜群の体育教師の勲(宮川大輔)、勘の良いキャンブラーの鷹(河原雅彦)という4人の父親と一人の母がいる変わった家庭に育った。
サラリーマン風の男のかばんがすり替えられる現場を目撃した彼は、クラスメイト・多恵子(忽那汐里)の言葉を機に、事件解決に乗りだすが、県では赤白戦争と言われている赤羽、白石の知事選挙が行われていた。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・原作を執筆した伊坂幸太郎氏の原作は、大学の同学部の先輩という事と、地元仙台を舞台にした作品が多いので愛読していた事もあり、既読である。
・この映画は、実は初めて観たのだが一部を除いて、結構原作に忠実に描かれているが、少し分かりにくい所も有ったかな、という気はしたかな。
・けれども、由紀夫の4人の父のキャラが立っている所はキチンと描かれていたし、軽妙なサスペンスという原作の趣はしっかりと出せていたかな、と思ったな。
・個人的には、由紀夫とお父さんたちとの麻雀のシーンは楽しそうだったし、その後、悟が囚われた由紀夫たちにメッセージを送るためにクイズ番組に出て、他の3人のお父さんが手旗信号でメッセージを送るとこなども良かったな。
<今作は、原作の風合を活かしたコミカルサスペンスであり、今を時めく藤井道人監督の劇場初長編作品でもある。忽那汐里さん、久しぶりに観たけれど、お元気なのだろうか。>
ヘンテコな家族愛
まさかの父親が4人いる。
普通だと到底考えられないよう事です。
それでも一人息子に対して一緒懸命に愛情を注ぐ姿がいいなと感じた。
それぞれの父親の特性がいい味を出してるな。
原作の小説も読んだ事があったので、内容としては、知っていましたが映画も良かった!
色んな形があるけど、一つに繋がってるなと思う作品で良かったです!
私も4人父親がほしい
キャストが発表されたときから
うんうん、ぴったりだよ、ぴったりだよみんな。と思っていたけど
観てから本当にぴったりで嬉しくなっちゃいました。
冒頭で4人のお父さんの肩書を紹介してくれるんやけど
それを見た時点で、おお、これは、面白く作ってくれてそう!
って思える描写でよかったです。
宮川大輔演技うまかったーもっと好きになったー。
多恵子ちゃんは原作ではうざキャラ全開で
こんな子…友達になれんな…と思ってたけど(嫌いではないけど)
それを演じてる忽那ちゃんがさわやかだったからか嫌みがなく
むしろかわいくてしょうがなかった。(つんつんのシーンにほだされました)
FBページもツイッターもフォローしていて
事前にいろいろ情報は入ってたし、パンフレットも買ったし
読んで知ったけど、この監督さん私より若い^q^
すごいなあ、とただただ尊敬です。
伊坂ファンだったらしく、原作のよさを消さないように考えてくれていたからか
原作ファンのあたしも満足できる素敵な作品でした。
原作でよかったシーンは、
映画でもよかった。
クイズ番組で悟さんがカメラ目線で由紀夫にメッセージを送るシーンは
由紀夫と一緒に涙しそうになってしまった。愛だね。
にしても本当にかっこよすぎる4人のお父さん。
前評判はあんまりよくなかったみたいやけど、
みんな…中村監督に期待しすぎじゃないか!
ほらあたしもそう思ったけど、、陽気なギャングに比べれば最高ですよ!←
2時間であの事件をまとめるにはあれくらいでしょうがなかったんぢゃないかなあ。
伏線をそこまで重視する必要あるかなあ…と。
とりあえず私は支持派です♡
原作の面白さ
面白かったよ、ストーリーは。しかし、それは原作の面白さだし、二時間飽きずに楽しめたけど、余韻がないというか、一週間後にはストーリーを半分以上忘れてるだろう。
原作を過不足なく二時間の映画にまとめるのは、意外に難しくそこをクリアしてるのは美点だけど、監督の個性というか、わざわざ映画化するからには原作以上の長所がどこか一点でも欲しいと思うのは、映画マニアのわがままか。
出てこい!マザー
伊坂幸太郎原作の映画化。
原作はいつも読まないんだけど、映画だけは観ている。
で、いつも大変楽しませていただいているクチ。
となれば今作も、とかなりの期待をして観に行った。
うーん…。
面白いといえば面白いし、優しくて温かくてほっこりする。
そんな話だったけど、
もっとサスペンスだろうと勘繰っていた私は、最後まで
アレ?これだけ?という感じで、呆気にとられてしまった。
物語は冒頭からおそらくあるだろうと伏線探しに燃えつつ、
下らない会話や父親4人との何ともアットホームな風情に
撒かれつつ、どうなるんだろな?あのカバンと同級生が鍵?
などとコツコツ考えながら観ていったんだけど…
確かに後半の種明かしでスッキリはする。
あーそういうことね、だから○○だったのか。と納得する。
が、そこへ「これがメイン」の父子愛情物語が展開するので、
あ~メインはこっちなんだ、やっぱり。と気持ちが流れる。
コメディだと銘打っているのだし、吉本芸人も絡んでいる
のだから、お笑いには十分な面子だろうと思う。
じゃあ〆に母親4股事件の真相というか、
その知代さんというお母さんの顔も是非観たかったところ。
なんだか全体的に消化不良で終わってしまった感が残る。
お父さん方4人の演技は面白いし、岡田君も制服で絶好調、
忽那汐里も良かったと思う。なんといっても個人的にはあの
富田林さんだけど(名前だけで面白い)あの人がサスペンス?
駿河太郎もおかしな喋り方で頑張っていた。
母親不在でも父親があれだけ熱心に息子に奉仕してくれたら、
息子もグレるヒマないだろうなーと思う。愛情溢れる素敵な
父親たちだ。学芸会のような台詞回しも、それで由としよう。
私的に面白かったのは、お隣の佐藤さんがお醤油貸して~と
来たあたり。未だに貸し借りするなんてまず怪しいよねぇ?と
そこを全くスルーして淡々と進む犯人たちの粗雑さに失笑した。
(父親とロクに会話できない自分には目が眩みそうな父子像で)
伊坂幸太郎さん 大好きです^_^
伊坂幸太郎さんの原作からファンで
映画化楽しみで、待ってました。
やっぱり、楽しかったです。
伊坂幸太郎さんの悪たちとのからみの伏線がたまらんです。
そのなんとも言えない悪に挑む父達に!
なんとも、頼もしく、自分の親ではないが、誇らしく感じる気持ちが大きかったです。
年頃の男子には、正直うぜーとおもうけど
親に愛されてる感とか子供も親通しもわかりあってる感がたまらん ( ̄▽ ̄)
絶対こんなに親いたらたのしーわ 笑
でも、最後に一人ずつ減っていく心理描写、切ない、ズルいです T_T
核家族化とかしたりですが、こんな家族もありだな 笑
家族大切にするぞー
ですです (^ ^)
全10件を表示