「【”頼りになるお父さん”たち”。そして、手旗信号。”今作は原作の風合を活かしたコミカルサスペンスであり、今を時めく藤井道人監督の劇場初長編作品でもある。忽那汐里さん、お元気なのだろうか。】」オー!ファーザー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”頼りになるお父さん”たち”。そして、手旗信号。”今作は原作の風合を活かしたコミカルサスペンスであり、今を時めく藤井道人監督の劇場初長編作品でもある。忽那汐里さん、お元気なのだろうか。】
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■高校生・由紀夫(岡田将生)の父は、何でも知っている大学教授の悟(佐野史郎)元ホストの女性に優しい葵(村上淳)、運動神経抜群の体育教師の勲(宮川大輔)、勘の良いキャンブラーの鷹(河原雅彦)という4人の父親と一人の母がいる変わった家庭に育った。
サラリーマン風の男のかばんがすり替えられる現場を目撃した彼は、クラスメイト・多恵子(忽那汐里)の言葉を機に、事件解決に乗りだすが、県では赤白戦争と言われている赤羽、白石の知事選挙が行われていた。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・原作を執筆した伊坂幸太郎氏の原作は、大学の同学部の先輩という事と、地元仙台を舞台にした作品が多いので愛読していた事もあり、既読である。
・この映画は、実は初めて観たのだが一部を除いて、結構原作に忠実に描かれているが、少し分かりにくい所も有ったかな、という気はしたかな。
・けれども、由紀夫の4人の父のキャラが立っている所はキチンと描かれていたし、軽妙なサスペンスという原作の趣はしっかりと出せていたかな、と思ったな。
・個人的には、由紀夫とお父さんたちとの麻雀のシーンは楽しそうだったし、その後、悟が囚われた由紀夫たちにメッセージを送るためにクイズ番組に出て、他の3人のお父さんが手旗信号でメッセージを送るとこなども良かったな。
<今作は、原作の風合を活かしたコミカルサスペンスであり、今を時めく藤井道人監督の劇場初長編作品でもある。忽那汐里さん、久しぶりに観たけれど、お元気なのだろうか。>
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