バイオハザード ザ・ファイナルのレビュー・感想・評価
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色んな意味でアリス・アンチェインド
ミラジョボ主演、大ヒットホラーゲームの
映画化『バイオハザード』シリーズが遂に完結!
自分は原作ゲームもほぼ全作プレイ済だが、まあ
原作とは正直別物だとは1作目から感じていたので、
ゲーム版との差異とかについても、そこまで
神経質にはならずに観てたクチ。
* * *
まず初めに……
たぶん少数派だと思うのだけど、僕は前作
『リトリビューション』が好きだったんすよ。
義理の娘をめぐるドラマとかは気に入ってたし、
ラストも最終作への期待を煽る締め方だったし。
で、今回はね、
人類最後の砦を守るために仇敵ウェスカーと
一時共同戦線を張りつつ最後はやっぱり宿命の
対決、みたいな展開を期待してたんですね。
アリスの守るべき存在(義理の娘)もドラマの
完結に絡めるんだろうと思ってたんですね。
クレアやレオン等の原作ゲームキャラについても
映画なりの決着をつけると思ってたんですね。
* * *
いや全無視かーいッ、
前作までの伏線全無視かーいッ。
監督変わって路線変更とかならまだしも前2作から
監督同じですからね。移り気過ぎるだろウォイ。
前作からどういう経緯で冒頭の状況になったのか
サッパリ分からないし、クレアが4作目以降
どうやって生き残ったのかも全く説明されないし
(広いアメリカでアリスと偶然再会なんて都合良すぎ)、
おまけにモブキャラ並みに存在感が薄い。
あと最強グラサン野郎ウェスカーさんの最期もね、
映画4、5作目と同一人物とは思えない小物感。
何より義理の娘については触れられもしないって、酷くないかい?
というか本作の場合、前作までのキャラに限らず、
アリス・レッドクイーン・アイザック博士以外の
キャラは大概、存在が耐えられない軽さに達している。
(ローラも鳴り物入りで宣伝し過ぎでなんか不憫)
また、なぜか今作は過去シリーズと比べても映像がやたら
暗く、そのくせアクション演出はハイスピードなので、
アクションシーンとかクリーチャーの顔とかの
ディティールがあんまり分からず、迫力も半減だった。
という訳でこの時点で個人的には大きく減点。
* * *
しかしながら、前2作の骨組み以外をいっそ忘れてしまい、
『アリスの物語』の決着という点に的を絞って考えると……
結末こそかなり強引な予定調和ではあれ、
エモーショナルで見応えのある展開だと感じた。
アリスとレッドクイーンの関係、その間をつなぐある人物。
ここは全シリーズを総括するに相応しい物語だと思うし、
“ある人物”の想いや最期の姿にはグッとくるものがあった。
前半での、1作目に立ち返ったようなホラーテイストも
好きだったし、暗くて見辛いという大きな欠点はあるものの
派手なアクションシーンの連続をそれなりに楽しめたのも事実。
* * *
という訳で、判定としては「まあまあ」の
3.0判定……かなあ。2.5~3.0で迷ったけれど。
物語的な意味でも……過去シリーズとの繋がりという
意味でも……アリス・アンチェインドって感じの最終作。
6作も続いたシリーズ最後だし、もう少し点数を
オマケしたい気持ちも無くは無いのだけど、
それなら過去シリーズの伏線やドラマもキッチリ
決着つけてくださいよという不満の方が大きいかな。
アンダーソン監督の次回作は日本の有名テレビゲーム
『モンスターハンター』の映画化になる予定らしい。
うーん……原作のある作品をあんまりいじくり
回さないようにしてね……。期待し過ぎず待ってます。
<2016.12.24鑑賞>
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長い余談:
過去シリーズの個人的レビューを軽く。
1作目:3.5判定
原作ゲームの再現にさほどこだわらず、スタイリッシュな
ホラーサスペンスアクションとしてしっかり楽しめた。
まあ、最後の敵がゲーム版『2』の雑魚キャラ強化版
というのは若干寂しかったが、続編が楽しみになる出来。
2作目:3.0判定
原作ファンからは評判上々だが(ジルやネメシスT型の
再現度の高さは確かに嬉しい)、逆に原作からの引用が
多過ぎ。もっと独自性が欲しいし短尺なのも物足りない。
結末も、次作への期待を煽られたというよりは単にモヤモヤ。
3作目:4.0判定
原作再現(カラス! タイラントっぽいボス!)と
映画的味付け(マッドマックス!)のバランスが良い塩梅。
一応完結編なので決着も前2作よりはスッキリで好き。
少数派だと思うが実はシリーズで一番好きである。
4作目:2.5判定
『アバター』公開後の「これからは3Dや!」という風潮の
頃の映画。きっと監督も『派手な3Dアクションを撮るんや!』
という一念だったのではと思うが、その為ケレン味は◎でも
シナリオもキャラもホラー要素もシリーズ中で最悪に薄い。
結局この4作目の影響が6作目まで尾を引いた印象。
5作目:4.0判定
過去レビュー参照されたし。原作ファンほど批判
したくなるシーン多いかもだが、僕は好きです。
(。•́︿•̀。)
終わりでよかった
ファイナルとしては
今一つ高揚感が足りなかったなあ。
ゲーム感覚の前半は原点に帰って良かったし
アクションシーンも相変わらず良い。
途中のフレームが揺れまくりは多少
見辛かったけど・・。
TVでさへこれなら3Dだと気分悪くなったかも
とおもってしまいました。
ストーリーは今一つのできかな。
クローンだオリジナルだって少し混乱。
ストーリー破綻が叫ばれてますが
それほど気にはならなかった。
まあ、妥当なエンディングでめでたし。
最後のおまけはおいおいまだ作るんかい!
って突っ込みたくなるけど。
初回からファイナルまで良く頑張りました。
話題のローラあれだけ?
何か裏があるかと期待してましたが
最後まで無し。
メイドインジャパンへの敬意と商業的
タイアップ受け取りました。
何だかんだでハリウッドでの地位を確立した
作品だからして感謝の気持ちを込めて。
楽しかったよ、PWSアンダーソンカード。
お疲れ様でした!
頭がTウィルスにやられたのかな
アクション映画としてはそこそこ見応えはある
これまで全作見ているが3以降は全く記憶に残らないがアクション映画としてはそれなりの出来だった印象
故に新鮮な気分で視聴
ゾンビ映画の「うわっ出た!」が冒頭のみであとはスプラッターアクション映画
高層ビルを舞台に中世の防衛戦のような戦いや
ゾンビ犬との戦い、トラップはそれなりに楽しめた
アクション映画としてはそれなりに見れる
しかしながら前作からの設定が破綻してたり
オチがひどい、抗ウイルス薬はいいが、散布装置も何もないでパリーンと地面に叩きつけて世界救いました????
人類が5000人程度しかいないうえに時間が過ぎたら生存できる環境ではなくなる極限状態でそんな展開で世界救えるのか?
頭がTウィルスにやられたとしかおもえない
中学生でももっとまともなオチが考えられるだろう
エンドロール後のレッドクイーンの発言も意味不明
あと意味不明な配役となんの脈絡のない見せ場も最悪
ファイナル=どん詰まりとしては妥当か?
映画としてのコンテンツとしては完璧にオワコン
ファイナル⁉︎
なんだこれ
ゲームオーバー
日本発祥の人気ゲームを基にしたアクション・シリーズ、足掛け14年、6作目にして遂に最終章。
アリスの戦いに終止符が打たれる。
しばしばアメリカより興行が上回るほど日本では大ヒットしているこのシリーズだが、個人的にはもうすっかり興味も面白味も失ってしまった。
「Ⅰ」~「Ⅲ」は劇場で見たものの、「Ⅳ」「Ⅴ」に至っては全く話すら覚えていない。
でも一応最後だし、ミラ・ジョヴォヴィッチのクールなアクション(と、ローラ)さえ見てりゃ何とかなるだろうと思ったのが迂闊だった。
冒頭で簡潔に説明してくれても、何がどうなって今こんな世界観や設定や状況になったのかとか、アリスの行動の目的とか、まるでちんぷんかんぷん。
何とか話を抽出してみると…
Tーウィルスによる人類滅亡まで48時間。
人工知能“レッドクイーン”からTーウィルスを滅ぼす抗ウィルスがアンブレラ社のハイブにあると知ったアリスはラクーンシティに舞い戻るが…。
タイムリミットのスリルはそれほどハラハラせず、自分は何者かの問いかけや話の面白味はまず望めない。
アンブレラ社の目的、アリスの正体など、全ての謎が明かされる!…と言われても、ポカ~ン。
なので必然的にアクションを重視する事に。
このシリーズのアクションと言うとスローモーションが専らメインだが、本作は細かいカット割りの連続になり、スピーディーでスリリングに。
バイク・アクション、ガン・アクション、そして痛々しい肉弾戦…アクションの激しさはシリーズの中でも格別。
トラップだらけのハイブの中はゲーム感覚。
暗いシーンや目まぐるしいテンポで見ていて疲れるが、アクション面は見応えあった。
尚、空飛ぶポポカリムとやらはインパクトあるが特に脅威は感じず、アンデッドたちもすっかりエキストラみたいになってしまった…。
ミラはいつもながらタフでクールなアクション・ヒロイン。
が、他のキャラに関しては、クレアって何作目に出てたっけ?とか、宿敵アイザックス博士は死んだ筈なのに復活と言われてるけどそうなんだっけ?とか、キャラの背景が見えてこない。
だからどうしてもローラがどのくらい出番があるのかミーハー的に気になってしまうのだけど…
…うん、他の方々がすでに言われてる通り。
それでも中島ゾンビ美嘉よりマシ。アリスと共に戦う戦士…の大勢の中の一人だし。
いきなりハリウッド・デビュー作で大役貰える訳ないんだし、自らオーディションで勝ち取って人気シリーズに出れただけでも立派。
正直、最後の割りには感慨深いものは無いし、マンネリ化したシリーズを無理矢理終わらせたような印象。
でも、お疲れ様。
いずれ、リブートか結局またシリーズ再開ってなるだろうけど。
時代の終わり
バイオハザードザファイナル
監督ポールWSアンダーソン
監督はミラの旦那です。バイオの映画過去全部、監督か脚本をやってるみたいです。
では、簡単にいうとクソつまんないですね。
開始に映画会社とかの名前出てくるでしょ?そのあと本編入ってまた黒バックに同じ名前出てきてって。。もうちょい工夫してやー。今時さー。
そんで、どこからともなくアリス(ミラ)登場、ゾンビ登場、脅かして終わり。戦いながら会社名出したりとか演出できるだろ!!
ワッ!!!って子供にやってるだけだよこれ。クリーチャーも目新しいのもないし、暗くて見えないし。アクションシーンもチャカチャカ動いて見にくいし、古いし。
ストーリーはもうご存知のように、とっくにありませんので、延々と追いかけ回されて、ワッ!!!って驚かされて、ようやく最後の30分くらいで物語が始まり、さっと終わります。ほんとそれまでがいらねーー!!
結果、星はダントツの0でいきます(^^).
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でもね、不思議な映画体験だった。
ラストシーンですげぇ嬉しい気持ちになった(^^)この退屈で無駄な時間がついに終わると思って.
これ考えてみるとアリスも同じ気持ちだったのかも、無駄な戦いを延々と続けてたのはアリス達なんだよな。観客にも、ゾンビはもういいよ(-。-;って思わせる狙いの構成で、わざと目的を減らして無駄な戦いを増やした。.
としたら、つまらない演出も、このゾンビの世界の終わりと供に、バイオ映画というもう古い時代の映画も終わる!という宣言なわけだ。あからさまに意味がないシーンばっかりだもん。実際ほんとに終わって嬉しかったしね。.
まぁ、そのリスペクトふくめて0点でいく。
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