劇場公開日 2016年12月23日

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「無理やりラストへ」バイオハザード ザ・ファイナル MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0無理やりラストへ

2016年12月30日
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鑑賞方法:映画館

シリーズ第3弾から始まった無理やりなストーリー展開から抜け出すことなくラストを向かえた本作。アリスの正体が判明するなどファンとしては嬉しいこともあったが、冒頭からいきなりめちゃくちゃな展開であった。
前作の登場人物であるエイダやジルが出てこないのである。小説版では「V」直後の出来事が描かれているが、劇場版では生きているのか死んでしまったのか一切語られることは無い。やっと主要キャラが集結したかと思いきやこの展開。では第5弾は要らなかったのでは?と感じてならない。
ウェスカーがすっかり脇役に追いやられまさかの「助けて…」
思わず身を乗り出してしまうほどのあっけなさに思わず苦笑した。

それ以外はアリスのアクションなど見所は多数ある。このシリーズと言えばミラ・ジョボヴィッチのアクションのため、それを疎かにするはずは無いが、とにかく格好良さは健在なので私は満足出来た。

最後にコバルト役のローラだが、日本ではTVで「重要な鍵を握る役」なんて紹介されてたが、はっきり言って嘘だ。「どうする?」っていう台詞を喋って即死にしてしまう。普通に「ローラ綺麗だな。」と思ったものの、タレントがちょい役で出演した位で過剰に宣伝をするのはいかがなものかと思う。

Mina