オンリー・ゴッドのレビュー・感想・評価
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映画に何を求めるべきか。何を果たしてくれるものを映画と呼ぶべきか。映画と何処まで約束するべきか。映画にどうやって代償を求めるべきか。
ヨーロッパ、或いは北欧から眺めると
アジアとそこに住まう人々は
こういう感じに映っているンだよ。多分。
侮蔑も畏怖も不可思議も魅力も全て含めて。
こんな映画、一般の人は観てはイケません。
まず、映画にテーマなんか要らないし。
ここまで来たら
馬鹿に向かって馬鹿と言っても意味が無い事を
認めるしか無いよ。
「自分が観て楽しく感じられる映画、自分に評価出来る映画」の
選択を誤っておいて、それに気付かず
(当然本編でそれに触れる事は有り得ない)
自分の選択力の未熟さを晒すばかりか、
(中には、”鑑賞していて眠くなった”とハッキリ書いておいて
そういった己れの不手際を映画の所為にするという、
全く始末に負えない不貞の輩まで存在するヨーダ。)
いきなり
「映画は観客に何かを伝えるべきであり、
観客に理解して頂かなければならない。」
更には
「映画は観客に何かを伝えるべきであり、
観客は伝えられたことを(大抵、何通りか正解があるらしい。)
言い当てなければならない。」
墜には
「映画は観客に何かを伝えるべきであり、
観客に理解出来なくても観客にその責任は一切無い。」
挙句の果てには
「映画は観客に何かを伝えるべきであり、
観客に御理解頂け無かった場合、
観客は低い評価を付ける事によって
映画を罰する意思を表すべきである。」
などと・・・。
箇条書きにして大きめの文字で並べても
やたら丁寧に見えてしまうB5一枚が
手元にあれば映画一本それで済んでしまうじゃないか。
断罪の意味も含めハッキリ言っとくが、
これは、普段浮かれて呑気に馬鹿映画に
大枚注ぎ込んで浮かれて喜んでる連中の為に
つくられた映画では無い。
映画は観客に何かを理解して頂く為に
つくられる訳では決して有り得無い。
最近は、特典映像で監督やら俳優やらが
やたら下から御願いして来たり(日本語だったり?)
「何が言いたいのか」を説明していたりする事もあるが、
あれらは全て、リップサービス・方便・商い用語
「ありがとうございました。
これでまた新作がつくれるかも知れません。
その時はまた小銭を回して下さい。
勿論大金ならもっと嬉しいです。
毎度~!!」
でしか無いので、勘違いして真に受けたりすると
映画製作関係者が皆良い人に見えて来てしまいます。
感覚こそ全て!色彩万歳!
映画の中だけなら暴力礼賛!
映画の中だけなら悪徳警官とその一味とヤクザ一家最高!
子供向け正義のヒーローズなんかやっつけてくれ!頼むよ!
しかも、こんな映画、
何年に一本の、そっち系そっち向きそっち行きの映画だよ。
常人な部分を保ちたい気持ちが少しでも有るのなら
決して遅くは無い。諦めなさい。
ド~ップ~リヤ~リた~いヒ~トだ~け
ど~ぞ~ン、イラッしゃ~い、
ア~ンタ~もス~キね~え、
ね。ようこそ!
「変態の、変態による、変態のための、変態ワールド、変態王国」へ!
日常の生活こそ下卑た猥雑な小汚い泥灰汁に塗れたモノなのだ!
(あれ?ほめてる?わからん)
こんな映画全力でつくって全力でバックアップして貰えるなんて
レフンという変態はただの変態ではない!最高に強運の変態だとみた!
ゴズリングは片足突っ込んで表の世界へ帰ってったんだよね。多分。知らんけど。
ああ。
そいえばこの次の(・・・間に色々合ったらしいが)エルたんのが
カッキョいい。最高。最凶。
ゴーモンに気に入られたらしい。かな?
またその後スマーシて一般の映画に大忙しの
エルたんこそクルってる可能性大。
エルたんがクルっててクレたらウレしい的な?
クルッたんと改名させてあげる。
やたらとバイオレンス…
こんな作品だったとは…いくらなんでもこれは振り切り過ぎでしょ。
極端に少ない会話の中で、やたら間合いだけ長くて飽きてしまう。独特な雰囲気が一周回ってダラダラになってしまっているような。
やたら残酷だが中身はあるのか。テンポ良く描いたら、30分で終わってしまうのではないかと思うほどの、重い割には薄い内容。映画の芸術性ととらえても少々空回り感が拭えない。
映像は凝っているようだが、これも作品全体の暗さとだるさの中ではいまひとつ刺さらない。
下調べを全くせずに観てしまったので、ラストのテロップ「~に捧ぐ」にはびっくり。なるほど、そういう趣旨ねと、妙に納得。しかも後から本作監督は「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督と知り、さらに納得。どうりで…って感じだ。
いずれにしても、あまり後味の良さを求めた作品ではないのだろう。これは相当好み分かれる作品だ。
おいおい終わったぞーー!(誉めてる)
ライアン…なぜ出演したの?
マザコン全開!アートでバイオレンスな変態映画。
バイオレンスでエロティックで鮮烈な映画だった。
中でも、真っ赤な部屋で椅子に座り手を縛られた状態で自慰行為にふける美女を見るシーンは強烈。
ただの濡場かと思いきや、アート映画としての美しさとバイオレンスさを兼ね備えていて斬新だった。
何よりゴズリングが絵になる、それだけでもう美しい。
セリフやBGMも極力減らしているせいか、映像の中毒性がダイレクトに来ます。
ライティングの妙もあってか、ストーリーとかどうでも良くなるくらいビジュアルに持って行かれる映画でした。
強烈なマザーコンプレックス故、去勢された男性として生きているゴズリング。
その反動としての暴力への渇望。
横たわる母親の〇〇に触れるシーンには鳥肌が立ちました。
NWRの才能が開花した重要作
本作と共に、最近公開された『My Life Directed By Nicolas Winding Refn』も観てほしい。1時間程度のドキュメンタリーで、レフンの妻リヴが彼の作品『オンリー・ゴッド』の撮影裏を映している。
そのドキュメンタリーによると、彼は『ドライヴ』の成功による周囲から新作への高すぎる期待がプレッシャーとなって苦しんでいた。彼は『ドライヴ2』は絶対に作らない、その強い信念を持って製作に臨むも、やはり『ドライヴ』ほど成功しないのではないかという不安にフラストレーションが溜まり、些細なことでリヴと衝突する姿も垣間見えた。
『ドライヴ』という成功の呪縛に苦しみながら作り上げた本作は、「他者の意見なんてどうでも良い」という意志をもった、緊張感・エネルギーに溢れた凄まじいクライム映画になった。
空間を真正面から撮影した絵、オブジェクトと化した非人間的なキャラクタ(カラオケシーンでの警官)がシュルレアリスム的不安感、浮遊感を煽る。さらに、やはりレフン映画の代名詞の強烈な光のコントラストは本作でも健在。健在というより、『ドライヴ』よりもさらに強烈になった。
この映画の賛否は別れた。やはり『ドライヴ』よりも成功はしなかった。
それでも、『ドライヴ』の呪縛にもがき苦しんだ彼が作り上げた本作品は、彼の真の才能を引き出した。この後に続く問題作『ネオン・デーモン』で彼の個性はさらに爆発することになる。
私は万人受けする『ドライヴ』よりも、『オンリーゴッド』『ネオンデーモン』の方が彼の意志が良く見え、快作であると思う。
不穏感漂う怪作
凡人にはわからないかな?
結局白人銃だもんな。
主役は地元のおじさん
オープニングタイトルが英語じゃなかった(勘違いならすいません)時点でそんな気はしてたけど、この映画は「自分達の国で好き勝手に遊んでるダメ白人を成敗する市井の人」に喝采をする「アジアンエクスプロイテーション」映画なのだと思ってる。
白人にしてみると無表情で小柄なおじさんが死神のように思えてくるのでは無いか?
東南アジアで少年少女を買って、ドラッグに溺れてる外国人に鉄槌を下すシーンは拍手喝采かもしれない。
「なめんなよ外国人ども!!」映画
がっかり
いいね
どうしても『ドライヴ』と比べてしまうところがあるけど個人的には割と好きでした。ドライヴの好きだったとこは、昔からいくつも作られてるような単純なストーリーなのに新しさを感じたこととか、恋愛描写の斬新さとか。そうやって考えると今回はドライヴと同じようにストーリーはすごく簡単なのに、とてつもなく難解な映画ってとこが魅力でもあり僕があんまり好めなかった部分でもあったかな..... 幻想的なシーンとか一つ一つに意味はあるんだろうけどよく分からなかったです。 僕がこの映画が結構好きだったのはストーリーがどうこうとかじゃなくて、キャラクターが魅力的ですげえかっこよかったってこと。ゴズリングの無表情演技とか、タイマンシーンのガッツポーズのとことか最高だったけど、僕が特に好きだったのはチャン警部。映画的には悪役っぽい立ち位置ではあるんだけど、やってることはどうみても正義だしっていうね笑 手持ちのドスで容赦なく腕切るシーンはほんと震えたし、ラストのカラオケシーンも良かったです。 世間的には賛否両論だし、よくわからない映画だったけど全然嫌いじゃなかった。
はあ…
まるでオフィス○野作品。
まず、最初から、最後まで何が何だか!
まるでオフィス○野作品だなと感じていたけど…思い切りセリフを抑えたキャストの演技力が見もの、色で表す感情、身体の一部で表す表現。
結局、誰が良くて誰が悪い⁉全員悪人だっ‼あっやっぱりアレだ。
観たら楽しい、観なくても損はないか‼
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