あの頃、君を追いかけた(2011)のレビュー・感想・評価
全12件を表示
・下ネタが多く、その度に冷める。
・内容が薄く、二時間もかける作品なのか疑問に感じる。
・しかし、このエンディングを盛り上げるためには仕方ないのかもしれない。確かに。エンディングでは涙するし、鳥肌がたち、目頭が熱くなる。
・ただ、このような「エンディングの為の作品(序盤と中盤を前振りにしてエンディングに全力投球しているような作品)」は、それまでの道程がそれなりに良くなければ繰り返して見ようとは思えない。
かなりのネタ路線。でも切ない。
YOUTUBEで主題歌を聞いてから、ずっと気になっていた作品。
おちゃらけた高校生男子目線で話が進むのでとても面白い。
両片思いがとにかくもどかしくて、パラレルワールドの結末だったらいいのにと思った。
夢が叶うのは才能のある者じゃない→
老人の私にとっては、青春時代の甘酸っぱいストーリーを見るとなぜか切なくなります。
この映画、もしハッピーエンドだったら、星5つをつけたいところ。ただ、映画的にはハッピーエンドにするのだったら、そこに至るまでの2人の関係が、大波乱の紆余曲がないと締まりのない映画になってしまったかもしれない。
個人的には、高校時代の部分をもっと長くして欲しかった。特に、彼女が彼に勉強を教えるエピソードをもっとみたかったな。
<印象に残ったセリフ>
-彼女の女友達がブロガーで成功したことについて-
コートン:
結局、夢が叶うのは才能のある者じゃない。
最後まであきらめない者だ。
もどかしくてせつない話にキュンキュンする
原作の著者(本作の監督)の実体験をもとにした物語。台湾といっても同じアジア。メンタリティが似ているのかもしれない。かなり共感できるエピソードばかりだった。
とにかくミシェル・チェンが可愛すぎる。友達全員が彼女を好きになるのもわかる。彼女と主人公のコートンが近づいていくエピソードからキュンキュンしてたのに、高校卒業、大学進学と進むにしたがって、もどかしさとせつなさがどんどん強烈になっていく。でも実体験から来てる話だからなのか、思い通りにはいかないまま終わってしまう。それがリアルな感じがしてまた切なさを増す。泣いたりはしなかったが、とてもいい話だった。
意外だったのは80年代の洋楽や、日本のマンガが数多く登場すること。タイトルはStevie Wonderの曲から?だし、Air Supply の名前が出てくるし。さらに井上雄彦の名前が出てくるなんて面白かった。
今回レビューを書こうとして気づいたのだが、日本でリメイクされてたのか。日本でどう作られたのか気になる。
安っぽくね?
評判の青春映画だから期待してたんだが、安っぽい飲料CMを長編に伸ばした感じ。
●自分のかわりに罰を受ける男の子…だけど本当は自分が悪いんですと名乗り出ないヒロインって、その時点で萎えるんだけどな。しかも教科書忘れただけって幼稚な理由。こういうのは国民性か?例えばヒロインが周りにどうしても言えない理由を抱えていて、男の子だけがその理由を知っていて救う…とか。丁寧に描けばいいのにところどころ雑で安易でダサい。
●他の男仲間がまったくの添え物。序盤で個性的な面々を紹介したわりに機能してない。てっきりコイツらの恋のさやあてや、友情を描くのかと思ったら何も起こらない。
●いわゆる普通の話だよな。その普通の話をドラマティックに…というわけでもないので、居酒屋で聞く他人の退屈な恋愛話でしかない。
●国民性か?なんでこんだけやっといて付き合わないの?
●クリスマス設定なら、ちゃんと背景考えて。ヒロインのモコモコ衣装が暑苦しい。
●ヒロインが女友だちにささやいた意味深なセリフ…ひっぱった割に普通。だから?
高評価なのが意味わからん。
ノスタルジー
終末期の患者を看取る施設で長年働いてきた医師が、
死を覚悟している患者にアンケートを取ったそうな。
その中に「今までの人生で一番後悔していることはなんですか?」
という質問があって、とても多い回答が
「あのとき、想いを伝えられなかったこと」
だそうな。
確かにな、と。
この映画を見てその話を思い出した。
あの頃の青春よ、ありがとう。
Blu-rayで鑑賞(字幕)。
リメイク版で感動したのでこちらも観たくなりました。
リメイク版では本作の殆どのシーンを完全再現していたんだなと思いました。アングルと言い、場所と言い、日本版は本作への高いリスペクトの元につくられていたんですねぇ…
国は違っていても、若者のやることは大して変わらないんだなと思いました。だからこそ共感出来るし、面白いと感じる。
台湾の世相と共に描かれる彼らの青春とその終わり。女子は早く大人になり、男子はそれを追いかけるしかない。確かに…
リメイク版で違和感を生じていた場面も本作ではしっくり来ました。卒業式は夏なのか、と…。だから海で遊べるわけか。そのシーンもアオハル感がすごくて、岸壁の会話もいい。
泉のように沸き上がっていく甘酸っぱい気持ち。はち切れそうなのに、なかなか告げられない想い。青春の熱さと儚さは万国共通なのかもしれないと思いました。
肝心なところで不器用さと臆病が顔を出してしまうもどかしさに胸が締めつけられました。想いは通じ合っているのにすれ違う。青春ってこう云う感じだったなぁ…
チアイー役のミシェル・チェンがかわいい。齋藤飛鳥とはまた違った魅力がありました。当時すでに28歳なのにちゃんと高校生に見える童顔、そして醸し出される聡明さと透明感。
こりゃみんな惚れてしまうのは当然。コートンに惹かれていく表情がまた上手いのなんのって。素晴らしい演技でした。
ふたりを照らす満月の下、「恋してくれて、ありがとう」。心の奥に沁み渡りました。とても美しいシーンでしたし、そうやって言われただけで、何かが解れていくようで…
あの頃はなんて素敵な時間だったんだろう。当時の想い出を大切にして、これからを生きていきたいと思えました。折々で見返したくなる作品に出会えたことに感謝です。
[余談1]
ストーリー的にはリメイク版と大きな差異はありませんでしたが、思春期男子特有の性欲の強さについては本作の方が描写がストレートでした。そしてめちゃくちゃポップな演出に笑いました。授業中に抜き対決したり、寮の部屋で一心不乱に乱発したり…。日本のAVを回し観していたとは!
[余談2]
エンディング・テーマが流れ始めた時、「どこかで聴いたことがある曲だなぁ…」と思ったら、GReeeeNの妹分ユニットである、whiteeeenが日本語でカバーしている曲でした。
ジンジンバオヂュオニーとは「君を強く抱きしめる」と云う意味だと知りました。オリジナル版もリメイク版も、エンディングが醸し出す余韻がエモすぎるんだよなぁ…
※修正(2023/04/27)
あの頃
あのひと言があれば、
ああしていれば、
今とは違う結末になっていたかもしれない。
少しずつすれ違っていく
2人のラストにほろっとしました。
日本の漫画原作のキラキラ映画はもう懲り懲り!
こういう映画がいいです!
久しぶりにきゅんとしました
良い雰囲気出しました
作者自身の体験を書いたストーリー。学校でちょっと尺度を超えたシーンもありましたが、あくまでも男子の目線で描いたシーンです。
伝わぬ想いは、最後の結末で挽回しました。初恋は1番美しくせつないです。
退屈だった
人生の流れを追っているいるだけのようなストーリーがつまらなくてしんどかった。画面に描きこみをいれる演出もださい。
ヒロインの女の子がすごく普通で、現実的で等身大で、クラスにいたらきっと好きになってしまうのだろうけど、映画として魅力は感じなかった。
主人公や友達がオナニーをやたらとして、踏み込んだ表現のような気もするのだが、それほど性欲の本質やどうにも突き動かされる情動のようなものは描いておらず、表面をなぞっただけのように感じた。
主人公が大学の寮で格闘大会を開いた結果振られてしまう。あり得る感じなのだが、面白味は感じなかった。
当時の台湾の若者に日本文化が、特にAVで深く影響を及ぼしているのがうかがえた。
嘘でもいいからもっとキュンキュンしたかった。
最後10分号泣!最高にセンスいい。
アジア映画好きにはたまらん♡久々にセンスのいい作品に出会ってしまった感動。
台湾作品、最近すごく良くって、でもここまでは期待していなかった現実。
青春ものなんでしょうが・・決して手を抜いていない。ストーリーも飽きさせない。キャラクターの生かし方抜群ですごくいい。
劇中の音楽も良くって、最後10分は音楽を追いかけて映像がついてくる感じ。
音楽+シーンですっかり「泣かせモード」にさせられる。
そして台詞も良かった
「大バカ」 や 「幼稚」
10代だからこそ許される感があって
彼女に何と言われようと男たちは全力なところが実に青春。
キラキラ感がハンパなかった。
カメラワークも面白かったです。
いろんな目線で見せてくれるんで、そこもセンスを感じます。
劇場で逃したのが後悔・・・
でもDVDでも楽しめました。
おススメの作品です。
アジア映画免疫ない方でも楽しめますよwwww
全12件を表示