「深い。面白い。人が本気で生きること、人の強さを考えさせられる良作ドキュメント。」映画「立候補」 NAOたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
深い。面白い。人が本気で生きること、人の強さを考えさせられる良作ドキュメント。
半信半疑で鑑賞しはじめましたが、観て悔いまったくなし。むしろ出会えてよかった。
ただの選挙映画ではなく、人が生きるということ、自由ということ、強さ。
色々なことを本気で考えさせられるドキュメンタリー。
登場人物の行為が突飛で、マナーやモラルに観点をおいて鑑賞する方には向いていないかも知れない。この作品の本質は、そんな表面的なことじゃなく、もっと深いところにある。
是非、「あたりまえ」「一般的」「空気読め」といった、『多数派の安心感』に疑問を抱きながら観てほしい作品です。
HPにある以下のメッセージ。
「負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ。」
「あなたはまだ、負けてすらいない」
この言葉の意味が、この映画を見たあとに心に響きます。
泡沫なのは、俺だった。
本当に強い人間でありたいと思わされた映画でした。
DVD出たら買います。名作!
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負けるとわかって無駄なことを何故してるのだろう?
という当然の疑問を多くの人が持ってると思うんですが、
選挙ごとに毎回登場する泡沫候補。
その答えはわからないかもしれないけれど、
彼らが生半可な覚悟ではないことがわかるドキュメンタリー映画。
ニコニコの上映会では、最後に5択のアンケートを取るんですが、
「1とても良かった」が87.45%でした。
途中で中だるみもありますが、現実を繋ぎ合わせた編集なのに、
最後はドラマチックになっていて、「1」を押す気持ちがよくわかります。
田原総一郎 ジャーナリスト
「しつこい。しつこいほどに深く対象者を捉えている。良し。」
佐々木俊尚 作家・ジャーナリスト
「政治家とは何か。私たちが政治家を選ぶとはどういうことか。
深く深く考えさせられた。われわれの社会に刃を突きつける、驚くべき傑作。」
近藤芳正 俳優
「とにかく面白い!!あれやこれやと引き込まれ、最後は涙流す自分にびっくり!?」
松江哲明 映画監督
「バカにするがいい。その分、感動に撃たれるから。」
矢田部吉彦 東京国際映画祭プログラミング・ディレクター
「爆笑と驚嘆の果てに、民主主義の光と影が現出する
恐るべき人間ドラマだ!日本人必見。」
佐藤嘉洋 WKA世界ムエタイウェルター級・WPKC世界ムエタイスーパーウェルター級王者
「マイノリティとマジョリティについて深く考えさせられた作品。
観終わった後、一人で唸った。」