スター・ウォーズ フォースの覚醒のレビュー・感想・評価
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過去作のリメイクに見えるのは何故か。
どうもこういう世界観だと観る人の観え方もシンプルになりがちで、過去の焼き直しと言われがちだが、これには意味がある。
フォースの流れは輪廻する。
オビワンの苦しみをルークが味わい、ベイダーの苦悩をカイロ・レンが味わう。
そしてその流れに逆らいきれなかった父と母たち。
その世界を見つめ続けるR2D2。
スターウォーズというヒーロー映画が実は悲劇の繰り返しだと気付いた時、ソロとレイアの抱擁に涙せずにはいられなくなるはず。
「我が家に帰ってきた」
と口にするハン・ソロとチューイの姿が感慨深くなるはず。
そして、最後のルークが無言なのも分かるはず。
時を経て、あの世界の続きが体験できる事に感動せずにはいられません。
映画としてみれば突っ込みどころ盛りだくさんですが、スターウォーズとしてみれば傑作でしょう。
是非劇場に足を運んで欲しい映画です。
旧キャラ最高!
ディズニー提供の新たなる物語
映画の最後まで自分が観ているのは本当にスターウォーズなのかなと感じながら鑑賞しました。
まずオープニング。作品の権利がディズニーに移った事でお馴染みの20世紀フォックスのファンファーレが無いのに拍子抜け。まぁこれはいたしかたないにしても、もろもろいつもとは違う感じに戸惑いながらの鑑賞が進んでいきました。
確かに旧シリーズのメンバーも惜しげもなく登場し、ファルコン号やXウィング、タイファイター等もビュンビュン飛びまくり、過去のシリーズのオマージュ(特にエピソード4)も所々に導入され、スターウォーズらしさをこれでもかと見せてはくれてました。
当然の事ながら本作は新しいスターウォーズな訳で僕のよーな古くからのファンはこの新しさを受け入れられるかどーか、そこがポイントになっていました。
新しいメンバーは悪くなかったです。レイもフィンも期待どーりだったし、特にフィンとポーダメロンのコンビは息がぴったりで今後の2人の活躍に期待したくなりました。
新たな悪役となるカイロレンも、まだまだ心の葛藤が見受けられ、完全にダークサイドに堕ちきってないあたりのキャラ設定もよかったです。
JJのいつもの暗くて重厚な画質にはそんなに違和感はなかったものの、クリーチャーやメカのデザイン等は少しスターウォーズらしくないかなと個人的には感じました。
他によかったポイントと言えばファルコン号の登場シーンでしょうか。これはもう号泣でした。
あとこれはJJの演出によるものなのか、キャラクター同士のやり取りの中で程よくユーモアがまぶされていたのも好感が持てました。
そして新キャラのBB-8、もう最高でした。おもちゃ欲しくなりました。
気になったのは、やはりストーリーが30年飛んでいるので、その間にあった話はこっちとしては知らない訳なので、スノークってどっから出てきたのか、レイは何でフォースを持っているのか、見終わった後にファン同士で語りたくなる要素があるあたりは、らしい所でしょうか。
しかし何と言ってもルークが引きこもりになってしまったせいで、カイロレンが野放しになり、結果ハンソロが死んじゃったとゆー話はちょっとどーなのかぁと。レイアはルークを恨まないのかなと、今後の展開大丈夫なのかなと心配になりました。
最終的には自分にはスターウォーズのキャラクターをゲスト出演させたそこそこ楽しいSF映画だという印象を受けました。今作がこれまでのスターウォーズシリーズの1本に仲間入りできたのかどーかは、何回か繰り返して観る必要があるのかもしれません。
自分は初めてスターウォーズを観た時に人生を変えられるくらいの衝撃を受けました。
本作でスターウォーズを初めて見る人が同様に感じる事ができるのでしょうか。もちろん過去の作品とは公開当初の時代背景や映像技術も異なります。
ただ個人的にはスターウォーズにはいつの時代も特別な存在であり続けて欲しいなというのがファンとしての願いですが、果たして本作はそこまでの存在感を出せたのでしょうか。
まぁまぁかな。
ふつー
これぞ観たかったスターウォーズ
これはやられた!
今回は字幕で見ました。
やっぱり上映前まで期待感は高かったと思います。しかし、いざ始まると思ったことが「これはスターウォーズじゃない」でした。フィン役のデイジーリドリーやフィン役のジョンボイエガは新鮮味があってかなり好感が持てました。しかし、旧キャストは今回いらなかったんじゃないか思います。やはり30年ぶりに出演するとなると俳優としてのキャリアが重要になってきます。その点ハンソロは良かったもののレイアやルークは普通の人にしか感じませんでした。
今回のスターウォーズは、ほぼストーリーはEP4のパクりみたいなものでした。そこが一番残念でした。
公開されると分かってから3年間楽しみにしてましたが、この残念感はとても拭えません。
やはりスターウォーズはルーカスが作らないと(笑)
不満を言うと止まらないのでやめます!
しかし個人的にはレイやフィンはとても好きだったので好きだったのでEP8の監督がJJエイブラムスじゃないため、期待したいと思います。じゃないとスターウォーズファンとしてやってけません☆〜(ゝ。∂)
10年ぶり!
感無量!
にわかでも疑問
自分はエピソード1-6しか観てないにわかファンですから憤慨するのも申し訳ない話ですが、これは続編と言っていいのかってくらいエピソード4とクリソツな展開でした。
いや
いいならいいんです!
普通に面白かったんだけど
スターウォーズ作品は自分が小さいときに影響を受けた大作なので、今回新たな3部作が作られることとなったときはとても感動しました。そしてとうとう待ちに待ったエピソード7。自分の期待度も最高潮に達し、期待をもって観ました。
映画の感想としては普通に面白かったと思います。やっぱりスターウォーズの世界観は特別なものがありますね。
ですが、昔から観てきたので少し厳しめに見るとすると、世界観は同じはずなのに何か観ていて違和感がありました。スターウォーズなのにスターウォーズっぽさがなかった気がします。
1つ目として、カメラワークなどの映像を今までと比較してしまい、新しい監督の映像を受け入れにくくなってしまっている点(監督が違うのでこれは仕方ないと思います)。
次に、初めての登場人物がフォーカスされ過ぎて昔の登場人物の存在感が無さすぎたことによるスターウォーズ感のなさ。まぁこれは年齢のこともありますので仕方ないと言えば仕方ないかと。ハンソロ、レイア、ルークいなければもはや別の作品になりかねないです。
3つ目に、ハンソロと息子のシーンにいっさい感情がこもらなかった点。展開が読めてしまう。「あーやっぱりか」ってなってしまった。そのあとの展開もあっさり過ぎる。なんか全体的に軽かった。
4つ目、ファーストオーダーボコられ過ぎな点。あんなに強くて恐かった帝国軍があっけなさすぎる。星を滅ぼす力を持ってたにも関わらず、あのボコられ方は納得できないです。もう少し敵としてかっこいいとこ見せてほしかった。
5つ目、カイロレンが微妙。ベイダーの後継者となる登場人物ですが終止情緒不安定で、顔もイマイチで、レイに圧倒されおどおどするところなど見たくないところが多かった気がします。8からのカイロレンに期待です。
というわけで今までのスターウォーズ作品と比べて監督が違うことによる違いが目立った作品だと思いました。
今までと比べなければ、この作品は面白いと思います。決して嫌いではないです。
ただ、昔のインパクトが大きすぎてかすれてしまったというのが正直な感想です。
最後に、エピソード8,9は今回以上に面白くなると確信しています。
フォースとともにあらんことを。
レビュー見ていただきありがとうございました(^^)
ディズニー製作の新しいサーガ誕生
二時間を超す大作。2本分の内容を盛り込んでいる。2回目を見て、あらためて筋を理解するところもあった。ルーカスフィルムを買い取ったW.ディズニー社による新シリーズの開始だ。もともとG.ルーカスは、ディズニー好きだったとか。今回のエピソード7は、エピソード4のリメイク的な要素がふんだんにある。ただし、もちろん新しい要素も多く用意されている。その代表格は、アナキンの孫にあたるカイロ・レンだろう。このカイロ・レン、ハンサムなのだが、悪の手先に落ちているのである。なぜそうなっちゃったのかまるでわからないので、共感しにくい。ハン・ソロを憎むように洗脳されたものと思われる。一方、ファーストオーダーからレジスタンスの側へ転職?したフィン。フィンもどうなるか分からないところで終わってしまった。別格で、砂の惑星の住人美少女戦士レイ。エピソード1を彷彿させるレイの境遇だが、レイの本作での成長と活躍は並々ならぬものがある。及び期待できるのがドロイドのBB8。男たちがなんか頼りなく、女性とロボットに頼るしかないこの現代を象徴しているような今回のストーリーだ。マックス・フォン・シドーの役回りがいまいち分からない。今後もあるのか。
それにしても大作である。シリーズの開始は1977年。38年もたってようやく7作目なのだ。40年たっても9作全部終わらない。戦闘技術や、航空機、宇宙開発など映画と映画技術の進歩とともに現実の世界も変わりつつある。ただしさまざまな異星人たちとの交流や団結など、ありえてもずっと先の話だ。すべては若きジョージ・ルーカスとルーカスフィルムの創作、ファンタジーである。とにかく気長に次回作の公開を待ちたい。
満足…というより寂しさが。。
1本の映画としたら素晴らしかったし、面白かった!
…でも何か、物足りない。
この気持ちは何だろう。
これまでの作品全てにあった、毎回想像を超えた舞台設定や映像、キャラクター、衣装など、次から次へと新しいものがあり、観ていてワクワクがどんどん高まってくるあの感覚。
今回それを感じたのは、レイの登場とBB-8だけだったかも。レイのキャスティングは本当に素晴らしい。
スターウォーズそのものを彼女から感じる。
戦闘シーンはよりリアルになっていたが、逆に他の映画を観ているようだったかな…他のシーン、設定もこれまでと同じようなものが多かったような…
ジョージルーカスのスターウオーズは、もう観れなくなったんだな、という気持ちにもなり、少し寂しさも感じました。
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