「どうやっても批判が生まれてしまう運命(さだめ)」スター・ウォーズ フォースの覚醒 Kei6さんの映画レビュー(感想・評価)
どうやっても批判が生まれてしまう運命(さだめ)
過去作と似た事をやれば「焼き直し、媚を売っている、劣化版」と言われ、新しい事をやれば「これはスターウォーズでは無い、スターウォーズでやる意味がない」と言われてしまう。
創造主のルーカスがEp1、2、3を作っても批判が出てることからもしルーカスがEp7、8、9を作っていても批判は生まれたであろう。
だが正直ルーカスの作ったEp7、8、9が観てみたいと思ってしまう….
賛否ある作品だが自分なりの良い点と悪い点両方を挙げてみる。
☆良い点☆
カイロ・レン
クロスガードライトセーバーかっこいい!燃えている様な刃も今までに無く新鮮。マスクとローブもかっこよく、NEWベイダーに恥じないルックス。
マスクを外した姿もダークサイドとライトサイドの間で迷いのある瞳がカイロレンと言う存在を良く表している。
レイ
若く美しくも芯の強さを感じさせる。
女性版ルーク・スカイウォーカーにレイアの要素が混ざった様な現代の主人公にピッタリな配役。
ポー・ダメロン
ハン・ソロな空気感も感じさせつつ、正義感もある良いキャラ。専用の黒いXウィングもかっこいい。
BB-8
新マスコットドロイド。雪だるまの様な形でこんな形のメカを良く思いつくなと感心。ポジションはまんまR2。ピポピポ音もR2の様に可愛い。
過去キャラの登場
やはりテンションが上がる。ハン・ソロは年をとってもスマートで渋みが増してかっこいい。
★悪い点★
カイロ・レン
あまりに弱過ぎる。初めてライトセーバーを持ち修行もした事の無いレイに負ける。キレて物に当たる小物。マスクの意味が特に無い。ベイダーはどっしり構え、強かった。マスクにも意味があり、ルックスと共に呼吸音も彼の象徴だった。なぞり過ぎると同じになり過ぎるからあえて逆のキャラでいったのだろうけど、事前情報からNEWベイダーとして強いヴィランを想像していたのでがっかり。
レイ
カイロ・レンと違って強すぎる。ルーク、アナキンですら修行を始めるには遅いと言われたのに初めて手にするライトセーバーでカイロ・レンに勝利。
そもそもなぜライトセーバーを託されたのか。
後のエピソードで明かすつもりなのだろうが、現時点で理由が無さすぎて不自然。
ミレニアムファルコン
スターウォーズには欠かせない宇宙船だが、出て来方がご都合主義過ぎる。
Ep1〜Ep3には登場せずともスターウォーズを描けていた。
魅力的な新キャラを創れているのだから、新しい宇宙船を出して欲しかった。
キャプテンファズマ
パンフレットの表紙になったり、公開前トルーパーのリーダーと紹介され期待したものの何もせずダストシュート行き。
ポンコツで可愛いので逆に良い点かも。
ドロイド、異星人
Ep1〜Ep6に比べて少なく感じた。
総評
結果Ep4の焼き直しとなってしまう。
新鮮味はなかったがCMでクロスガードライトセーバーを見た時は、Ep1のCMでダブルブレードライトセーバーを見た時と同じ興奮を与えてくれた。
カイロ・レンは賛否あるが(否多め)私好きです!
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