東京難民

劇場公開日:2014年2月22日

東京難民

解説・あらすじ

若手俳優・中村蒼が大学を除籍されホームレスへと転落していく主人公を演じ、格差社会の現実をリアルに描き出すドラマ。福澤徹三の同名小説を、「半落ち」「ツレがうつになりまして。」の佐々部清監督が映画化した。どこにでもいるごく普通の大学生だった修は、授業料の未払いを理由に、大学を除籍される。父親が借金を抱えて失踪したため、家賃も支払えず、ネットカフェに泊まりながら日払いのバイトで食いつなぐが、ある日、だまされて入ったホストクラブで働くことに。ホストの裏側を見てしまった修はその世界から抜け出すことができず、若くしてホームレスにまで転落してしまう。

2013年製作/130分/R15+/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2014年2月22日

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(C)2014「東京難民」製作委員会

映画レビュー

4.0 背筋が伸びる映画。

2014年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

金を稼ぐことや生きていくことは甘っちょろいものではない、ということを再認識させてくれる映画。
最近、仕事に対してグチばかりで真摯に対峙してなかったが、おかげで初心を思い出した。逃げずに正面から現実に向き合わねば、すぐに落ちてしまいかねない、と背筋が伸びた映画だった。

大学時代の描写がまんま自分のときとオーバラップした。
ほんと、世の中をなめきった世間知らずの甘ちゃんだったなあ。

年齢問わわない映画だが、特に高校生や大学生、就労して間もない若い人にお奨めです。

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momokichi

5.0 定年まで「ぼーっとした」人が多いよね。

2023年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

大学時代にこれだけの経験をしたのは大変良かった、と思わせる内容。なんとなく大学を卒業して、会社に入って60歳までぼーっと生きて、61歳になって気がつくと、この主人公の急転の目に合う方が多すぎますよね。
まあ、定年後は金が少しはあるのでここまでひどくはないですけど精神的には同じか、それ以上のショックですよね。見ている方が、滑稽すぎてみっともないことこの上ないですね。
61歳のおじさんがハローワークに行って「私の特技は大企業の部長です。どうしてもというなら中小企業の役員、部長をやってあげても良いです」という話がジョークでない日本です。本気で言っているのです。
人間ならどんなに転んでも、自分の手と頭の中には生きていくすべを複数持っている、というのが必要ですね。
「課長と部長しかできない井の中の蛙以下のおびただしい数のおじさん達、おばさん達、これから長い余生をどうやって生きていくの?」という、かなり映画からは飛んでしまった感想を強く持ちました。
映画は素晴らしかったです。

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HAL1953

3.5 そんなに悪い話ではない

2021年9月5日
スマートフォンから投稿

悲しい

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ココ

4.0 よく見て欲しい。簡単なサンプルケース。

2021年5月23日
PCから投稿

この映画をよく見て学んで欲しい。
落とし穴だらけの社会。
周りに知り合いを作って欲しい、小さな違いを認めあって欲しい。
小競り合いが誰かの利益になる。
自分だったらどうするかを考えて欲しい。

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