「短調だと『懐かしい味』、長調だと『陽気な味』になる。」ムード・インディゴ うたかたの日々 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
短調だと『懐かしい味』、長調だと『陽気な味』になる。
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映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」
(ミシェル・ゴンドリー監督)から。
う~ん、私には、設定がなかなか理解できなかった作品、
まずは、第一印象を記しておこう、と思う。
そのうえで、気になったシーンを思い出すと、
物語の前半に「カクテルピアノ」という楽器?が登場する。
演奏の強弱に合わせて、オリジナルのカクテルが作れる仕組み。
「分量は『音の長さ』で。
短調だと『懐かしい味』、長調だと『陽気な味』になる。
強音ペダルは、泡立てた卵だ。
ホットな演奏だとオムレツになるぞ」・・
まったくくだらない、と思いながらも、しっかりメモをして、
こんな機械(楽器)があれば、一度は飲んでみたいな、と
思ってしまった自分が、可笑しくてたまらなかった。
「猫ふんじゃった」なら、どんなカクテルが出来るのだろうか、
「ビバルディ・四季」は、季節によって味が変わるのかな?
そんな想像が膨らみ、けっこう楽しめた。
ただし申し訳ないけど、やっぱりこの作品を映画化して、
監督は何を伝えたかったのだろうかはわからなかったなぁ。
そんなところも「フランス映画」らしいけど・・。(笑)
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