フローズン・グラウンド

劇場公開日:2013年10月5日

フローズン・グラウンド

解説・あらすじ

12年間に24人以上の女性を拉致監禁、殺害したロバート・ハンセンの実話をもとに、犯人逮捕に執念を燃やす警察官と殺人鬼ハンセンの攻防を描いた犯罪ミステリー。1983年、米アラスカ州アンカレッジ。娼婦のシンディは、ボブ・ハンセンという男性客にモーテルの部屋で殺されそうになったところを逃げ出し、警察に駆け込む。しかし、ハンセンは模範的な善良市民で、地元警察は娼婦と客の単なるトラブルとして問題を解決しようとする。同じ頃、身元不明の少女が無残な遺体となって発見される事件が起こる。アラスカ州警察巡査部長ジャック・ハルコムは、最近連続して見つかっている変死体と同一犯ではないかと疑い、調査を始めるが……。警察官ハルコムにニコラス・ケイジ、殺人鬼ハンセンにジョン・キューザックが扮する。

2013年製作/105分/PG12/アメリカ
原題または英題:The Frozen Ground
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2013年10月5日

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(C)2012 GEORGIA FILM FUND FIVE, LLC

映画レビュー

3.0 トナカイが歩いている町

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

 州警察巡査部長ジャック・ハルコムと18歳の娼婦シンディとのやり取り。過去の行方不明少女と今回の接点でもあると同時に唯一の生き証人であることから、親身になって彼女に接する。ようやくハンセンを尋問し始めたハルコムだったが、シンディにカンすること以外の過去の事件に関しては物証が得られずすり抜けられる。

 ニコラス・ケイジとジョン・キューザックの対峙が一番の見どころではあるけど、注視したいところなのに手ぶれ映像によって集中力が途切れてしまった。やっぱりシンディの証言に頼るしかない。頑張れ!シンディと応援したくなる終盤。やっぱり、レイプや拉致監禁だけでも懲役99年になるとほのめかしたところでハンセンの心が揺らいだんだろうな・・・

 エンドクレジットでは犠牲者の写真などが映し出され、悲しさに打ちひしがれた。見終わってからロバートハンセンを調べてみたら、映画よりも詳細に経緯が書かれていてビックリ。ついでに実在したシリアルキラーの項目まで・・・凄いわ、アメリカ。

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kossy

1.5 んー、

2025年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

まあ、「実話」で怖い話だけど、映画としてはイマイチな感が。
グダグダというか間延びというか、途中まで見てたら「このあとどうなるんだろう」とは思うしハラハラなとこもあったけど、個人的には、とにかく「あの女の子は、なんでそんなに自滅したがるのか」とも感じて共感も同情もできなかった。

保護されるならされるでおとなしくしてればいいのに、逃げ出して、で、また追われて、とか、なにがしたいんだか、と。

それも実際にあった展開なのか、なんだかなあ、というかんじだった。

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みけい

3.0 アラスカにも殺人鬼って醸成されるものなのね

2025年6月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

殺人鬼逮捕に向けた実話ベースの話。序盤、誰が誰だか分からないうちに話が展開されて、???ってなってるうちに徐々に話が一本化してきて分かるようになってくるが、今度分かってきたらそれはそれでイライラする展開が続く。80年代序盤の話とはいえ、基本、みんなアホでイライラする。感情としてはマイナスからゼロになるだけ。

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マルボロマン

3.0 グダグダは実際の事件を元にしたからか

2024年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ニコラス・ケイジが主演なので期待したが、
なんとも中途半端だと思っていたら 実際にあった事件を元にした映画らしい。

出てくる市警がなんとも無能で、
先入観で決めつけて まともな捜査をせず、
重大事件を見過ごす典型的なお役所仕事。

ニコラス・ケイジは州警察勤務で、
市警からの内部告発で送られてきた 一連の調書を元に しぶしぶ捜査を始めると、重大な事件が隠れていることに気付く。
つまり、実際に十数人犠牲者が出ていたのに、
犠牲者が娼婦だということで 警察は本気で事件に向き合わなかった、という事のようだ。

証言者の保護が必要になった時など、
主人公の自宅に連れ帰った件で家族と揉めた挙句、いたたまれず出ていく展開になるが、これは脚色だろうか。
警察なら宿泊先など 困らないだろうし、なんなら署内にも宿泊場所はあるはず。
ここら辺は 家族内のドラマを描き、証言者が何度も危険な目に合う展開なので、映画で盛っているとは思う。
にしても、ラストは捕まりこそすれ、スッキリしない結末だった

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ビン棒