TOKYO TRIBEのレビュー・感想・評価
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監督の肉リズム ♪
園子温監督が新しいスタイルの映画を作りだした!
ミュージカルとオペラが別のくくりになるのなら、このスタイルにも新しい名前をつけなきゃね♪
内容は、相変わらず『血しぶいて』ました。ハイスピードで人が殺されていく中で私の心を捕らえたのが『叶美香』様!
彼女はピカイチ!でした。
むくつけき男達や薄い肉付きの小娘達が、ネズミの様に殺陣を繰り広げる中
美香様のゆったりとした動きが
なんとも美しい……
甘い肉の重みを感じます。
実写ルパンの不二子ちゃんに
この重み、欲しかったな~
でもDVDで『愛のむきだし』を観たばかりなので評価は少し低めにm(__)m
ひょっとすると商業的な苦悩があったのかな~と……
宣伝ポスターの誰も彼もを詰め込んで『誰の何の映画だか?』な部分に、それを感じたりして( ̄▽ ̄;)
映画館の予告フィルムで動いている彼らを見て初めて「これみたい!」と思った位ですから……
暴力と性描写の応酬。振り切っていて、逆に清々しい。
【賛否両論チェック】
賛:何も考えずに観られる。割と救いのある、スカッとする終わり方なのもイイ。
否:「必要?」と感じる性描写が繰り返される。ラップのミュージカル調で進む展開も、好みが分かれるところ。
構図は複雑ですが、割と何も考えずに観られます(笑)。ミュージカルテイストのラップに好みは分かれそうですが、慣れてくると意外とアリです(笑)。豪華な役者さん達のラップが聞けてステキです。
性描写や暴力描写はかなり過激なので、その辺はご注意を。良くも悪くもスカッとする1本です。
余韻に圧倒
ゾンビ映画を見た時のようにアドレナリンが出っぱなし、興奮し過ぎで具合が悪くなりました笑
ザッツエンターテイメント、やっぱり映画って面白いなぁと思わされました。
見終わった直後はアドレナリン排出の疲労感もあり、一回見たらお腹いっぱいという感じでしたが、未だに映像を引きずり頭から離れません。サントラを買い、パンフを読んで余韻に浸ってます。あと二回位は劇場で観たいな〜
原作とは内容は離れてますので、原作の内容目当てだと「何?コレ!?」となるかもしれませんね。ですが井上三太さん自身、園さんの世界観をめちゃめちゃ評価していますので原作ファンの方も「コレはコレで有り!」と思えるのではないかと思います。
ヤングダイスさんのラップが最高にカッコ良いです!SAPPORO CLASSIC!!
すごい物を見た
鈴木亮平さんがTバックでラップという説明が全く理解不能だったので、前情報なしで。うん、バトル・ラップ。ミュージカルってなんだよう。
冒頭、揺れ揺れカメラワークで映されるのは、悪夢に出てくるような東京のスラム。
っていうか東京が無法地帯になったらこうなるよね、と、ぞわぞわわくわくするすごい街並み。住みたくないし危ないから行けないけど、そーっと行ってみたい。
と思ったら、おっぱいでした。おっぱいに驚いてる間に、なぜラップなんだと疑問符出すの忘れました。だがたっぷりラップです。猥雑な街なのでおっぱいも途切れません。パンチラどころかパンツ丸見えハイキックとか全裸シャワーからのTバック亮平さんとか。
渋谷、新宿、歌舞伎町、練馬、高円寺、武蔵野をそれぞれ仕切る族が、池袋が全面戦争仕掛けてきたので団結して立ち向かうのです。街ごとに違うメロディでラップ歌ってたのが、いつか一つのメロディにまとまるのです、その頃にはラップ聞きなれてます。
九龍城っぽい川崎ウェアハウスとか、歌舞伎町のロボットレストランでロケしてるぞ、と、にやにやしたり。ロボットレストランからはロボットちゃんも出演してます。
鈴木亮平さんは、変態仮面のキレッキレ筋肉じゃなくて、筋肉で体大きいんだけどむちっとした感じでしたその体で吠える暴れるラップする!怖いかっこいい!!
ということで、TOKYO TRIBE、その内もう一度行ってきます。…危険ドラッグだこりゃ。
バカバカしさ全開
ほとんど何言ってるかわからないわ、終始白目は剥いてるわで、完全にイッてしまってる竹内力といい、完璧過ぎる筋肉美をブーメランパンツと日本刀アクションでこれでもかと見せつける鈴木亮平といい、仏波サイドの狂いっぷりは流石のひとこと。ヒロインの見せパンアクションもお約束。ラップでミュージカルってのも相当なハマりポイントで最後までノリノリで楽しめる。園子温とTOKYO TRIBE なんて水と油だろうと思ったら、なんのことはない、熱した油に水をぶっかけたみたいな無茶苦茶な仕上がり。クソおもしれーんでやんの。園子温恐るべし。
「でも、やるんだよ!」にノレルか否か。
退屈な部分は多いものの。
…全部を嫌いにはなれない作品でした。
圧倒的な熱量が込められた作品を出し続ける園子温 監督。
その愛の暑苦しさにアテられる可能性が高い、人によって好き嫌い、合う合わないがパックリ。
その基本姿勢を維持し続ける心意気にグッときます。
本作も通常運転。
ラップ・ミュージカルと銘打ち、全編通してラップの応酬。
腹に響くリズム、耳に流れ込むライム。
入れ替わり立ち代り登場するプロ達の狂宴。
聴覚的な魅力は十分あると思います。
ただ惜しむらくは視覚的な残念さ。
園監督の偏愛を受け止め表現する俳優陣が殆どいなかった。
ラップ・ミュージカルのラップ部分を重視したため、演技は稚拙な感が否めない。
話の本筋を担うトライブの面々はプロのラッパー。
確かにラップは巧いが俳優陣と比べて顔力が断然低い。
当然、演技も決して巧くは無い。
街でリアルにあったら腰が引ける迫力だと思いますがスクリーンに映ると何処かポカン顔。
魂が抜けたような表情により没入感が薄れてしまいました。
前作「地獄でなぜ悪い」。
園監督の偏愛を受け止め表現する俳優陣が非常に良かった。
國村隼、堤真一、二階堂ふみ、星野源、友近、長谷川博己。
表情や声の抑揚で示す狂気、繋ぎ止められる緊迫感。
圧倒的な熱量が俳優陣を通して表現されることで只々圧倒され濁流に呑み込まれる感覚を味わうことが。。
その点、本作は途中途中で正気に戻ることがしばしば。
源流からは圧倒的な熱量が出ている印象はあるものの、スクリーンを通して観客まで届いていない感がありました。
正直、中折れ感が半端無かった。
観客側は正気に戻っているのに演者側は夢の世界を続ける。
その姿は哀しく滑稽で……116分の中盤以降は退屈で苦痛でした。
とはいえ本職の役者陣は随所で活躍。
本作の見所はブクロを牛耳るブッパを演じる竹内力。
竹内力がいなかったら本作は成立していなかった位、大貢献。
常に白目を剥き、呂律の回らない台詞と大袈裟な動きが画面に映える。
妻であるエレンディアを演じる叶美香との絡みも非常に良かった。
叶美香の「アラアラ、コマッタコネェ」という拙い演技を超越する揉みし抱き無双。
その無頼漢に痺れました。
あとはストーリーテラー役の染谷将太は安定の良さがありました。
序盤のラップに不安を感じざるを得なかったものの、徐々に持ち直して。
終盤のワンカットの場面はグッときました。
彼自身の或る種の成長譚でもあったと思います。
また彼の濁った虚ろな目はこの世界観にもマッチしてました。
逆に世間的に評価の高い清野菜名は個人的にはイマイチ。
体を張ったアクションは派手で格好良かったのですが。
複数あるバトル場面の既視感が強く、中盤以降は正直飽きてました。
相方の坂口茉琴も含めてバリエーションが少ない点は本当に残念でした。
ラップ・ミュージカルのラップ部分を重視した結果、全体の熱量や緊迫感を失った本作。
本職のラッパーを多数起用することで画面が弱くなる点を重々承知した上で「でも、やるんだよ!」と本作を仕上げた園監督の蛮勇。
話自体の面白さとは別として嫌いにはなれない作品でした。
園監督の作品群が好きな方、ラップシーンが好きな方。
オススメです。
期待以上!!!
時間的、チケット的タイミングが合い、選択肢の少ない中から選んでみました。
以前劇場で予告を見た時にくだらなそうだなぁときっと見ないなと思っていただけにかなり期待以上でした。
ただ、邦画なのに全編字幕には参りました。目が悪いもんで。
好き嫌いは分かれるのではないでしょうか。
(^^)思い出したもの・・・。
ラップ、ヒップホップの類が好きじゃなく、途中退場だろうと思っていましたが意外や意外で完視聴。面白かったです。
メラ 海 の演技は光る。Mc Show 染谷将太 天才的演技、ラッパーよりイケていました。個人的にしょこたん好きです。ソンミ役もGoodでエロかった。
見ていて思い出したのが“レ・ミゼラブル”。この映画はラップミュージカルなんでしょうね。それと“スワロウテイルバタフライ”。世界観が似ている気がしました。
しかしながら園子温監督の映画は冷たい熱帯魚や恋の罪?が好きでこの映画の描く爆発的な狂気でなく人間の内面に隠れている凶悪さを描いた映画の方が好きです。少し物足りないですね。
それとバットで頭あんなに叩いたら即死ですんで真似しないようにしてください。
ちょっと期待してたので…
大好きな園監督の作品なのでやはり期待していたのもあるけど、イマイチだったかな。
もちろん、面白くないわけはなかったし、ラップミュージカルとかゆう新しい感じも面白かったし、アクションもリズミカルで映画自体はあっという間に終わったけれど、それは退屈させないという意味でやはり素晴らしいけど、見た後に面白かったー!!ってゆうのがイマイチだったかな…という感じです。
ですが園監督特有のメッセージ性の強さも感じました。
そして、染谷くんがやっぱり好き♡(笑)
彼の位置、大切。
でも、思い出すと笑ってしまうシーンはやっぱり園監督っぽくて好きです。でんでんさんとかホント、欠かせない(笑)
見た後の満足度がイマイチだったので★少なめですがまた見ないと決められないかもです。
監督のチャレンジ精神は素晴らしいです!
ババーDJが、すべてを物語っている
まー海外で評価され芸術家になった!? と、勘違いしたファンにはビックリだったと思いますが、これが彼の頭の中身なのです。園子温は挑戦者で、それ以上ではありませんでした。特に顕著なのは(日本のHipHop)シーンへの理解は表面だけ、うわべだけでしたね。ババーDJ、あの存在が本作のすべてを物語っています。
ただ、ラップでミュージカルをやる。このチャレンジ精神は賞賛に値します。出てくるラッパーも筋金入りですし、特にダイスくんは演技も含め良かった。また、染谷くんへのラップ指導も悪くはなかったと思います(監督の大御所への扱いは・・・別として)。
が、薫ちゃん伝説まんまの竹内力はダメでしょう。
薫ちゃん大好きですよ。でもブッパ様ではない。ブッパ様は体型的にもマツコ・デラックスが適役。
あと、メラが違い過ぎる。見た目も中身もぜんぜん原作からかけ離れている。なんで金髪? メラはスキンヘッド、極太眉毛、顎鬚、日本刀でなければダメ。ただ、中身もえらい違いようなので・・・酷いです。ほんと、自分の知ってる『TOKYO TRIBE』はここにはありませんでした。
でもね、主役級のスンミ、彼女の脱ぎっぷりや大胆露出とアクションは素晴らしかった。この子の頑張りは★1.5
それと、ダイスくんをはじめとしたラッパーたちに★1点。
合計★2.5です。
清野菜名はめっちゃキレイ
東京じゃなくてトーキョーの物語
公権力より力をもった愚連隊の兄ちゃん達や、怪しげな中国マフィアの殺し屋、怪しげな美女入り乱れてのラップバトルアクションミュージカル
夢にときめけ 明日にきらめけ
そんな甘い思想な奴には用はないと言わんがばかりに人が死にます。
自分の欲望は暴力でかなえろ
強くなければ生きれない
生きる為には強くなければ、でも助け合いは大事だよねと
テンポよく畳み掛けてくれます。
それにしてもパンチラは白って園子温監督のこだわりなんでしょうか?
こだわりならもの凄く好感がもてます。
ヒップホップ文化をどう表現するか
原作はヒップホップからきている作品ですが特に意識していなかった、ヒップホップ自体に興味ない人は色々理解しがたい部分があるかと思います。
映画として単純にみてもラップミュージカルという斬新な発想、爽快なアクションシーン、ファッション、近未来の東京 原作の世界観の再現、ヒロインのサービスカットどれも素晴らしい内容と思いました。
ラップの指導は本物が監修しているので形だけ真似した薄っぺらいものでないし、ヒップ暴力だけでなくホップカルチャーのPEACEな部分もしっかり盛り込んでいるところがさすがでした。
ラップは興味ないが。
染谷君のラップはさておき(あの、やる気なさげな感じは、ある意味味があったが)
アクション・ミュージカル場面は基本ワンシーンワンカットで処理されていて、映画的高揚感がある。
あとは、まぁ、パンチラだねえ。原作はもっと硬派な内容らしいけど、この中二病感覚を受け入れらるかどうかで評価が変わってくるかも。
初めはどうなるのか心配だったが
ここまでミュージカルだと思ってなかった。
染谷君のラップはもうひとつ。
狭い舞台を思わせる。
これが心配の元。
しかし盛り上げるテクニックはさすが。どんどんありえない状況設定の映画となってきた園子音だけど次はどうなる。
清野菜名はアクションだけでなくラップもこなれてる。アクション中のパンチラをみて満島ひかりがフラッシュバック。満島ほどに演技は要求されてなかったかもしれないが、次は彼女の出てる映画を見よう。
ラップミュージカルを初体験!
原作は未読、ラップ好きでもない自分だが、最近にわかに園監督作品にハマっていた所、劇場公開最新作の本作があったので観に行ってきた。
これはもうとにかく園監督が描き出すクレイジーな世界を何も考えずに素直に楽しめばよい映画だと思った。とにかく楽しかった。
メインのキャストの演出だけでなく画面の隅々まで園監督のこだわりを感じられ、何一つ無駄がない。
ゆえに、画面の中の情報量が多い為、エンドクレジットを見て、あれ?この人どこに出てた?って状態になってしまったのでそれは二度三度見て確かめていきたい。
80年代に観た「花のあすか組」を思い出させる荒廃した東京都心のビジュアルもその一つ一つが見所。
ストーリーや若者達のやり取りは10代の頃に「ビーバップハイスクール」を観た時の気持ちに近いものを感じて懐かしく思った。
個人的にはもう少し裏テーマを前面に押し出しても良いのではと思った。
園監督、次はどんな作品を出してくるのか、今後にも期待です。
きっかけはくだらないんだけども、、、
たった一夜の出来事らしいけど、、、キャストの濃さとそれぞれの特徴を生かしてて面白かったー
本職のラップは違和感なかったけどもやはり俳優人はちょっと、、、
でもビジュアルで十分魅せてくれたので満足です。
まあ、オチはくだらないな、とも思えるんだけども男はプライドとかチンケなもので戦うのねーとも感じたし、劇中で戦争はたいしたことない理由ではじまるともあるので深いのか浅いのかわからない。
でも複数回みたい、というかんじではないかな。
すかっとする☆
今の朝ドラの話題の鈴木亮平さんとラッパーのYOUNG DAISらバトル系にもってこいのキャストさんが、かっこよかったです。女子でも見ておもしろいバトルものでした。窪塚洋介さんは、はっきり言って個人的に大嫌いなので、スルーしました。
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