TOKYO TRIBEのレビュー・感想・評価
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HIP-HOP学芸会!
いったい2時間もの間、何を見ていたんだろう、と正気に戻る。
園子温監督作品に、得るものとか、教訓とか、そんなもの求めて観たら痛い目にあうと分かっていても、
今回は過去作以上に、稚拙で大味で陳腐。
それでも園子温監督の作品は観ずにいられない。
だって、そんな園子温監督の作品にメロメロだから。
社会に対する理由なき反抗が映し出された青春映画としても解釈してます
十年前ぐらいにファッション雑誌の連載を読んだ時に頭の中で描かれたモノクロームの世界を、園子温の演出で描かれていることに期待して観たが、
マンガの中で描かれた想像力を超えることはなかった。
竹内力が一番がんばっているのを除き、
ド派手な演出と舞台のセットに、役者陣は追いつけてないように見えて少し残念。。
しっかり再現されてはいたんだけど。。。
マンガが連載されてた当時に残る
対社会へ思春期にみせる理由なき反抗はしっかり表現されており映画としてのエンターテイメントはあった。
手法として韻をふみながらリリックを語り、次のシーンへつなげていくラップミュージカルは斬新だった。
園子温のいつもある演出感にだんだん変化してきてるようにも見えて、自作の新宿スワンもまた似た感じの路線映画だから、少し不安。
やはりこの人は
愛のむき出しとか地獄でなぜ悪いのように
原作も含めて一から考えてる作品の方が、個人的には好きな映画。
少し残念でした。
TT2であり、園子温でもある
TT2がラップミュージカルになるとは思わなかった。でも、観たらこれはこれでアリ。原作が結構な量だからはしょられるのも仕方ないし、キャラが全然違う雰囲気になるのも我慢する。ただ、メラが海を憎む理由がめちゃめちゃになっていたのは辛かった。それでも、原作のテイストは生かしつつ、園子温っぽくなっていたのはすごいと思った。
園子温ワールド
園さん独特のメッセージ性と救い用のないくらいのどん底を目的に行くとガッカリだと思います。
でも新しい!ラップとか音楽で物語が進むのはディズニーくらいしか知らないので新感覚でよかった。
個人的に坂口まことがすごく好き。演技とか役とかなにからなにまで!
みて損はないと思います私は
役者たちは最高
この映画は一種の群衆劇になっているのですが、とにかく出ている若者たち(多くが公開オーディションで集められた本当のラッパーたち)がいい! 「今の日本にこんな魅力的な存在感を持った奴らがいたんだ!」と本当にびっくりします。
そして、主役の一人である鈴木亮平、彼は「変態仮面」の人という認識しかなかったが、こいつが最高だった。やっぱり俳優は肉体性を持っていないといけない、日本にはそういう役者(特に男優)がいないと嘆いていたのだが、この鈴木亮平はたいしたものだ。また、ヒロイン役を演じる清野菜名のアクションが素晴らしい。園子温監督だから、もちろん格闘シーンではパンチラどころかパンモロで暴れるのだが、よくやっているしチャーミングだ。
・・・とまあ、褒めるところはいっぱいある映画だが、この中でダメな人がいるとすれば他ならぬ園子温監督である。今回は前半がとにかくかったるい。あまりにも話が動かないので私はうとうとしっぱなしであった。物語が動き出すと園子温監督のいいところが爆発するのだけれども、前半は園監督の悪いところ(初期作品によく見られた)ばかりが目立った。
もしかして……
観終わった印象としては『ロッキー・ホラー・ショー』
物語の煩雑さをHIPOPで整理して進行するかと思いきや進むにつれてブクロの怪演もあいまってますますカオス状態に。そして、どうやって落とし所をつけるのかと思いきやまさかの“あれ”とは(笑)
storyなんか無(ね)-、dramaなんか無ー、あるのはAnarchyなride! ride! ride! な feel!!
な作品だった。
これは『鴛鴦歌合戦』や『ああ爆弾』に連なるトンデモミュージカルの仲間入りかなと思うけど、もしかしたらカルト映画になるかもしれない。
園子温にしては弱い
今までなかなか強烈な作品やメッセージ性の強い作品を撮ってきた〈園子温〉監督。
はっきり言って今作は園子温監督が好きでも世界観にハマレないとダメなので好き嫌い別れる。
まず、今作、抑揚がない。それはそれでノンストップで進み中弛みはないが、飽きる人には飽きる作品かと思います。
その抑揚以外に、ほとんどのセリフがラップ→テンションアゲアゲな出演者の演技→独特な園子温監督の作風とこの作りにハマレないと退屈な作品には確実になる。
なのでレンタルで充分とか、オススメできないとかを言う前に評価に左右されず自分で見た方が良いと言った方が妥当。
ちなみに見所としては出演者の狂った演技と楽しそうな演技。
〈竹内力〉はもう完全に狂ってるし、〈鈴木亮平〉は『変態仮面』が変態になってるしともう大変。
窪塚洋介は、良い感じの悪役で楽しそうだった。
染谷将太は、ラップが様になっていてツボ。
新人のYOUNG DAYSという方は、あんまり印象に残ってないがハマってはいた。
もう一人の、新人の写真でドストライクだった〈清野菜名〉はやはりドストライクで演技も良かった。
吉瀬美智子に似ていて綺麗だね。アクションも含めてこれからに期待。子供も頑張ってました。
〈佐々木心音〉さんは、とりあえずナイスバディな体はエクセレントでした。だけどヌードじゃない彼女の姿も見たいです。でもオイシい使われ方だったと思います。
あとアクション自体はレベルが高い方で中国人の早すぎる足技は凄かった。
しょこたんも流石!
とりあえず万人受けはしない作品だが、オススメはできる作品。ぜひ劇場で見てみてください。
ヒップホップを使ったグラインドハウス!
ヒップホップとTOKYO TORIBEという漫画を借りた金をかけた最高のB級映画!
ヒップホップミュージカルというフレッシュなアイデアだけでなく、園印のアクション&バイオレンスシーンに打ちひしがれる!
テーマに関しては実にストレートだと思う。
そう、メラがこだわっている通りにチンコだ!
男はチンコの為だけに無意味な争いをするわけですわ!
身体揺らすためにも劇場で観るべし!
5点にならなかった理由としてはヤングダイスのラップがあまりかっこ良くなかったことと、悪い意味での雑さかなと。
パワフル・猥雑、面白かったです
なんか懐かしい。わい雑で気さくな感じが良かったです。
上演時間も丁度いいし、R15+の強度も充分、パワフルで面白かったです。
ヒロインが根性があってキビキビして、カッコ良かったです。
染谷将太のMCショウも良かった、彼の声はとても心地好いです。
ノリきれないなら、そこは台詞でいいんじゃないかなって感じのキャストもいたけど、雑然とした世界のご愛嬌ってものです。
原作を知らないのですが、テラさんの往年の凄さをちらっとでも見たかったです、有名みたいだったので。
いいね〜
序盤から中盤にかけてのクレイジーさが最高でしたが、終盤は…。
無理矢理ハッピーエンドにする必要はなかったな。
喧嘩で解決するような輩が平和とか友情とか絆とか、クサいこと言ってんじゃねーよキモチわりーな。
最初の刺々しさが良かった分、最後のまるく収めた感じが目立ちました。
ただそれを差し引いても面白かった。…エロかった///w
園子温版「爆裂都市」
普通に面白い。『爆裂都市』の園子温版みたいだった。
林田裕至の美術が決まってた。
ほかはいつもの感じだ。もうある時期の北野武のように何をやってもOKみたいなことなので全編ラップにでもしなくてはとりつくところがなかったかのようなところは感じた。
これをずっと続けていくのか、ほかに手はあるのか、、
楽しればいいのです。
園子温ワールド全開。映画.comの評価は真っ二つですが園子温が大好きな人にとっては最高に楽しめる映画だと思うのです。この映画に理屈やリアリティは要らないのです。楽しければそれでイイのです。
素晴らしき娯楽映画
園子温好きでも無いですけど鈴木亮平目当てで見に行きました。
鈴木亮平たっぷりで大満足です。
ともかくラップがほとんどミュージカルの如く入って来るのですが上手に作ってあって凄く面白かったです。
目で見る分には見所が多過ぎてもう一回見に行こうかなと思う位にセットに凝っていてカオスな世界観を作ってありました。
なんと言うかお話は雑です。終わり方も雑だし説明も丁寧なようで雑です。お話に期待するような映画ではなく、演出だったりセットだったりラップでのやり取りだったりそういう世界観を楽しむ映画だと思います。
キャラが一人一人濃くてそれも大量に濃い人が出て来てずっとお祭り騒ぎです。
ともかくBlu-ray出たら買います。パンフレットも買いました。もう合うか合わないかそれだけだと思います。
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