劇場公開日 2014年8月30日

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「社会に対する理由なき反抗が映し出された青春映画としても解釈してます」TOKYO TRIBE taroさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0社会に対する理由なき反抗が映し出された青春映画としても解釈してます

2014年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

興奮

十年前ぐらいにファッション雑誌の連載を読んだ時に頭の中で描かれたモノクロームの世界を、園子温の演出で描かれていることに期待して観たが、
マンガの中で描かれた想像力を超えることはなかった。

竹内力が一番がんばっているのを除き、
ド派手な演出と舞台のセットに、役者陣は追いつけてないように見えて少し残念。。
しっかり再現されてはいたんだけど。。。

マンガが連載されてた当時に残る
対社会へ思春期にみせる理由なき反抗はしっかり表現されており映画としてのエンターテイメントはあった。

手法として韻をふみながらリリックを語り、次のシーンへつなげていくラップミュージカルは斬新だった。

園子温のいつもある演出感にだんだん変化してきてるようにも見えて、自作の新宿スワンもまた似た感じの路線映画だから、少し不安。

やはりこの人は
愛のむき出しとか地獄でなぜ悪いのように
原作も含めて一から考えてる作品の方が、個人的には好きな映画。

少し残念でした。

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taro