ザ・コール 緊急通報指令室のレビュー・感想・評価
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ハルベリー大好き
これぞファイター‼️
サイコも女の復讐も恐ろしい
序盤よくあるクライムサスペンスかと思いきや、後半に進むにつれ恐怖心を煽る演出が増し、クライマックスまで新しい展開が続くので飽きずに見れた。
ハルベリーの演技がずば抜けてる為か他の役者が下手に見える
ただ監督のやたらと被写体をアップにする撮り方が好みではないので、没入できなかったのが残念
良い。
最後まで一気に見させる
牡牛座は戦士
職員から“蜂の巣”と呼ばれる緊急通報指令室。その緊急電話の多さで圧倒し、“常連客”をあしらってみせる遊びも混じえた導入部はアメリカの事件の多さを物語ると同時に、オペレーターの並々ならぬ対応力が緊張感を伴って伝わってくる。
少女ケイシーにとって災いは突然襲う。誘拐され閉じ込められた車のトランクから911に電話をかけ、応対した女性オペレーターのジョーダンが通話内容と市民からの情報だけを頼りに少女の救出にあたるというストーリー。
同じような事件で悲劇的な結末を迎えてしまった過去への苦悩と、何がなんでも今度こそ被害者を救うという決意がストーリーを支える。
そのため、本来ならば職務上とるはずのない行動に出る演出も、それはそれでアリと思わせる。ここはハル・ベリーが演技力でカバー。
ラストありきと思えなくもないが、あのインパクトのあるラストに辿り着こうとすれば、ツッコミ覚悟でジョーダンに職務を超えた行動をとらせなければ繋がらないと納得する。
ただ犯人を捕まえるだけなら並の作品で終わっていたが、あのラストは予想外だ。
キーワードは「牡羊座は戦士」。
緊張感はりっぱなし。
スリルありすぎる90分
テレフォン・ショッキング
911番通報を受けるオペレーターが、誘拐された少女を
電話だけで救い出そうとするというサスペンススリラー。
監督は『セッション9』等のブラッド・アンダーソン。
* * *
主人公が緊急通報を受けるオペレーターという点が最大の特徴。
そもそも電話越しに人の命を救えだなんて、とんでもない
プレッシャーだろうね。
救急車や警察の手配、心臓マッサージの指導、パニクる通報者の
ケアなど、電話1本でいくつもの仕事をそれこそ秒刻みで
こなさなければいけない。ふっと気が抜けた瞬間に人を死なせて
しまうことだってある。
しかも電話先の相手が助かったどうかの結果が分かることも
少ないという、なんとも報われない仕事。
この映画を観たら、119番へ迷惑電話してる人達も
ちょっと考え直すんじゃないだろうか(笑)。
そんな仕事の過酷さを序盤で描きつつ、
やはり話のキモは主人公がベテランオペレーター
としてのスキルをバリバリ発揮する様だ。
パニック状態の被害者を言葉巧みになだめつつ、細かな情報から
位置をじわじわ特定していくそのプロフェッショナルな仕事ぶり!
しかも1人のプロが活躍するのではなく、地元の警官や周囲の
オペレーターと見事なチームプレーで情報収集し、犯人を
追い詰めていくあたりがいかにも玄人集団。
ノンストップで事態が進行するスリリングな展開にも
手に汗握るが、絵に描いたようなヒーローではなく僕らの
街にもいそうなフツーの人々が活躍する様子に、
『この人達すっげー!』とワクワク。
* * *
主演のハル・ベリーとアビゲイル・ブレスリンが熱演。
ハル・ベリーは、トラウマからのプレッシャーに耐えつつ、
救うべき相手のために必死に策を練る姿が人間味があってグッド。
アビゲイルちゃんも『いつの間にこんなでっかくなってたの?』
と驚いたが(笑)、フツーの女の子が恐怖に晒される様子がリアル。
家族へのメッセージを残そうとするシーンには
涙が出そうになった。
犯人役のマイケル・エクランドも口半開きの表情が気色悪い(笑)。
あそこまでやる犯人は流石にいないだろうが、すぐ冷静さを
失って常軌を逸した行動を取る所はサスペンス映画でよく
登場するスマートな犯人よりも身近な感じがして不気味。
あと、主人公に序盤で厳しい言葉を投げ掛けていたボス
(女王蜂さん)が良い味。イヤミな上司ではなくプロ意識の
かたまりみたいな人である事が後半で分かり、カッコよく見えた。
スケール感は減じてしまったものの、主人公にも犯人にも
身近にいそうな人々を中心に据えた所がこの映画の妙味で、
ノンストップの緊迫感に現実味や親近感を加味していると感じる。
* * *
最後のオチは……まあ個人的にはぎりぎりアリかねえ。
若干現実味が減じてしまった気もするけど、
『そーいうことになってもしょうがないよね』という気もする。
90分間ノンストップの緊迫感が味わえる、
かなーりスリリングな良作サスペンス!
ちょっと高過ぎるかも知れないが、4.0判定で。
それにしても、我ながらなんてくだらないレビュータイトル(笑)。
〈2013.11.29鑑賞〉
観終わって後が 怖い
緊急番号911ベテランオペレーターのジョーダンは、誘拐された少女からの通報を受ける。 過去のトラウマを抱えながらも少女を救うべく 必死に声で救助を続けるのだが…というストーリー。
分かっちゃいるけど見てしまう、その期待に応えますというスリラー。 久しぶりに背中に嫌な汗をかいてしまう恐怖、ハル・ベリーとアビゲイル・ブレスリンちゃんが 迫真の演技で盛り上げます。 でも、熱入り過ぎてるかなと思う目ぢから演技と 優等生的なエンディングに少々苦笑い。 犯人役のマイケル・エクランドという俳優さんも なかなか良い演技を見せていました。
ある番組で ブラッド・アンダーソン監督のインタビューを見たのですが、「ふだんは陰で活躍するオペレーターにスポットライトをあてた作品」の言葉の通り、お医者さんと同じくらい重要で 人の生死を担う仕事をする人たちがいるんだと知りました。 それと同時に、こんなにたくさんのオペレーターがいるのは 大国アメリカならではだと思ったし、フィクションであっても モデルとなる素材(誘拐事件など)がある・現実に起こっているんだろうと想像すると 観終わってからも恐怖を感じました。
全体的な構成は悪くないけれど、大画面でなくても楽しめるだろう 3.5評価。 劇場を後にして車に乗るまでの駐車場が 一番怖いと思います(笑)。
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