インターステラーのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
素晴らしかったと思います。
ストーリーの展開、構成もよくとても観やすかったです。
愛や種の保存、人類の永遠のテーマと現実的ではないと言い切れない地球の危機
科学的な知識はほとんどありませんが、それでも充分楽しめました。
後半、御都合主義的だと感じるのもわかりますが、個人的には5次元世界の理解もできていませんし、あり得ないと証明することもできないので、そういう現象が起きたと理解するしかないと思います。人類が生まれたこと自体奇跡的ですし、宇宙レベルの話では何事も起こりうると思えばかなり楽しめると思います。
父娘の就職奮戦(=SF)映画として観るインターステラー
おもしろいけど、話が長いのが“ノーラン節”ですね。
タランティーノみたいにムダ話が多くて話が長いんじゃなくて、「ちゃんと説明したくて、よかれと思って話が長くなるタイプ」がノーランの真面目さというか几帳面さのような気がします。
さて、本作インターステラー、相対性理論がどうちゃら、『2001年宇宙の旅』へのオマージュがこうちゃら、突っ込んで知れば、たくさん語りたくなっちゃう作品だと思うんですが、
僕は個人的に、「父と娘の就職奮戦映画」として楽しみましたよ。
主人公のクーパーは、以前は技術者として働いてたが、その技術もオワコン化し、現在は実家の農業で家族を養っていた。断続的に襲ってくる不況の砂嵐に、クーパーは「このままじゃダメだ」と不安を感じ、「昔はガツガツと争いの毎日だった、今のほうがむしろスローライフでいい。」とつぶやく老父に苛立ちを覚えたりもしていた。
ある日、ひょんなことから小さな転職サイトにアクセスしてしまい、過去の技術を評価されてスカウトされる。その転職サイトからは過去何人も有望企業に旅立った実績があるとのこと。特に有望な3社の転職者からは、その充実ぶりを報告するメールが定期的に届いているので、クーパーは転職活動仲間と共に、会社訪問することになった。
最初に訪問した会社は「浮き沈みの波が異様に激しい業界」で、先輩転職者はすでに退職した後だった。次に訪問した会社では先輩転職者が迎えてくれたが、実は人間関係の「冷えきったブラック企業」だった。
やはりプランBの「転職」は厳しいので、プランAの「起業」はどうかという話になった。が、起業ノウハウもちゃんと指導するという転職サイトの説明が、実は嘘っぱちだったと判明する。
やっぱり前職は辞めるべきではなかったのか?こうして転職活動をしている間にも、どんどん年齢は上がっていくし、貯金も減っていく。ほんの1ヶ月の履歴書のブランクだって、23年間の無職に等しい評価をされかねない。「次に会うときには、娘といっしょくらいの年収かもな」なんて言っていた冗談が冗談じゃなくなってきた。
そしてクーパーは、とうとう生活苦というブラックホールに飲み込まれてしまう。
そのなかで、父親としてのクーパーは、何を願い、何をしようとしたのか?
娘にとって、父親はただの失業者だったのか?
娘はどんな進路を選ぶのか?
そしてクーパーのその後の運命は!?
・・・というお話のように、解釈してみましたよ。
“大宇宙”において人間の生活環境として適した場所と、
“小宇宙”において悔いのない生き方や幸せをカタチにして見せた「五次元」。
僕が得た結論としては、
親として子にすべきことは、知恵を伝えていくことだ。
ということです。
物理的に宇宙船に乗せてやるということでも、住める星を与えてやるということでもなく、
そこに至るための教養と情報と、意志を伝えることが大事なんだなと思いました。
盛り上げ上手
クリストファーノーラン監督は盛り上げ上手だ。
インセプションしかり、ダークナイトしかり、クライマックスでじわりじわりと盛り上げてくれる。
今さらながらそう感じた。
さて、中身については、
語り合いたい映画であり、語るのが難しい映画だなと感じた。
もしかしたら単に理解できていないだけなのかもしれないけど、なかなかとんがった価値観でできあがった話な気がしており、共感する人は少ないんじゃないかな~と思える。
ただ決して「共感できない」イコール「面白くない」と言いたいわけではない。共感しきれないけど、面白い考えだからもっと聞いてみたい。そんな感じ。
上記を踏まえ、一年おきに観ることで、何度でも楽しめる映画だと思う。
顔面凶器・マコノヒー
「インターステラー」鑑賞しました。
楽しいのか否かが混乱するほど、まず尺が長い。そして話というか、理屈が難しい。とてもじゃないが物語のすべてを理解し、どういう理屈で解決したのか見出すのは難しい。
あ、僕はノーラン映画が苦手です。特に新バットマンシリーズは暗いし深いしホントに嫌い。という僕みたいな人はこの映画を最高とは思わないはず。
そんな僕でも思うのは、マコノヒーすごいってこと。僕は英語が堪能じゃないから演技力云々はよくわからないが、とにかくマコノヒーのその”顔力”だけで映画全体をグッと引き締める。物語を理解しきれなかった僕でも、幼少の娘とのお別れシーンと、最後の高齢娘との再会シーンで涙。間違いなくマコノヒーの顔面凶器にやられた。
マコノヒーの顔面凶器を見れるってだけで1800円を払う価値はあると思う。トウモロコシ畑の広大な景色も凄まじい仕上がりだった。
期待しすぎた
映像は素晴らしい。
クリストファー・ノーランらしい演出が随所に見られて、とても興奮した。
ストーリーに関しては、複雑な理論を展開しすぎて、内容が頭に中々入ってこなかった。
「時間」という概念の捉え方はインセプションの方が格段にキャッチーでわかりやすかった。
壮大だ!
ノーラン監督の作品は小難しいですが私は好きです。満足感いっぱいで見終われるので期待しましたが、、、やっぱり難しかった(笑)
地球とは流れる時間も違うとか、ここで、「何故違うのか?」と考えてたら、まあ、難しいです。なので言葉通りそのまま受け入れて深く考えない。考えてると、遅れます(^^;)))
凡人な私には一回観ただけでは、大まかにしか理解出来ません(´д`|||)
でも、見応え十分、大満足でした。
親子の絆のドラマにもジーンときました。
私は泣きポイントが他に3、4回ありました。
何度か回観て細かい部分を理解していきたい。
(劇場ではなく)
諦めないこと
映画はハッピーエンドが良いですね。
都合よく展開していくと思ったりもしましたが、父親の諦めない姿が良かったです。
宇宙の描き方もとても美しくて魅了されました。
コンタクトが良いと思う人にはオススメと、知人に紹介されました。
大正解でした。
未体験の世界観
時間軸についてここまで掘り下げて創られた作品は過去に思い当たりません。
未知への挑戦で誰も分からない世界だから、ついていけなくて飽きる場合もあるかと思いましたが、作品として完成されていて魅入りました。
ただ、深い世界観だからこそ説明的なセリフが多く感じでしまったこと、家族愛がテーマという先入観を持って観てしまったので最後物足りなく感じてしまったことが悔やまれます。
21世紀のNo.1映画
2014年に見た映画の中ではナンバー1だった。いや、今までの私が見た映画の中でも、ベスト10に入れてもいいかもしれないかな。「2001年宇宙の旅」とともに、歴史的な映画の一つになってもおかしくないのに、それ程話題になっていないのが不思議なくらいだ。たぶん、長すぎるのと(個人的には全然飽きなかったが)、マン博士の裏切りの部分が余計なエピソードだったような気がする。それでも、映画の出来としては最高だった。最初の惑星に到着したものの、すぐに大波に襲われ危機一髪で母艦に戻ったら23年経過していた。23年分の家族からのビデオを見るシーンでは思わず泣いてしまった。
ハンス・ジマーの音楽もこの映画を最高に盛り上げてくれた。
面白かった
とても面白かった。完璧な映画。
だけども、マット・デイモン博士が裏切って云々のエピソードだけ無くても良かったかもしれない。そこだけちょっとダルかった。
BDが発売されたら欲しい。
映像だけかな
ワームホールやブラックホールを映像化してみせてくれたのは、楽しめた。
ただストーリー展開としては色々突っ込みどころが多すぎて、感情移入し難かった。セリフもなんだか取って付けたような印象を受けた。
地球の危機とか言われても、アメリカの片田舎で砂嵐が起こってるだけとしか思えない。危機の背景の説明も無いから、そもそも何でこの宇宙旅行が必要なのかピンとこない。
車ですぐにたどり着く場所になぜかNASAの秘密基地がある、ワームホールの彼方のはずなのにわりと頻繁な通信が可能、モールス信号で伝わる情報だけでなぜか重力の謎が速攻で解ける、結局ちっぽけなコロニーが人類を救う答えなの?、などなど、しっくりこないところが多すぎ。
物理の理論を知らないから難しいというコメントが多いようだけど、そんな問題じゃない。物理理論とは関係ないファンタジーなんだろうけど、それにしても説明不足じゃないかと思う。
人類とか言ってるけどそれはあくまでアメリカ人のことだけのようだし。
3時間が短く感じられた
全員が満足出来るとわ思わないので評価は4
皆が言うように予備知識は必要、それがわかれば楽しく見られる。
メリハリがあり長時間が短く感じられた。
最初の序盤は後の伏線だから寝ないようにね。
全て時間との戦いで、長時間宇宙の果てで孤独に生きている宇宙飛行士は気が狂うだろう・・・あの、しょうもない争いは仕方ない同情の余地あり。
宇宙船で助けに行くのに、相当時間を掛けて飛んできたのに気の狂った博士は宇宙船よりも早く歩いて戻れるのが不思議、スラスター使っても重力が地球の8割り程度でも無理だろ、・・・せめてローバーなんかに乗って来るのなら話は別だが・・・
ブラックホールのスイングバイで加速しきっているのに、あの科学エンジンで抜け出せるのかと思ったが、科学エンジンでの推力で抜け出せる限界でのスイングバイ航法だったと納得。
あと、多次元人?が手を差し伸べたワームホール、それと一定空間に時間軸を無限に繋げた、以外は干渉しないのが気に入った。
文明の低い所の深い干渉は支配しか無いし・・・いや、文明以前の話だし。
5次元人?と3次元人の差は、今いる人間とミジンコ以下の生物の差なんだろうな・・・
重力に関するデータを時計で示すも、何年掛かったんだ・・・・?
あの空間で酸素は持ったのか疑問・・・。
で、最後に重力を制した人類は反重力を得たのか、重い質量のコロニーの資材を地球から楽に持ち出せてコロニー建設に漕ぎ着けたと・・・。
で、もう一つの人類の卵は別の惑星で繁栄と・・・。
なんか、こんなハッピーエンドになるとはな・・・予想外でした^p^
難解なりに楽しめます
見る前は色んな映画を想像しました。初めはアルマゲドンみたいなテーマのエリジウムかな?とか派手なゼログラビティかな?とか…でもどれも良い意味で裏切られ違ってた。
この映画を正確に理解するには相対性理論と量子力学の断片位は必要。でも迫力で押し切れる部分もあるのでそういった宇宙物理学のなんたるかをなんとなく理解した風な気持ちで観てもそこそこ楽しめます。そういった講釈はむしろアニメ作品トップをねらえ!や2001年宇宙の旅に通ずる物があったかもしれません。
IMAXの2D字幕で見ましたがよく言われた効果音や音楽のバカでかさはそれほど気になりませんでしたね。色々言われたから劇場側で調整したのかな?
意味不明&長過ぎる!
物語の確信が最後まで掴めない。
三次元や五次元、四次元なんとか…。
もう意味不明の世界観で圧倒された。
だいたいブラックホールの向こう側を予想できてなぜ津波の予測が出来んのか不思議でならん。
あとマット・デイモン久々に見た…って感じ。
あと長過ぎ。
傑作
2014年に観た映画の中で一番の出来。
インセプションでは仕掛けは面白いが展開に難ありだったものが今作で大きく改善され傑作になった。
ここまで綺麗に伏線を回収されたら拍手するしかない。
上映時間の長さも気にならないほどのめり込んで鑑賞することが出来た。
ただ、最後に主人公が無事次元の世界から生還出来たくだりが説得力として薄いというか、SFの造詣が深くないと理解しづらい点が惜しいところである。
宇宙ってすごい!
久しぶりに3時間弱の長編を劇場で。
前半はなかなかテンポ良く進む。中盤から宇宙の説明的なところがあって中弛み。
静かなシーンも迫力のシーンもメリハリがあってそれほど長く感じなかった。
DVD出たらもう一回観よう。
インターステラー
本棚から落ちる本は未来からのメッセージだった。
広大な宇宙が自然と同じように残酷であり、未知であることを再確認。
SF的な知識があるのとないのとでは感想が全く違ってくると思います。
そこを踏まえてもう一度見たい。
ゼログラビティはリアルで、インターステラーはファンタジーという印象。
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