インターステラーのレビュー・感想・評価
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長いけど見応えアリ!
3時間近くある映画で、物語が進むと共に引き込まれた!導入部分でしっかり背景と親子の人間関係を描くので、最初は少しスローテンポ。
五次元世界に行っちゃった時はどうなるのかとワクワクさせられた。ここで一気に物語の謎が紐解かれていく。
キリスト教を背景にした世界観で宗教色も感じられるが、しっかり科学に裏打ちされたストーリー。
科学は「神が創った完璧に調和の取れた世界の真理を紐解き、神に近づく」ことが出発点とされる。物語中に出てくる「彼ら」は神の隠喩と取れる。複数形なのはキリスト教のみに偏らない為かな?
何にせよ、もう一度観たくなる映画。長いけどね。
小説で読みたい
構想の壮大さ、科学考証の正確さ、ストーリーの面白さは間違いない。マーフィーの名前に隠された伏線がいかしてる。
ノーランらしい、凝ったストーリーと、センスがある重厚な雰囲気も良い。
しかし、どんなに面白いストーリーも、映像にするには限界を感じるところもある。5次元空間は、我々の感覚を超越しているので、本来は映像にできないものを無理やりした感じ。もし小説があれば、すごく面白い描写になったんではないかなと思う。
また、5次元空間からなぜ4次元空間に干渉できたのか、という理由としての、重力の特別な物理的性質についてもう少し説明があれば、都合が良すぎる感がやわらいだと思うけど、やっぱりこれも小説向きの設定のように思う。
ワームホールやブラックホールの描写が科学的に正確だ、というのも、知らなければそのすごさがわからない。どうしても小説の描写向けだ。
ストーリーの矛盾のように思えるところがちょっと気になる。
全てのはじまりはNASAの座標を教えた何者かがいたことにはじまるのだから、主人公はマーフに何も教えなければよかったのでは?(もしかしたら、だから主人公が錯乱しているかのような描写だった?)
あと、時計の秒針の操作は、時計を部屋から持ち出しても可能なのか?
充分並の映画より面白いとしても、インセプションを超える面白さではないと思った。オチはありがちな印象を持った。
展開が早すぎるようにも思ったので、もっと長い時間をかけて、じっくりみたい、とも思った。しかし現時点ですでに3時間なので、長すぎてしまうか…。つくづく小説向けだと思う。
大団円で気持ちの良い映画
宇宙が好きで、大風呂敷をすべて回収して、湿っぽくせずに、気持ちよく見たい人にオススメな映画です。
毛色は違うけど、マンガの「うしおととら」の藤田和日郎先生が描くストーリーの様で、大好きです。
確かに、人類滅亡型のSFは、人の性を宇宙全体からすればガンのような扱いをし、高次の存在から叩かれる顛末にする終末思想的なパターンも分かるので、
滅ぼした地球を放っておいて移住するのは、どうなんだろうとも思うものの、
この映画はそういう事ではなく、
先人の諦めを子供のように(利己的かもしれないけれど)前向きに進もうとし、悔いなく生きようとするドラマが、気にいっています。
あまり、この様な思いが伝わりにくく、説明できないかもしれませんが、好きな映画を問われたら、この作品を絶対入れようと思いました。
宇宙SF娯楽映画の王道
魅力的なガジェット、耳をくすぐる難解そうな専門的用語、そして宇宙ならではの壮大なスケールのストーリー…これはまさに宇宙を舞台にしたSF娯楽映画の王道と言える一本でしょう。
自分が最初にこの映画の予告を見た時、ある程度のストーリーの予測はしていました。
ワームホールを使った旅行、そして重力が関係しているらしいということから、おそらく地球の家族と探検クルーたちは異なるスピードで生きることになるだろう…
そしておそらく、家族ともし再会するならばその時は家族はそれなりの年齡、場合によっては自分よりも老いた姿になっているだろう…
そんな予測をしました。
予測は確かにそれなりに当たっていました。ただ、そこに至るまでのプロセスという部分では、自分の予測を遥かに上回っていました。やはりノーランという男は只者ではないと打ちのめされてしまいました。
しかし、難解すぎるということは決してありませんでした。むしろノーランの過去作からすれば、伏線の回収のくだりはかなり親切な設計だと思いました。伏線となった場面をしっかりリフレインして見せてくれますし。メメントみたいに最低2回はみないと絶対わからないというタイプのものではなかったと思います。
ノーランといえば、社会的テーマを裏テーマとして上手に織り込むことのできる監督でもあります。「ダークナイト」で、テロとの闘いに疲弊し自信を喪失したアメリカの姿を暗に描いたのがその代表だと思いますが、今作にそのようなテーマがあったかどうか?
残念ながら、今のところ自分にはまだ理解できていません。「もしかしたら、今の映画産業の状況を嘆いているのかな?」と思わせるような部分はありましたが、確信はありません。
ただ今回は、そういった裏テーマを探すより、素直に娯楽作品として楽しむのが吉なような気がします。
本作で少し残念だと思ったのは、個人的にはそれほど感動はなかったという点です。
ストーリーがストーリーなので、どうしてもボリューミーになってしまい、全体的に足早に話を進めないとただでさえ長い上映時間が更に長くなってしまうので仕方ないと思うのですが、
やはり人物の描き方というのはまだまだドライで、十分感情移入させるものではなかったかなあと思いました。
やはり「長くても3時間以内」という枠にこれほどのものを詰め込むのは限界があったかなと思います。3時間越えるとそれはそれで観るほうがキツくなりますし、監督してはかなり配分に悩んだことと思います。
あとはストーリーの都合上、どうしても説明くさいセリフやシーンが多くなってしまうのはしょうがないですかね。「ワームホールってこんなものなんだよ~」とご丁寧にイラストまで描いてくれたり。
まあでも昔のSF娯楽映画ってそのあたり割と正々堂々と"説明"してたしそれもいいかなーとも思います。そこに時間かけすぎてもしょうがないし。
何はともあれ、満足度の高い1本でした。
自分はIMAXで見たのですが、映像面はもちろんのこと、音響面でも抜群にすばらしかったです。是非IMAXでの鑑賞をおすすめしたいと思います。
非常に良く出来たSF作品です!見た事ない映像楽しめます!
展開も人間関係もしっかり作られていてクオリティーの高い作品です!上映時間は長いですがダラダラすることなくポイントはきっちり抑えていますよ。
正直私は全体の8割位しか理解出来ていませんが(笑)是非もう一度観たいですね。
最後に変な宇宙人でも出たら安っぽくなったでしょうが安心しました。
相対性理論が覆された?
アインシュタイン博士が唱えた理論がインターステラーの世界では全く当てはまらない理論になってしまうとはまさにエンターテイナーの成せる業だと思いました、とにかく頭がパニック状態になりました、観た後の何とも言えないあの感覚は40数年間映画を観てきましたが初めてでした、まだの方は是非オススメです!!!。
素晴らしいと思った
有り勝ちな親子の絆に重きを置きすぎる事もなく、説明されずともクルーの感じてるであろう死や暗闇、孤独、無音に対する恐怖を説明されなくとも強く感じられた。
正直時間の概念を物理的に干渉し飛び越えられるらしい五次元の存在が出てきたあたりからファンタジーだなとは思ったけれど、地球と時間の進み方が違う星に数時間いただけで二十数年経過していたという話に現実味をより強く感じ背筋が凍った。
最後にクーパーがアメリアを迎えに行って、マーフは地球ではない星で寿命を終えるくだりがよくわからなかった。マーフはどうやって地球から移動したのか、クーパーとアメリアのしたことは無駄だったのか。
とても興味深い、素晴らしい作品だったように私は思う
3時間の長さを感じさせない面白さでした。
伏線の回収が非常に上手く、全てが繋がっていく後半は、すごく気持ち良かった。
さすがハリウッドかな。
ただ、主人公の最初の墜落事故だけが、物語の中で繋がってなかったのが、残念だった。
3時間弱という時間を感じなかった!
冒頭で荒涼とした農園&砂嵐の風景で始まり暗鬱な雰囲気が長めに続いて、「これでSFなの?」でという感じで始まったが、途中からどんどん引き込まれてあっという間の3時間でした。
ほとんど映画館に行っていない私ですが、行って良かったです。
まとまりに欠ける…かな
2001:space…や、これまでのノーラン作品に比すと。
そういえばライジングも、いやそれをいえばインセプションあたりから…
段々雑になってる?
2年に一回ノーラン作品見れるのはいいけど。
なんかもったいない。
大きな映画で大きなお金とたくさんの人がからんでスケジュールが先に決まってしまうのかね。ごねたりねばったりしないのか。
それよりもこの人はきっと映画を作るのが好きなんだろう。映画バカ。フィルムバカ。IMAXバカ。
作品を練る時間と制作にまつわるスピード感がダークナイトはちょうどよかったのか。
いや雑感はダークナイトにも…
映画はやっぱり脚本だ!って世界のクロサワもいってるし。キューブリックは作品の間が年々長くなっていったし。
本気出したらもっとスゴイの出来たんでは?
弟のなんとかノーランて人がいつも脚本を書いてるみたいだ。兄貴と。
弟ノーランが企画だか脚本だかのダークナイトみたいな設定のテレビドラマを見たけどなんか面白くなかったな。
jojolave氏の辛いレビューはノーランファンだがうなずける。
よくわからないとこはたくさんある。ぼんやりだからついてけない。
aプランbプランがそもそも頭に入ってこなかった
なんだっけ?
マイケルケイン博士が何を嘘ついて死ぬ間際まで?重力?
精子だか受精卵だかたくさん持ってってどうすんだろ 産むの?
誰かのレビューでなるほどなのが最後ハサウェーさん年取ってないのか、現在じゃないのかあれでもマコノヒーも年取ってないからいいのか、あれ?マコノヒーにしてみたら最初の惑星ついてから数時間の出来事か?違ったっけ
あと誰かのレビュー見て気付いたのは、車で畑を踏みつけて無人飛行機追いかけるのは主人公の農業嫌いを説明するためのシーンなのかな…
それとIMAXシアターとIMAXデジタルの違いを今日初めて知ってかなりショック受けました。ノーランの意図したものをダークナイトから全然見れてなかったのかよ!プリント版IMAXってそんなスゴイのか…
しかも日本だけじゃなく世界的にもIMAXシアター無くなってくって、公開中からすでに伝説の映画って…どんだけIMAXバカ…超見てえ
まとまりに欠けてスンマセン
ゼロ・グラヴィティの100倍楽しめた
本日映画館で鑑賞して来ました。
観ていて、とてもワクワクする内容でした。
最後は主人公が死んでしまうのかと思いましたが
なんと宇宙空間で助けられていたというちょっと?の結末でしたが・・・
宇宙船や宇宙空間をストーリーにした「ゼロ・グラヴィティ」に
比べたらストーリーが単純ではなく、ちょっと科学的で楽しめました。
宇宙時間と地球時間の事を考えていたら実際に映画館から出たら
自分が数年間映画館の中にいたような錯覚におちいりました。
SF好きな方にはお勧めです。
最期までやりきってくれた満足。
宇宙の話…と言えば記憶に新しい【ゼログラビティ】
その辺に類似しているのかと思いきや内容は全然違う。
前半、宇宙に行くまでは家族愛がベタベタしていたし
話の持って行き方も強引で、正直これ無理かもと挫折しかけ。
しかし宇宙に行ってからの展開の早さに驚き。話の内容はどんどん複雑に曲がり広がっていく。ちょっとちょっと~ここまで話を広げてどうやっておさめるの?妙な汗が出てきてハラハラしてしまう(笑)
実は放映時間が169分と知らなかった私は、この内容を最後までキチンと完結してくれるのか不安で不安で(笑)
しかし期待を裏切ることなく、素晴らしい壮大な世界観で閉めてくれた。
たしかに突っ込みどころは満載。
家族愛や、五次元の世界。科学で証明できない世界。
その創造性を膨らませれば、何でもあり!になっている部分もあり、なんだよ、それ。そう思う人もいるかもしれない。
それでもSFなんだから壮大なスケールで楽しませてもらいたい。そう思うならば、この世界観のオリジナリティは【SFの中でも脅威のレベル】ではないだろうか。
前半以外は時間が長いとは感じなかった。逆に映画料金分以上の満足感を得られた。
個人的に好きなシーン。
マットデイモンが汚れ役をしていたけれど、とても悲しいをセリフを言っていた。もし自分が彼なら…同じことをしたか。。。わからないもんね。
科学者の傲慢さ、人間の極限の可能性、宇宙の無限の可能性をうまく絡み合わせた内容だったと思う。
世界観に浸れなかった、全て想定内です
本国アメリカで観た人からも公開直後に日本で観た人からも是非と推され、その世界観に浸って下さいとか哲学的とか、少々頭デッカチで期待し過ぎた感は否めないかも。2001: A Space Odyssey で観た事あるようなシーンは沢山あった。親子の愛と絆と宇宙を無理に結びつけなくてもいいのでは?ならばアルマゲドンの方が余程泣ける感動する。?うんっ!?そこへ繋がるとは想定内でした
初めてSFで泣きました
正直、予告編だけでは期待度は余り高くなかったのですが、予告編侮り難し…
さすがクリストファーノーラン監督。
相対性理論とか重力という言葉が多々出てくるので
予習して鑑賞すると更に面白みがあり
かつ理解できやすいと思います!
さて、内容なのですが、
展開が早く良かったです!結構飛び立つまで時間が空くのかと思いきや
開始20分程で飛び立ってしまいます。
そこから、私の知識では未知の領域だったのでずっと鳥肌と感動に浸ってました。
未知の領域プラスα家族愛というテーマも上手く絡ませていて、主人公の心情、仲間の心情が上手く表現できていたと思いました。
題名にもなっていますが、初めてSFで泣いてしまいました。
約160分と長時間ですが、それ以上に感じました。4時間ぐらいみた感覚になりました。
それほど、内容が濃くて目が離せないということです。皆さんが見終わった後に心の中で思うことは確実にこの映画は今年1番だな。と呟くはず。
相対性理論 大変重要です!
ダークナイトを超えたと思います。
最初にも述べましたが、予告編を見て
観るか観ないか判断しない方がいいです!
映画好きまたはSF好きは必ず見てください!
最後になりましたが、
この映画の重要なポイントを3つ言っておきますね。
①家族愛
②キャストが豪華(ほんとにサプライズゲストにはびっくりしました!!!)
③相対性理論
是非劇場で楽しみあれ
今年1番でした
途中ビックリするようなこともありますが
泣けると思います
生まれてすぐ大人になる人はいないから
必ず老若男女理解できますよ
とにかく秀逸な作品です
ガンダム コロニー よかったよかった
時空を超えた愛の物語(ちょっとネタばれあり?)
SF的な部分は難解であったけど端的に言えば惑星によって重力が違い、高重力下であればあるほど時間の進みが遅いということ
又、ブラックホール内のデータを観測してそのデータを用いて”プランA”(詳しくは忘れましたが)を実行できて人類は幸せになりましたという話ですね?
近年は技術の発達でCGがすごいのは当たり前ですが、今作は少々斬新で素晴らしいと感じました。
ストーリーは・・・まあまあですかね
題材はとても良いと思うのですが中だるみというか時間の割にはボリュームが少ないです。
というのもSFのガタカやウォーリー等のストーリー重視?の映画を期待していったからかもしれん。
2001年宇宙の旅やブレードランナー的なストーリーよりも見せ方を楽しむ映画という印象を受けました。
☆観ようか迷ってるあなたへ☆
先にも書きましたが、2001年宇宙の旅やブレードランナーが好きなら楽しめると思います!
最後の15分
最後にクーパーが助かった時、
医者に「ここはクーパーステーション」と言うシーンがありますが、そこで医者はさらに「さすがマーフィーさん」と言いました。
自分はここで最初に落ちていた伏線を拾い、感動してしまいました。
マーフィーの法則
起こるべきことは必ず起こる
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