インターステラーのレビュー・感想・評価
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映画も食べ物と同じ
「インターステラー」観ました。久しぶりの映画館での映画鑑賞。
こういう映画はやはり大スクリーンと大音響で観ないとね。
SF映画の小分類はいくつかあるけど、この映画は
①未知の宇宙空間を冒険する映画。
②近未来のカタストロフィ的展開な映画。
③時間軸を超越する時間旅行映画。
その3つを贅沢に含んでます。
昔(若い頃)の自分だったら充分に楽しめたSF映画だけど、ジジイになってこの映画を観ると、なんだか物語が都合よかったり、破綻してる感じがしたりの3時間弱でした。
マシュー・マコノヒーは家族のために奮闘し、俺のお気に入りのアン・ハサウェイは失敗しまくりの損な役。
でも往年の名優マイケル・ケイン、ジョン・リスゴーは良かった。
映画も食べ物と同じ。好き嫌いがあるんです。
評価は高くても自分は・・・・
最後の15分
最後にクーパーが助かった時、
医者に「ここはクーパーステーション」と言うシーンがありますが、そこで医者はさらに「さすがマーフィーさん」と言いました。
自分はここで最初に落ちていた伏線を拾い、感動してしまいました。
マーフィーの法則
起こるべきことは必ず起こる
期待しすぎたかもしれません
気合い入れてIMAXで鑑賞してまいりました! 音すげー、とか、画面の迫力すげー、とか、IMAX的な感動は確かにあったのですけど、なんでかイマイチ乗り切れない私がいましたですね。
このサイトでもとっても高評価なので、なんか自分の感じ方が変なのかとは思うのですが、不思議とあまり感動しませんでした。たしかに私、もともとノーラン監督を苦手としているところがありまして、『インセプション』以外はあまりはまらずにきたのですが、今回も同じような感覚でしょうか。
マシュー・マコノヒーが宇宙へ旅立つ決断とその必然性、アン・ハサウェイが絡む終盤の決断への緊迫感などなど、どうにももうひとつ強度が足りない感じがしてしまいました。
やっぱりノーラン監督は発想勝負で、演出はもうひとつ、というこれまでの印象は同じでしたかね。なんていうか、すごい映画だぞ、すごい映画だぞ、と不必要に煽られて、見ているとすごい映画なような気もするんだけど、なんか終わってみると、その煽りだけで終わっているような感覚なんですよね。すいません・・・
ビッグバジェットのカルト作品
メジャー作品なのにカルト臭がぷんぷんする珍しい作品。
下記(ウィキより転載)くらい知っていたほうが楽しめると思います。
時間の遅れは、物理学の相対性理論が予言する現象で、運動している状態によって時計(時間座標)の進み方が異なることを指す。特殊相対性理論では、ある速度で動いている観測者の時計の進み方は、それより遅い速度か静止している観測者の時計よりも進み方が遅くなることが予言され、実験的に確認されている。一般相対性理論では、強い重力場にいる観測者は、それより弱い重力場にいる観測者よりも時計の進み方が遅い。いずれも静止している観測者や重力源から無限遠方の観測者を基準とするので、時計の進み方が「遅い」と表現される。
難しい深い話 しっかりSFでしかもしっかりヒューマンドラマ 一番優...
想像以上に静かな作品
必要なところ以外はひたひたと静かに。
心温まるヒューマンドラマで良かったです。
バッドエンディングでないのも気持ちがすっきりしました。
ドラえもんか!と思ってしまうのび太の引き出しのようなシーンはもう少しだけ見せ方を工夫して欲しかった気もする。
一気に観ることができました。
CMで期待度がマックスに膨らみ、キューブリックの「2001年宇宙の旅」を初めて見た時の感激を期待していましたが、普通のSF映画でした。最近のSF映画はどれも高い質感の映像を楽しめますが、本作品もまあまあの出来でした。ただし一級という程ではありません。ストーリーも特に驚かされる内容ではありません。しっくり来ない背景が、食糧危機です。すでに工場での生産も始まっている農業が、あの程度の災害が乗り切れないとは思えません。時代背景にも疑問符がつきました。一体、何年の設定なの? 宇宙船はすごいのに、車や社会インフラは10〜20年前? 地球外生命体の干渉もありましたが、説明不足で何かよくわかりません。ブラックホールに突入するところから、救出されるくだりのストーリーに問題あり過ぎです。何とかラストにつなげようとの努力の結果でしょうが、消化不良を起こしてます。この映画のために作られた原作なので、作りやすくする為に妥協してしまったように感じました。アカデミー賞は無理と思います。かなり否定的な評価は期待度の裏返しで、刷り込みなければ普通に楽しめますよ!
とにかくも長いが突き抜けた映画
長編宇宙SF
SFとして観たが泣けてしまう…。ただ、様々なところで見られる筋の通っていない低評価レビューが悲しい。
ノーラン監督の作品として1年ほど楽しみにしていた作品だった故に期待はとてつもなかったです。
しかしその期待をいい意味で裏切ってくれました。
冒頭の地球ではあたり一面トウモロコシ畑、解体されたインド軍のドローン、砂嵐、によって人類が危機に瀕しているのがよくわかります。
そして主人公は娘の未来を守るために人類を救うという名目で宇宙に旅立ちます。またこの親子の別れのシーンがつらい。「こんな形で別れたくない。」というセリフが悲しくなります。
宇宙のシーンはワームホールのシーンが凄い。本当にワームホールの中はこういう風なのかなってワクワクしてしまいます。また、1つ目の惑星の大波も半端じゃないです。
でも一番の名シーンだと思うのは、惑星から帰ってみると宇宙船ではすでに24年もの歳月が経過。残った乗組員は白髪が生えている。「うらしま効果」の衝撃をうけました。そして地球からの一方通行の家族からのビデオレター。観ていくうちにどんどん歳をとっていく我が子。そして主人公と同い年になった娘の登場。「お父さんと同じ歳になっちゃったよ。お父さんのことは諦める。」このあたりで涙腺が崩壊しました。こんなにも辛いことはあるのだろうかと…。
まぁそれからイロイロあるのですが、マット・デイモンが登場したときはびっくりしましたね。でも案の定悪い奴で早期退場(笑)
ブラックホールで重力ターンを使って最後の惑星に向かうところはなかなか凄かったです。でもエンジン出力最大でも老年のブラックホールから逃れられるのかはわかりませんが(笑)
そこからの伏線の回収は見事でした。美しいと言っても良い。ブラックホールの中で外に飛び出すのはびっくりしました(笑)五次元空間のシーンは素晴らしいと思います。
ただ、ラストのまた元の世界に戻るのはどうかなーー?と思ってしまいます。ブラックホールに飛び込んでからは現代の科学でも分からない未知のことだからその先は自由に描いてもらっていいのですが、最後に生きて戻ってくるのはどう言っても都合が良いとしか言えません。そこだけです。だから4.5なんです。
作品全体としては素晴らしいと思います。物理の知識もあったので専門用語もなんとか理解できました。
最後に、様々なところで筋の通らない低評価レビューが目立ちます。
感じ方は人それぞれなので、低評価は全然OKなのですが低評価するならするで筋の通ったレビューが必要だと思います。
ご都合主義というレビューは全然問題ないと思いますし、このシーンは必要ないだろ。という意見も良いと思います。五次元空間が本棚の裏というのは人によってはご都合主義と思うでしょう。
ただ、長いから面白くない や 自分には理解できないから面白くない と言ったあまりにも幼稚な低評価はいくらなんでもないと思います。
素晴らしい長い旅の物語
良かったという感想とつまんなかったという感想が入り乱れてる楽しげな映画なので、これは観てみたいと思い、観に行って来ました。
結論から言いますと、私は、とっても良かったです!!
ええ、とっても!です!!
正直、3時間近くもあるという事で、つまんなかったらヤダなーと思いつつ観始めたのですが。
途中までは、やっぱりいわゆるハリウッド映画によくあるパターンの、「地球の危機を選ばれた男が救う」とか「家族愛」とか、そうゆうものなんだろなーと思いつつ観てたわけです。
で、確かに、そうゆうお話しではあるわけですが。
後半の展開がもう素晴らしすぎて。
「複雑で難しい」と言った感想もあるようですが、ボンクラ頭の私でもそこそこには分かる程度だと思います。
もちろん、細かいとこまでは理解してないんでしょうけど、充分です。
相対性理論とかワームホールとか出て来ますが、ぼんやりとした知識があれば充分です。
理屈は考えずに(と言うか考えても分かんないのでw)、とにかく重力の影響で時間が遅くなるとかワームホールを通ると遠くまで行けるとか、そういう風に思っておけばよいかと。
考え過ぎない方がいいと思います。
下手にちょっと知識があったりした方が難しくなっちゃうのかも知れません。
長い尺の映画ですが、最後までまったく飽きませんでした。
まったく先の予想が出来ませんでした。
途中に出て来た、マン氏の気持ちはよく分かります。切ないです。
でも、あのあたりまでが普通で、その後の展開が凄かったですね。
津波のシーンはド迫力で、あれは絶対大きなスクリーンで観るべきです。
そうかと思うと、まったく無音の宇宙空間のシーンとか、ドキドキしますね。
最後まで、ホントに「長い」旅を、主人公と一緒に旅する気持ちになって、とてもワクワクしたり。
どんどん感情移入していくので、後半のとんでもない展開には一緒になってドキドキします。
で、前半の色んな伏線が後半に全部生きて来て、実にスッキリ。
いやはや、ちょっとビックリするほど素敵な映画でした。
もう一回観たい映画です。
ノーラン兄弟に最大級の感謝
終止スクリーンに引き込まれて、2014年宇宙の旅に行ってきた気分です。
俳優陣、オリジナル脚本そして監督、よくぞこの映画を作ってくれた!最高!!
個人的には、2001年宇宙の旅のボーマン船長のサイケデリックな幻想の旅のその先を観られた感じがしました。あと、ジョンリスゴーのホットドッグのせりふは2010年へのオマージュかなと思いました。
レビュー書きながら、思い出すと胸が熱くなります。ブラックホール突入のシーンは口を開けて見入ってしまいました。
文句なしの星5つ。間違いなく今年一番の映画です。
古典SF作品っぽさがよかった
いまどきのCGだらけのSF映画かなと思ってましたが
意外や意外、ストーリー展開も表現も古典SF作品のテイストを感じました。
宇宙冒険だけでなく親子の愛を描いた人間ドラマと時空を超えたファンタジーにじんわり。
ミステリー仕立てになっている点もいいですね、約3時間があっという間に感じたのは相対性理論のおかげかな?
今回も「潜る」とは・・・
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