インターステラーのレビュー・感想・評価
全953件中、781~800件目を表示
宇宙SF娯楽映画の王道
魅力的なガジェット、耳をくすぐる難解そうな専門的用語、そして宇宙ならではの壮大なスケールのストーリー…これはまさに宇宙を舞台にしたSF娯楽映画の王道と言える一本でしょう。
自分が最初にこの映画の予告を見た時、ある程度のストーリーの予測はしていました。
ワームホールを使った旅行、そして重力が関係しているらしいということから、おそらく地球の家族と探検クルーたちは異なるスピードで生きることになるだろう…
そしておそらく、家族ともし再会するならばその時は家族はそれなりの年齡、場合によっては自分よりも老いた姿になっているだろう…
そんな予測をしました。
予測は確かにそれなりに当たっていました。ただ、そこに至るまでのプロセスという部分では、自分の予測を遥かに上回っていました。やはりノーランという男は只者ではないと打ちのめされてしまいました。
しかし、難解すぎるということは決してありませんでした。むしろノーランの過去作からすれば、伏線の回収のくだりはかなり親切な設計だと思いました。伏線となった場面をしっかりリフレインして見せてくれますし。メメントみたいに最低2回はみないと絶対わからないというタイプのものではなかったと思います。
ノーランといえば、社会的テーマを裏テーマとして上手に織り込むことのできる監督でもあります。「ダークナイト」で、テロとの闘いに疲弊し自信を喪失したアメリカの姿を暗に描いたのがその代表だと思いますが、今作にそのようなテーマがあったかどうか?
残念ながら、今のところ自分にはまだ理解できていません。「もしかしたら、今の映画産業の状況を嘆いているのかな?」と思わせるような部分はありましたが、確信はありません。
ただ今回は、そういった裏テーマを探すより、素直に娯楽作品として楽しむのが吉なような気がします。
本作で少し残念だと思ったのは、個人的にはそれほど感動はなかったという点です。
ストーリーがストーリーなので、どうしてもボリューミーになってしまい、全体的に足早に話を進めないとただでさえ長い上映時間が更に長くなってしまうので仕方ないと思うのですが、
やはり人物の描き方というのはまだまだドライで、十分感情移入させるものではなかったかなあと思いました。
やはり「長くても3時間以内」という枠にこれほどのものを詰め込むのは限界があったかなと思います。3時間越えるとそれはそれで観るほうがキツくなりますし、監督してはかなり配分に悩んだことと思います。
あとはストーリーの都合上、どうしても説明くさいセリフやシーンが多くなってしまうのはしょうがないですかね。「ワームホールってこんなものなんだよ~」とご丁寧にイラストまで描いてくれたり。
まあでも昔のSF娯楽映画ってそのあたり割と正々堂々と"説明"してたしそれもいいかなーとも思います。そこに時間かけすぎてもしょうがないし。
何はともあれ、満足度の高い1本でした。
自分はIMAXで見たのですが、映像面はもちろんのこと、音響面でも抜群にすばらしかったです。是非IMAXでの鑑賞をおすすめしたいと思います。
愛は地球を救う
親子愛
迫力ありました!
ジョディ・フォスター主演の『コンタクト』を思い出した
今年3本の指に入るSF‼︎
169分という永遠
非常に良く出来たSF作品です!見た事ない映像楽しめます!
展開も人間関係もしっかり作られていてクオリティーの高い作品です!上映時間は長いですがダラダラすることなくポイントはきっちり抑えていますよ。
正直私は全体の8割位しか理解出来ていませんが(笑)是非もう一度観たいですね。
最後に変な宇宙人でも出たら安っぽくなったでしょうが安心しました。
相対性理論が覆された?
アインシュタイン博士が唱えた理論がインターステラーの世界では全く当てはまらない理論になってしまうとはまさにエンターテイナーの成せる業だと思いました、とにかく頭がパニック状態になりました、観た後の何とも言えないあの感覚は40数年間映画を観てきましたが初めてでした、まだの方は是非オススメです!!!。
かなりグロいがテーマは重要。人間の在り方を問う意欲作。
【賛否両論チェック】
賛:物理的な距離や果てしない時間を超越して、家族を愛し続ける父親の悲壮な想いが、胸を熱くする。壮大なスケールで描かれる世界観にも圧倒される。
否:如何せん上映時間が長く、内容も難しい理論が沢山出てくるので、観ていて疲れる。理屈が納得出来ないことも多そう。宇宙のシーンは酔いやすいかも。
相対性理論とか量子論とか、難しい話が沢山出てくるので、理屈で理解しようとすると、我々一般人には結構無理がありそうです(笑)。展開も、一歩間違えればあり得ないファンタジーとして片づけられてしまいそうなくらい、結構際どい理論が展開されます。逆に言うと、それくらい壮大なスケールで、壮大な宇宙の物語が描かれているので、感動もひとしおです。〝愛”を科学的に説明しようとするシーンは、思わず考えさせられてしまいます。
距離も時間も遠く離れていても、それでもなお家族のことを想い続ける主人公の姿は、観ていて涙を誘います。〝人類の存続”という、命を賭けた重いミッションを果たそうとする彼らのそれぞれの決断が、物語をより際立たせています。
上映時間もかなり長めなので、じっくりと物語の世界に浸りたい方に、是非オススメです。
SFの姿を借りた壮大なファンタジー
世界観を含め物語の展開が全く予想出来ないのがオリジナル作品の醍醐味である。
クリストファー・ノーラン監督のリアリティー主義は一貫しており、冒頭から緻密に演出が成されていく。
フィクション部分もきちんと描いており監督らしい期待以上のものとなった。
何より主演のマシュー・マコノヒーが強力に物語を牽引していく姿は凄みを感じる良作。
胸の高鳴りが止まらない
素晴らしいと思った
有り勝ちな親子の絆に重きを置きすぎる事もなく、説明されずともクルーの感じてるであろう死や暗闇、孤独、無音に対する恐怖を説明されなくとも強く感じられた。
正直時間の概念を物理的に干渉し飛び越えられるらしい五次元の存在が出てきたあたりからファンタジーだなとは思ったけれど、地球と時間の進み方が違う星に数時間いただけで二十数年経過していたという話に現実味をより強く感じ背筋が凍った。
最後にクーパーがアメリアを迎えに行って、マーフは地球ではない星で寿命を終えるくだりがよくわからなかった。マーフはどうやって地球から移動したのか、クーパーとアメリアのしたことは無駄だったのか。
とても興味深い、素晴らしい作品だったように私は思う
3時間の長さを感じさせない面白さでした。
伏線の回収が非常に上手く、全てが繋がっていく後半は、すごく気持ち良かった。
さすがハリウッドかな。
ただ、主人公の最初の墜落事故だけが、物語の中で繋がってなかったのが、残念だった。
難し過ぎて?
全953件中、781~800件目を表示