インターステラーのレビュー・感想・評価
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やっと見ました。
マシュー、まだ激ヤセでした(笑)
人類は衰退しました
はい、表題に釣られてクリックした人、こんにちは。ロミオです。あちらの人類は衰退しましたは、ほのぼのとした作風ですが、こちらインターステラーは、かなりエグいです、切羽詰まってます、いっぱいいっぱいです。地球も国家間の戦争をする余裕も無いほど貧困に喘ぎ、このままでは滅亡する未来しか見えません。そんな中、選ばれし者達が地球を離れ、新天地を目指すというSF全開の話となっております。映像についても見応えバツグン、ワームホールに飲み込まれるシーン、視界一杯に拡がる津波、その他迫力ある演出が冒険者、そして視聴者を待ち構えております。待ち構えていると言えば、地球で待つ人々にも目が離せません。主人公の家族が空間の異なる宇宙を旅し、距離も時間も離れ引き裂かれてゆくんですよね。悲しすぎます。体も心も蝕まながら旅人達は新天地を見つけ出す事が出来るのか、人類滅亡に間に合わせる事が出来るのか、主人公は無事に家族と再会出来るのか、極上のエンターテイメントがここには詰まっている。さぁ、刮目して見よ!
大作ではあるが傑作とはいえない。
ノーラン印、久々の当たり映画!
毎度毎度、当たり外れの激しい大博打監督クリストファー・ノーランの最新作。
導入部分で違和感を感じて、果たしてどうだろうか、と内心ヒヤヒヤしながら観てましたが、
中盤以降の想像の先を行く展開の数々にすっかりはまってしまいました。
こーゆー映画、無条件に大好きです!
五次元を視覚で認識できるあのシーンだけで、観る価値ありだと思います。
また、本作は約3時間もあるんですが、正直2時間で収まる話です。
でも、省略できると思うシーンの数々も、クライマックスから逆算するとやっぱり必要だったり、
鑑賞後のとてつもない疲労感も、あの無駄なシークエンスがあったからこんだけダメージを受けてる訳で、
その辺に監督の計算高さを伺えます。
ただ、この監督の悪い癖ですが、重低音響かせてゆっくりカメラを動かせば、なんとなく品格のある映画のように見える、と思いこんでる節があって、
あまりにも安直すぎる!っと指摘したいです。
とにもかくにも、あの緊張感はテレビサイズじゃ拍子抜けしてしまうので、映画館で観るべき映画です。
インターステラー ー惑星間移動。 寝不足だったはずの自分が、三時間...
インターステラー ー惑星間移動。
寝不足だったはずの自分が、三時間近い長編を目を見開いて、まさに一気に終わりまでワープしたくらい、これは面白いです。薦めてくれた友人に感謝したい。SF大賞があるなら、間違いなく全会一致でこの作品です。
特に、ブラックホール・ガルガンチュアに呑み込まれるところ。光すら呑み込む超重力空間を、あんな風に見せるとは。
安っぽい宇宙人は出てきません。
移住できる惑星を探す、人間たち自身の戦いです。
科学的な知見がたっぷり盛り込まれていて、ほとんど会話についていけなかったけど、冷凍睡眠や時間の流れの遅い星、ワームホールなどなど、垂涎モノのエッセンスが当たり前のように登場し…すごすぎて唖然とし、もう一回見直しました。
星の画も綺麗だし、ヒューマンドラマも相俟って、改めて映画という媒体の凄さを感じました。
ゼログラビティと合わせて、最近のSFは素晴らしいですね!
頭をフル回転させて
すぐに2回目が観たくなる映画です!
劇場で観ることが出来なかったのでDVDを借りて観ました。
観終わってから一言「うおぉこれすごい…」
もともとSF映画好きではありましたが、スターウォーズなどの派手なアクションや戦闘が目立つような作品を多く観ていました。
しかし『インターステラー』は科学的根拠に基づいた映像作りは元より、「シナリオの緻密さ」が伝わってくる作品でした。
鑑賞するにあたって相対性理論やマーフィーの法則、ブラックホールについてなどを少しかじっておくだけでもより深く楽しめると思います。
全編通して一つ一つの描写に無駄がなく、飽きの来ない映画です。
宇宙に関する知識がなくても純粋にSFヒューマンドラマとして楽しむことが出来るのも魅力だと思います。
1回だけでなくぜひ何度も観て欲しい作品です。
1度目は3.5だが二度目は4以上つけるかも
衝撃を受けました
始めて映画館に2回目を見に行った作品。
内容については、そんなことないとおっしゃる方も散見しているが、十分難しいと思う。
クリストファー・ノーランのSFとして、どちらかというと映像美を楽しみにしていたが、人間模様、もちろん映像美、親子愛、色々なものに心を打たれ見いってしまった。二回見ないとしっくり来ない部分もあり、是非とも二回鑑賞していただきたい。
見終わってからしばらく、独特なテーマが頭から離れなくなり、音楽を耳にするだけでストーリーが思い出されてぼーっとしてしまうくらいだった。
個人的には、クリストファー・ノーラン作品の中ではダークナイトは評価されているほど好きではなく、インセプションやメメントのほうが好きなのだか、それらを大きく越えた作品になっていると思う。
ノーランはやはり天才でした。
家族愛という小さいテーマを種の存続や宇宙探索など非常に大きな要素を綺麗に結びつけて構成は期待どおりのノーラン節全開。
最初はなんだかよく分からなかったらものが最後には全て繋がってすっきりすると同時に余韻の残し方のうまさもさすが!いっぺん、監督の頭ん中見てみたい・・・。
映像面ではアカデミーの視覚効果賞をとっただけあってかなり精密。監督の意向でCGをあまり使用せずできるだけ特撮で再現した本作は近年のCGだらけの映画に向けてのアンチテーゼになっているようで面白い。
内容に関しても序盤でアポロ計画が捏造だったり、エンジニアや宇宙飛行士は今の世の中にはいらないなど宇宙に関して否定的な内容が続く。これは今の世の中と同じだ。内側ばかり見て外を見ない。自分や自分に関係のあることだけ考えてその他には興味を示さない今の世の中。かつて、アポロ計画でみんながみんな宇宙に思いを馳せ一つになった時代は完全に終わってしまった。この映画ではそんな今の時代が続いたらのifの世界に思えて仕方なかった。内容面でも皮肉たっぷりだ。
美しい家族の愛と環境破壊の先の恐ろしさと宇宙の恐ろしさ、そして現代の人々対する皮肉もいっぺんに感じることのできる本作はボリュームたっぷりで見応えがある。
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