「重力、即ち愛! 壮大なスケールで親子愛を描いた、SF映画の新たなランドマーク。」インターステラー たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)
重力、即ち愛! 壮大なスケールで親子愛を描いた、SF映画の新たなランドマーク。
絶滅寸前の人類を救うべく、移住可能な惑星を探すミッションに挑む宇宙飛行士達の姿を描いたSFアドベンチャー。
監督/脚本/製作は『ダークナイト』トリロジーや『インセプション』の、後のオスカー監督サー・クリストファー・ノーラン,CBE。
脚本は『プレステージ』や『ダークナイト』シリーズのジョナサン・ノーラン。
主人公である宇宙飛行士、ジョセフ・クーパーを演じるのは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ダラス・バイヤーズクラブ』の、オスカー俳優マシュー・マコノヒー。
クーパーと共にミッションに挑む宇宙飛行士、アメリア・ブランド博士を演じるのは『プラダを着た悪魔』『レ・ミゼラブル』の、オスカー女優アン・ハサウェイ。
クーパーの娘であるNASAの科学者、マーフィー・クーパーを演じるのは『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン。
ブランド博士の父、ジョン・ブランド教授を演じるのは『ダークナイト』トリロジーや『インセプション』の、レジェンド俳優サー・マイケル・ケイン,CBE。
クーパーの息子、トム・クーパーを演じるのは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『オーシャンズ』シリーズの、後のオスカー俳優ケイシー・アフレック。
「ラザロ計画」遂行のため1人氷の惑星へと送り込まれていた宇宙飛行士、マン博士を演じるのは『オーシャンズ』シリーズや『ボーン』シリーズの、名優マット・デイモン。
幼少期のトム・クーパーを演じるのは『サインスピナー』『ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界』のティモシー・シャラメ。
幼少期のマーフィー・クーパーを演じるのは『トワイライト・サーガ』シリーズや『死霊館』のマッケンジー・フォイ。
音楽は『ダークナイト』トリロジーや『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの、巨匠ハンス・ジマー。
第87回 アカデミー賞において、視覚効果賞を受賞!
第20回 放送映画批評家協会賞において、最優秀SF/ホラー映画賞を受賞!
3時間近く上映時間がありますが、全然長いと感じないほどのスピード感。ドキドキワクワクする展開が畳み掛けるように連続するので、退屈している暇が無いです!
この映画、とにかくビジュアルが凄い!
ワームホールやブラックホールなど、SFではありがちな設定をド迫力かつフレッシュな映像で見せてくれますし、主人公一行が着陸する水の星や氷の星のリアリティもGOOD👍
荒廃した地球の描写もそうですが、惑星間探索という突拍子もない物語でありながら、いちいち映像にリアリティがあるので嘘くさくないところがこの映画の素晴らしいところではないでしょうか?
SFではお馴染みのウラシマ効果ですが、それをここまで物語の重要な要素として描いた作品は珍しいかも。
1時間過ごすだけで地球では7年も時間が経過してしまう水の島での冒険は手に汗握りました!
クーパーサイドの物語だけではなく、大人になったマーフィーサイドの物語も同時に進行していくのが長尺にも拘らず映画がダレなかった要因かもしれませんね。
ストーリーは正直ご都合主義的で、後半のぶっ飛び加減には笑いましたが、これだけワクワクさせてもらえたら細かいストーリーのアラとか疑問点とかはどうでも良いです!細けぇことは良いんだよ!
兎に角、「愛こそがすべて」というシンプルながら力強いメッセージ確かに受け取りました!
まぁただ、監督のサービス精神からだとは思いますが、マン博士の暴走は正直どうかと思いました。なんだったんだあいつ…。
あそこだけは無理やりアクション的、サスペンス的展開を入れようとしたんだろうなという感じが伝わってきてしまい、ちょっと浮いてしまっていたと思います。
あと、クーパーとブランド博士の関係の描き方も中途半端だったかな。恋仲にさせたいならもっとはっきり描くべきだし、そうでないなら別れの場面の演出は過剰。この2人の関係性はもっとハッキリさせておくべきでしょう。
もう1点、息子の扱いの悪さも気になります。
娘ばっかり優遇されて、息子はなんか悪役っぽくなっちゃった。こんな扱いにするなら、最初から1人娘という設定で良かったんでないの?
とはいえ、非常に楽しい映画体験でした。物語もぶっ飛んでいるとはいえ王道の展開と言えるだろうし。ベタだけどやはり父と娘の再会は泣けるのです。
私のような科学的な知識がない人間でも十分に楽しめる娯楽大作。これは映画館で観たかったーー!!
たなかなかなかさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
自らの命を賭しての行動、手を伸ばせば届きそうなのに触れる事さえ出来ない、どちらのシーンも沁みたのになぁ、と。
ノーラン監督作品、期待値高めになりますよね。
たなかなかなかさん
高評価も納得!の作品ではありましたが、実を言うとラストの展開は余り好みではなかったんですよね。
再会も出来るし、逢いにも行けるんだ、的な。心がピュアではないから、かも知れませんが(笑)
ノーラン監督が未だお若くて、新作をほぼリアルタイムで観られる事が有難いですよね 🎥
こんにちは。初めまして^^*
フォローありがとうございます。
こちらに書かさせてもらいました。
アイコンは
もしかして(小さいからまじかっていたら、ごめんなさい。)フロルかな❔
これからも宜しくです