「歴史は「鏡」。また、今日生きたということも、明日になれば自分を映す...」蜩ノ記 ユージンさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史は「鏡」。また、今日生きたということも、明日になれば自分を映す...
歴史は「鏡」。また、今日生きたということも、明日になれば自分を映す鏡になるのだろう。その鏡を見て、今の自分がどのように映るのか。そこに学びがあるのだと知りました。
庄三郎は、秋谷の監視役は快く思ってはいなかった。それは秋谷との生活の中で考えは変わっていく。ラストの方で庄三郎は、「良き修行でした」と口にする。彼の生き様に学ぶものがあったということ。秋谷を鏡とし、自分を見つめ直すことができたということ。
そして、僕たち観客はこの作品を自らを映す鏡として、生きることへの意味を見出せたらと思った。
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