デッドマン・ダウンのレビュー・感想・評価
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家族愛映画
途中まではサスペンス、スリラー映画だったんですが、後半はただのアクション映画になっていました。一番復讐しないといけない女を化け物呼ばわりしてたクソガキ集団が野放しなのはもったいない。クロウ飛翔伝説とか復讐物が好きな人向け作品です。
単純なアクション作品ではないです
ジャンルではアクション作品かもしれなくて、確かにラストはアクションシーンで盛り上がるけど、そんな単純な作品てはなく、 主人公のヴィクターやベアトリスの複雑な気持ちもしっかり描かれていてとても良かったです
復讐に囚われてる2人が切ない
ヴィクターがベアトリスの頼みをきくのかやめるのか、ヴィクターの正体はバレるのか、そんな緊張感もあり、ラストのアクションも楽しめて、あの2人に希望の持てる締めくくり、満足でした
今作のノオミ・ラパスは全然戦わずイメージに合ってないような気もしたけど、気持ちが伝わってくる演技で観てるうちに違和感もなくなりました
お気に入り俳優さんのテレンス・ハワード、やはり悪役のボスが似合ってます
スーツの着こなしや声がほんと好き
そしてコリン・ファレル、ヴィクター役がハマっててとっても良かったです
ライフルを構えてるとこなんかほんとかっこ良すぎだし、いつ見ても色気だだ漏れです
ノオミ・ラパス&コリン・ファレルの上出来サスペンス!!
2013年(アメリカ)
ノオミ・ラパスの映画は、どこか彼女の色(美人じゃないのに、いい女)に染まる。
ニューヨークの裏社会が舞台なのに北欧の雰囲気が漂う。
ノオミ・のラパスは北欧の女優だけど、かのグレタ・ガルボ。イングリット・バーグマンに
較べると、平坦な顔も低い身長もまったく似ても似つかないのだ。
しかし庶民的な容姿から想像つかないガッツを持っている。
監督はノオミを主役に全世界を驚かせた「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」の
ニールス・アルデン・オプレブ監督のハリウッドデビュー作品だ。
コリン・ファレルも過去の傷を引き摺る男を熱演。
なかなかの捨てたもんじゃない佳作だ。
裏社会のボス・アルフォンテの片腕としてヒットマンを生業(なりわい)としてるコリンファレル。
ハンガリー移民でアルフォンテの指示で妻子を殺され自分も瀕死だったが、生き残る。
アルフォンテと実行犯のアルメニア人への復讐の機会をじーいっと狙っている。
コリンの殺人現場を目撃したノオミは、黙ってる代わりに条件を出す。
ノオミの右頬に今も残るミミズ腫れ。
車にぶつけて平然とする加害者の男を「殺してくれ!!」と頼むのだった。
やがてコリンの素性が組織にバレて行く。
協力者のノオミの小さな裏切りが男を追い詰める。
ラストの殴り込み(討ち入りかな?)
女(ノオミ)は人質になるし、ことこは絶体絶命なんだけど・・・
タンクローリーも真っ青なピックアップトラックの体当たり。
この車、戦車T-34並みだった。
夜の銃撃戦の映像が凄く綺麗。
かなり素敵な映画。
ラブストーリーとしてもgoodです。
ドミニク・クーパー、イザベル・ユペールも出演してます。
好きな映画でした。
しっぶ
しっぶ。。
ハードボイルドなコリンファレルとあんまり観たことのない可憐?で戦わないノオミラパス。
はじまるとすでに復讐は佳境という状態。主人公は2年費やして締めくくりをまさに実行しようかとしている。そこにマンション向いの女が厄介ごとを吹っ掛けてくる、そこから映画がスタートする。
なので、設定を飛ばしまくってはじめるので序盤はちょっとややこしい。最初はターゲットがよくわからない、のだ。しかし、実際そんな難しい話しではないので中盤までくれば、一掃する気だということはわかってくる。
ま、雰囲気ものですね。このしっぶいテイストを楽しめるか、どうか。好みの話し。
個人的には好きなので大丈夫、もともとのハードル低かったので拾いもんでした。
パートナーのようになった女性の心理描写が秀逸です。
復讐の為に組織に潜入した主人公の戦いを描く物語。
良く出来たアクション映画でした。ジャンルとしてはアクションですが、しっかりと心理描写がされていることに好感です。
主人公と、主人公とバルコニー越しに隣り合わせた女性。その二人の復讐心を丁寧に描きます。特に女性の心理描写が秀逸で、「憎悪」「絶望」「執着」そして「殺すことへの恐怖」。他のアクション映画と一線を画している印象です。
それでいて、要所でアクションもバイオレンスもしっかりとしていて、とても楽しめました。
ただ、クライマックスでは、別の映画になった印象になったのが残念です。一般的には派手なアクションになって良かったのかもしれませんが、個人的には心理描写を描いたリアルな流れを最後まで続けて欲しい思いました。
その落胆分だけ、評価を少しだけ落とさせて頂きました。
甘ったるくないのが良いですね。
交通事故により顔に傷を負った女性と妻子を殺され心に傷を負った男のラブストーリー。
変に甘ったるくないところが個人的には好みでした。
男が正体を隠して組織に潜入していたり、二つ復讐を交えたりとサスペンス色も有り、そしてラストにはアクションシーンも有りと、いろんな要素を含んでいるのですが、上手く纏まっていましたね。
切ないお話しですが、切ないまま終わらなかったあたりも好印象でした。
男と女と復讐と愛と
ある復讐の為に犯罪組織の殺し屋となった男。
ある日、隣のアパートに住む顔に傷を負った女と出会うが、殺しの現場を目撃され、傷を負わせた相手を殺すよう依頼され…。
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ監督のハリウッドデビュー作。
自国で優れた作品を手掛けたもののハリウッドに招かれ不発に終わる典型的な例。
力作「ヒトラー 最期の12日間」を撮ったオリヴァー・ヒルシュビーゲルが凡作「インベージョン」を撮った時のように。傑作「善き人のためのソナタ」を撮ったフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが駄作「ツーリスト」を撮った時のように。
デヴィッド・フィンチャー節が炸裂したリメイク版も良かったが、やはりあの濃密なオリジナルには敵わない。
あれほどの手腕を活かせなかったのは、特に目新しさも無い作品を任せたハリウッドにある。
むしろ監督は、
主人公の身元がいつバレるかのスリル。
ド○え○んならショック死してしまいそうな処刑シーン。
クライマックスのアクション。
傷を負った男と女の出会い。
仄かに芽生えるロマンス。
…など、ありふれた設定でも手堅い職人演出を披露。
バッドガイは今や昔、寡黙で義理人情ある主人公をコリン・ファレルが好演。
監督の頼もしい味方、ノオミ・ラパス。
作品によって美人に見えたりブスに見えたりだけど、本作は魅力的な方。
テレンス・ハワード、イザベル・ユペール、F・マーレイ・エイブラハムら多才な顔触れ。
えーっと・・・
ムービープラスをつけたら突如として始まったので、前情報なしで鑑賞。
ある組織に妻と娘を殺された復讐のため、名前を変えて組織に潜入しているビクター(コリン・ファレル)と、交通事故で美貌を失い、事故を起こした犯人への復讐をビクターに依頼したベアトリス(ノオミ・ラパス)。
・・・・。
・・・・・。
やばい。
内容が全然思い出せない。
ドラマ「Empire」「Wayward Pines」に出てたテレンス・ハワードがここでも悪役のボスで登場。
それしか思い出せない。
確かに最初から最後まで観たよな・・・?
けっこう楽しかった、と観終わったときには思ったはずなのに、なんでだ。
まぁまぁ面白かったですよ。
コリン・ファレルの演技にはとても良かったし、ストーリー的に交通事故で顔に傷を負った女性と妻子を殺された男女の復讐劇!
ドキドキする場面もあればスッキリする部分もある作品です。
個人的にはヤられたから、やり返すのが全てじゃないと思うんですけどねー(笑)
ノオミ・ラパスに尽きる
妻子を殺された男と、交通事故で顔にキズを負った女の復讐と再生の物語。
シナリオ的にグッとくるところもあるし、なかなか面白った。
ノオミ・ラパスの演技がスゴい!
揺れる女心みたいなものを見事に体現している。ちょっとした仕草の演技などでも、そこに心を表していて観ている側はその心情を追うように観ていくと良く理解できる。
ノオミ・ラパスは『ドラゴンタトゥーの女』のリズベット役とは全然違う役(本作やプロメテウス等…)を上手くこなしていますよね。いい女優さんだと思います。
ラストは何となくハリウッド的ハッピーエンドなのは自分としては物足りないが、再生してまた前に歩み出すということだろうから仕方ないかな。
傑作とかではないですが、決して悪い作品ではないと思います。
何気なしに観ると、意外に面白いと感じられるのではいでしょうか。
あとはノオミ・ラパスの演技に注目です。
面白かった
面白かったけど、何か長々と感じた。
ハラハラしたけど、衝撃はなかった。
かっこよかったけど、キュンとしなかった。
て感じかなぁ…
最後の言葉はかっこよかったなぁ♥︎
ふつーに面白かったのは面白かった。
コリンファレル
本家ドラゴンタトゥーの監督のハリウッドデビュー作らしい。舞台の場所がはっきりしない。アメリカにしてはちょっと晴れてなさ過ぎ、きっとロンドンだろうとか思いつつ判然とせず。主演女優はドラゴンタトゥーの刺青パンク女。今回は交通事故で顔半分に傷を負った女役。そう思うと顔の傷はスカーリングというか、刺青の一種に見えてくる。イザベルユペールが母親役。
渋く複雑な感情が湧いてくる良作
この監督の作品は叙情的な表現が巧みで、よくあるアメリカのアクション満載の復讐劇にはなっておらず、複雑な感情がよく伝わる作品に仕上がっていると思う。
心に深い傷を負った二人の男女の運命が2年前の事件をきっかけに交錯し、意外な展開を紡いでいく
復讐に駆られ憎しみに呑まれ人格さえ変わり、仇の鬼と化す
似た傷を持ち憎悪に囚われる二人が、お互いを助け、惹かれあい、復讐を果たすことへの恐怖と、生き残る苦しみ、先へ進み出そうとする感情の中を彷徨い、葛藤する描写は見事
この先どうなるんだろうという期待感もありつつ、サスペンスに必要なハラハラする展開に映像の中に引き込まれた。
「ドラゴンタトゥーの女」では暗く深いストーリーと雰囲気で悲しい物語を描いたが、特徴とされる独特の世界観と、複雑に表現される感情表現で評価された監督の才能は、この作品でも存分に発揮され、最後までどうなるかわからないシナリオに、散りばめたキーとなるシーンをうまく結びつけ、展開する様は美しく素晴らしいと思う。音楽やテンポ、間のとり方にいたるまでこの監督にしか出せない味が滲み出てるいい作品だと思う。
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