「でも自分は彼を尊敬はしない。」スティーブ・ジョブズ(2013) myaa1969さんの映画レビュー(感想・評価)
でも自分は彼を尊敬はしない。
SteaveJobs・・・iPodという人類革命を2001年に世に送り出した経営者。最初に断っておきたい・・・個人的に大嫌いな経営者、孫正義に共通する程自分は大嫌いである。
彼の人間性を象徴するシーン- 愛し、長く付き合っていた彼女の懐妊、弁護士に対して言い放った言葉 『州の人口は2400万人、鑑定誤差は5%、父親候補は120万人いる、僕が父親である根拠は全くない‼』 ビジネスマンとしての成功への冷淡極まりなさが垣間見える。
その他『言ったことが覚えられないなら今すぐ辞めろ!!』『無理というのは聞きたくない』。冷酷非情な独裁者と言われる。
ただ子供のようなビジネスへの夢、強い執着心には舌を巻く。夢への類まれなる執着心は若く未来を担うエネルギーと相まって一度は追い出された創業会社の破綻危機を子供のような探求心によってi-mac、続くipodによって時価総額世界一に上り詰める。
期待を遥かに上回る全く退屈しないとてもドラマチックな映画、ビジネスで明日の自分に変化を求めたい人には必見のお薦め映画です。
でも自分は彼を尊敬はしない。
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