いなべのレビュー・感想・評価
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生きていくことをほんわか描く
これまで深田晃司監督の作品は観たことがなかったが、SAVE the CINEMAの発起人で気になり、オンライン映画祭の「We Are One」に選出されたということで鑑賞。
この映画の持つ雰囲気とは決して似つかわしくない、芸人の起用でちょっと面食らうが、それが深田監督の表現の仕方、遊び方なのだろうか。
ラストにはそういうことかと納得する。
今後の活動も注目で、「淵に立つ」と「よこがお」はしっかり観ておきたいところ。
暗い映画は、少し光る
ご当地映画という意識よりも、自分が暮らす地域が、どう映画になるのか、見とどけたくて観た。
短さが良い。
地元を知る人間には背景の地理的つながりがおかしいと感じるところも、視点を変えれば問題ないことにすぐ気づいた。
周りで観ていたおばちゃんらが、「暗い映画やなぁ」と口にしていた。地元を暗く描いたと受け止めたのだろう。その気持ちは理解できた
。
しかし、薄暗く光っていた。
アンドレイ・タルコフスキーを思い起こすのは、私だけだろうか?
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