バルフィ!人生に唄えばのレビュー・感想・評価
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笑いと涙とサスペンス、全部入り!
日本でもそうだけど
どこの国でもまだまだ障害を持つ人は生き辛い。
その生き辛さをお涙頂戴にせず、
映画愛に溢れた娯楽作品に仕上げた脚本家と監督に拍手!
幾つかの映画を知ってると楽しいけれど、
別に知らなくても十分楽しいですよ。
「マダム イン ニューヨーク」や
「ロボット」の時も思ったのだけど
インドの女優さんはホントに美しくて色っぽい。
そこも楽しみですよ。
インド映画特有のダンスシーンはほとんど無し。
で、主人公のバルフィも
前半はちょっと押しが強くて引いてしまうけど
そこだけ乗り越えれば後は楽しく観られます。
バルフィにはセリフが無い分、
表情豊かに繰広げられるパントマイムは本当に見事!!
映画後半はジョニー・デップの「妹の恋人」を思い出させます
この映画を観てから
オマージュされている作品を探しても楽しいかも〜〜
余計なことを考えずにとりあえず観て!
インド映画の過剰な踊りがなくても上質なエンタメ作品が多数あることが分かった作品。ランビール・カブールを知った。
2014年8月鑑賞作。インド映画の底知れぬ魅力に気づき始めた作品。エンタメとしては文句なしである。
<2018年6月15日>
当時購入したパンフレットを探して復習のため読み返したら、つい読み耽ってしまった。「SANJU」を今から観るのだが、とても楽しみである。
映画『バルフィ!人生に唄えば』感想〜「心に従って選び生きる」か「心を抑えて選び生きる」か
インド映画『バルフィ!人生に唄えば』(2014年)を観ました。コミカルながら心にしみる物語でした。
インドの女優イリアナ・デクルーズさんを観たいだけで観た作品です。
「心に従って選び生きる」か「心を抑えて選び生きる」か ... 。
耳が聞こえず話もできないバルフィという男性の生涯を通して描かれる2人の女性の生き方の対比を見せる2時間30分の物語だったかなと。
主な登場人物は、バルフィ、偶然出会った美しい女性シュルティ、幼なじみで自閉症の女性ジルミル、警部補のダータ。
予告編を観て、なんとも陽気なバルフィと、美しい2人の女優さんが出演されているなあというぐらいで観たのですが、バルフィを演じたランビール・カプールさんはお見事でした。シュルティを演じたイリアナ・デクルーズさんはとても美しく魅力的でした。また、自閉症で6歳から親元を離れて施設で暮らしていたジルミルを演じたプリヤンカー・チョープラーさんの演技もお見事。この方は、2000年のミス・ワールド優勝者とのこと。美しさはさることながら役者さんとして素晴らしかったです。警部補のダータはいい味を出していました。
映画『バルフィ!人生に唄えば』感想〜「心に従って選び生きる」か「心を抑えて選び生きる」か|高橋典幸ブログ
人生にあって選択の「自由」は広くあるのかなあとは思いますが、選んだことからの「結果」は選べないものなんだろうなあとあらためて思いました。さまざまな選択を経験していくなかで、その後の選択をどうしていくかが自分らしく洗練されていくんだろうなあ。
本作では、耳が聞こえず話もできない男性が描かれますが、まあ、胸を張って堂々と生きているんです。爽快感さえ感じるほどにカッコ良かったです。
出来ないことがあるにしろ当然な生き方だよなと。
人と比べれば、自分にできること、出来ないことは、当然ながら差があるわけで、私が出来ないことを、当たり前にデキる人からみれば、それは「障がい」にみえてもおかしくない。
「そんなことも出来ないのか。わたしにはできる。まわりのみんなもできるのに。」と。そんな視点でみれば、私含めて誰もが他人から見て「障がい者」である側面を持ち得るのかなと。
私には出来ないこと、知らないことがあり過ぎます。歳を重ねてくるほどに、出来ないこと、知らないことが増えていくようにさえ感じています。デキる人からみれば、そのデキナイ点について私は「障がい者」です。
バルフィやシュルティ、そして、ジルミルのそれぞれの生き方は、どう生きるかの勇気をいただけました。がんばろうっと。
音楽と劇中歌も素晴らしかった。
#映画 #バルフィ人生に唄えば #バルフィ #Barfi #ランビールカプール #イリアナデクルーズ #プリヤンカーチョープラー #インド映画 #RanbirKapoor #IleanaDCruz #PriyankaChopra
めっちゃ泣いた!
予告等では何だか胡散臭い映画なんだろうと思ってましたが、心温まりたい気分でしたので観てみました笑
約2時間半なのでちょっと長いですが、飽きずに楽しめましたよ!
そして最後は涙無しにはいられませんでした。
人を愛する気持ちって素晴らしいなと感じられました。
とってもオススメです(^^)
パントマイム満載。
歌わない踊らないインド映画の秀作が次々と上映されているが、
今作も2012年アカデミー外国語映画賞のインド代表作品に選出
され、翌年には第5回沖縄国際映画祭・コンペティション部門で
審査員特別賞を受賞したそう。よく練り込まれた物語と映像美、
数々の名作に捧げるオマージュ思しきパントマイムや動きなど
映画ファンにはあーこれはあの映画のココね!と分かる場面が
満載で楽しめる。151分の長尺にするより、もっとコンパクトに
纏めた方が観易いとは思うのだが(話が単調なのでやや飽きる)、
随所に見せ場を配し、え~そうするんだ?という発想は面白い。
キャストにも有名人&美人を使ってこればっかりは目の保養v
演技力・美貌ともに楽しむことができる。徹底的に観客を映画に
惹き込もうというインド映画の志はマナー歌詞にも顕れており、
作り手の真摯な姿勢に鑑賞する方も真剣に(楽しく)向き合える。
(歌って踊ってのマサラムービーも私的に好きなんですけどね~)
全てが入っている。
冒頭部分から期待したが、期待通りの映画だった。
なにせ、最後のクレジット部分が冒頭なのだ。
そこで、観客に鑑賞マナーを歌入りで「ご説教」する。
これは期待できる。映画を楽しませようとする意気込みを感じる(!?)
シリアスな場面もあれば、コメディタッチの場面もある。
淡い恋心もあれば、すっぱいジェラシーも感じる。
なんといっても、
プリヤンカー・チョプラ演じるジルミルも
イリアナ・デクルーズ演じるシュルティも
素晴らしい。美しさにひきづられない、抑えの効いた演技だ。
脚本構成もいい。
それぞれのシーンが、後からに意味を持ってくるようになる。
まぁ、印度式満漢全席的映画ということだろうか。
あえて言えば、邦題の「人生に唄えば」これだけは不要だった。
幼稚で勝手な男が何故か美女二人に惚れられるファンタジー。
凄く評価が高いんですね……。
耳が聞こえず、言葉で自分の気持ちを表現できないバルフィですが、手話を理解できない私ですら彼が何を言いたいのか分かる。
手話と体と表情で、気持ちを伝える。
ランビール・カプール、凄く上手い俳優さんです。
バルフィの気持ちを代弁するのが、インドのポップス?です。ミュージカル的です。
また、チャップリンからMrビーン、ジャッキーチェンなど、色んな映画のオマージュに満ちている。
バルフィを愛する二人の女性も、一人は絶世の美女、もう一人は天使のような愛くるしさ。お洒落でポップで仕掛けに満ちた、ラブストーリーです。
けれど一番弱いのが、そのラブストーリーの部分。
バルフィが幼稚な男で、シュルティ(イリヤーナ・デクルーズ)とジルミル(プリヤンカー・チョープラ)の女性二人を、不幸にしてるんじゃないか?途中でイラってした(二股!)。
ジルミルといる時はシュルティを追い求め、シュルティが手に入ったらジルミルを求める。勝手な男だぜ。こんな幼稚で勝手な男に惚れる美女二人に、全く説得力がないように思えました。
人間としてはユニークで魅力があるのかも知れないど、男としては0点でしょ?
この三角形のエピソード、いるかな?プリヤンカー・チョープラも凄く上手い女優さんで、この二人の純愛で良かったんじゃないかな?
でも、誰に感情移入したのか分かりませんが、一瞬泣けるシーンあり。
多分、ラブストーリーで泣いたのは、初めてです。
迂闊。
しかしインド映画、本当に頑張ってますねー!
ちょっと長い❗️
面白かった。主人公が魅力的。ハンディキャップがあるのに、全然それを感じさせない。
見ている私の問題かもしれないけれど、主人公にハンディキャップがあると、かわいそうな感じになってしまうけれど、全然かわいそうじゃない。三人の人間関係も、不思議。今までに見たことがない。
シュルティ役の女優さんも本当に綺麗というか、可愛い❗️マダムインニューヨークの女優さんも可愛いかったけど。
優しい映画
どこかで観たことあると思う場面が良く出てくる位、映画へのオマージュに溢れていたので、監督の映画への愛を感じました。
インド映画の持つ「純粋さ」と「素朴さ」が良い意味で安心感を与えてくれます。悪意がなく善意の映画と言うのでしょうか。
押し付けがましさがなくナチュラルなので好感を持つ方も多いのではと思います。
でも悪く言えば、話にメリハリがないので少し飽きてしまいました。
アリアナ
途中、ちょっとつまんないなと思った時間帯もあったけど、ラストにかけて泣きっぱなしでした。
おとしどころも個人的にはよかったと思います。
今年見たインド映画ではマダムインニューヨークには及ばないながらも、良い出来の映画でした。
出てくる女性みんな美しくてチャーミングで演技も上手すぎる。
インド版フルコース映画
「歌って踊らないインド映画特集」の第三弾、大トリとしての鑑賞。
兎にも角にも「豊穣」、人生の酸いも甘いも苦いもくすぐったいも全て呑み込んで広がり流れるストーリーが、正にガンジス川の様な一本。
「台詞は極限まで削った」と言う監督の言葉を支えた、主演男女3人の演技力がとにかく見事!
主人公とヒロインの1人が、グルートよりも口数少なで、2時間半(果たして本国版の尺はどれだけあるのだろう?)の物語を語り切るのは並大抵では出来ないよ!
キュンとして笑って、ハラハラして泣ける…欲張りが心地よい作品。
心が洗われる
時系列の変化についていくのに結構必死になってしまったけど、それ以外の演出、演技、音楽、カメラワーク、どれをとってもよかった。やっぱりインド映画って美しいなと。
バルフィの表情の豊かさ、シュルティの憂いを帯びた美しさ、ジルミルの素直さ、素晴らしかった。ジルミル役のプリヤンカー・チョープラーの演技がすごいというか、すごすぎて演技に見えなかった。
個人的にはタイプライターを打つ音から音楽に持っていった演出には感動した。
人の死ぬまでを描いた映画って意外と少なくて、終わり方があやふやなものもあるけど、純粋に生き抜いたバルフィとジルミルが最期まで描かれていて見応えがあった。
「バルフィー」
ジルミル役のプリヤンカー・チョープラーの演技力に驚嘆しました。このような女優を擁するインド映画のレベルの高さを実感できます。遊びの部分は気楽に楽しめば良いし、心に染み入る部分はしっかりと作られており、充実しています。もう一度見て、バルフィ達の純粋さに触れたいと思います。
インド映画ならではの抑揚が心地よい切なくて爽やかな一品
一言も言葉を発せなくても愛は伝えられるか・・・透明度が恐ろしく高い純愛テーマを前半ではドタバタ調に、後半ではしっとりと描く、こういうのはインド映画ならではの抑揚かと。予め想定していたのとは全然トーンの異なる結末もすっと胸に馴染む切なくて爽やかな一品でした。
笑いと涙とサスペンス、全部入り
日本でもそうだけどまだまだ障害を持つ人は生き辛い。
その生き辛さをお涙頂戴にせず、
映画愛に溢れた娯楽作品に仕上げた脚本家と監督に拍手!
幾つかの映画を知ってると楽しいけれど、
別に知らなくても十分楽しいですよ。
「マダム イン ニューヨーク」や
「ロボット」の時も思ったのだけど
インドの女優さんはホントに美しくて色っぽい。
そこも楽しみですよ。
インド映画特有のダンスシーンはほとんど無し。
で、主人公のバルフィも
前半はちょっと押しが強くて引いてしまうけど
そこだけ乗り越えれば後は楽しく観られます。
バルフィにはセリフが無い分、
表情豊かに繰広げられるパントマイムは本当に見事!!
映画後半はジョニー・デップの「妹の恋人」を思い出させます
この映画を観てから
オマージュされている作品を探しても楽しいかも〜〜
人生ってうまくいかない。
人生って選択の連続。タイミングが違えば違う人生だったかも。バルフィのジルミルの打算のない、純粋な想いにも泣かされるし、シュルティの気持ちになっても泣ける。インドの俳優さんていいですね。
やられた!泣かされました。
最初、インド映画に暫く遠ざかっていたせいか少し演技がわざとらしく臭く感じたのですが、徐々に気にならなくなりましたが、所々エピソードが長く感じ中だるみで残り時間を数回気にしましたが、やられた!序盤から終盤泣かされました。それと、チョイチョイかかる音楽の歌詞が心に沁みるんです。終わり良ければすべて良しで、星4つにしました。「きっとうまくいく」に次ぐ感動作品とうの謳い文句ですが、女性向きの作品かも。
全30件中、1~20件目を表示