「【大人の事情で2作で終了したために、色々と謎が残ったシリーズラスト作。けれども、それを補って余りあるのが、VFXの技術の向上によるアメイジングな映像である事は論を待たない作品である。】」アメイジング・スパイダーマン2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【大人の事情で2作で終了したために、色々と謎が残ったシリーズラスト作。けれども、それを補って余りあるのが、VFXの技術の向上によるアメイジングな映像である事は論を待たない作品である。】
<Caution!内容に触れています。>
ー 2025年に今作を観ると、キャスティングが豪華過ぎる。
アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、ポール・ジアマッティ、フェリシティ・ジョーンズ・・、とまあ豪華である。
作品構成は、”オズボーン”の哀しき御曹司ハリー・オズボーン(デイン・デハーン)が、登場し、ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)の友人であり(ここら辺、ちょっと描き方が雑です。)且つグリーンじゃないけれど、グリーンゴブリンに変身して、スパイダーマンを敵として認識していく、変心、狂気性ぶりをデイン・デハーンが上手く演じている。
冴えない電気技師マックスを演じたジェイミー・フォックスも、事故により”エレクトロ”に変身していく様は、ナカナカである。
ピーター・パーカーの両親、リチャード・パーカー(キャンベル・スコット)&メアリー・パーカーが、忽然と姿を消した理由も分かるのだが、そこからの展開が、ちょっとまどろっこしいのだなあ。
そして、最大の評価の分岐点であるグウェン・ステイシーの死をどうとらえるかだよねえ。第三作がもし制作されていたら、どうなっていたのかな。
ここら辺が、スーパーヒーロー映画の辛い所で、チビッ子などはあのシーンは受け入れられなかった子が多かったそうである。
だが、それを補って余りあるのが、VFXの技術の向上によるアメイジングな映像の数々である事は論を待たない作品ではないかな、と思った作品である。ー
<一般的には、トビー・マグワイアスパイダーマンシリーズの方が、アンドリュー・ガーフィールドスパイダーマンシリーズよりも人気が高いが、スーパーヒーローモノって、難しいよね。
捻り過ぎると、チビッ子が付いてこないし、単純すぎると大人が付いてこない。
ナカナカ難しいよね。
そこを上手くアベンジャーズとくっつけたトムホランドスーパーマンシリーズは、上手い手を使ったよな、と言うのが、この3シリーズを見て来て思った感想かな。
それにしても、ヤッパリ、スパイダーマンって人気があるよなあ。
各々の作品にも色々書いたけれども面白かったし、各シリーズの繋がりも分かったしね。じゃーね!>