グランド・イリュージョンのレビュー・感想・評価
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配役が巧み!
急遽、レイトショーで鑑賞
TOHOシネマズ府中のレイトショーにて鑑賞。
最近、どうもTOHOシネマズ府中でレイトショー枠で興味ある映画が
上映されていなかったので、前評判など全く注目などもしていなかったのですが、観に行ってきました。
映画でマジックを表現するということなので、VFX使えば本当の魔法のようにみせれるし、メンタリストと観客をスクリーンを通して観て面白いかどうか?不安でしたが、思ったよりも面白かった。
冒頭部分で、そういえば、「いたよな」ということを忘れてしまうことも計算されていたのかと、、そこに関心しました(これ以上はネタばれなるので割愛)
マジックをエッセンスにしたドラマ
ゴージャスな映像とサウンドに浸る
面白い!けど…
期待通り
Amazing!
人情劇でした。
グランド・イリュージョン
面白かった!
賛否の分かれる作品だが、騙される面白さが充分楽しめて最高でした!
ルイ・レテリエ監督にまんまと簡単に騙されてしまった私。だが、こんな騙し方が有っても楽しいものだと、映画観賞後、つくづく感心した。
私は、初め真っ赤な色使いの、このポスターやフライヤーを観た時には「レッドリターンズ」と同様のステレオタイプのアクション映画のメージで、全く本作に興味が無かった。だが、よくチェックしてみれば主演が「ソーシャル・ネットワーク」で一躍スターとなったジェシー・アイゼンバーグとなれば見逃すわけにはいかない。
何故なら、ウディ・アレンの作品にも出演した経歴を思えば、若手の立派な実力派・個性派俳優として認められた大スターと言う事だよね。
そう言えば、この人はウディ・アレン同様どんな映画でも早口で声も個性的な人だよな~。
そして最大の見ものは絶対、ジェシー牽いるマジック集団「フォース・メン」の魅せるテンポの良い数々のマジックの華麗な展開だ!
本当に心酔しちゃうよね。私は単純なので、もう自分もラスヴェガスのショウを観に行ったような興奮を憶えたけれど、みんなは楽しめただろうか?
アイラ・フィッシャー演じるヘンリーの脱出のマジックの時もあっと騙されました!彼女は、もう女優としては決して若い俳優ではないかも知れないけれど、益々これからの活躍が期待出来る成長株だと思う。
そして、カードの鬼才ジャックを演じたデイヴ・フランコもこれからブレイクしそうなイケメン俳優だ。
更に、ハリウッドの働き過ぎのオヤジのモーガン・フリーマンや、往年の実力俳優のマイケル・ケインも出演していて、本当に顔ぶれが、個性派揃い。
これだけの個性派俳優を揃える事が出来た本作は、それだけで、エンターテイメント映画としての実力充分だ。
そして、今回はちょっとマヌケなFBI捜査官を演じたマーク・ラファロは「アベンジャーズ」も良かったけれど、「キッズ・オーライ」「マーガレット」と良い仕事をしている人だが、この作品でメラニー・ロラン演じるアルマとの微妙な関係の凸凹コンビ振りも実にエンタメ映画に花を添えるような存在で良かった。
ちょっとミステリアスで魅力的な捜査官のアルマと野暮なディランと言う設定が良い。
そして、この映画のラストへ向かってどんどん騙されながら展開する追跡劇が、マジックショウの面白さと巧く交差しているので本当に観ていて、スカット出来た。
ルイ・レテリエ監督と言えば「タイタンの戦い」「トランスポーター」を手掛けた事で有名になった監督だが、リュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」の制作などからキャリアを積んでいる事を思うと、エンタメの面白い映画が撮れるのは当然の実力と言うべきかも知れない、今後も最も期待して良い監督の一人に名を連ねる事が出来ると思うのだが、みんなはこの作品を観て、どんな感想を持たれたのだろうか?気になるところだ。
ジェットコースターみたいなマジック映画
まずこの映画に1級品のトリックやどんでん返しを
求めちゃいけません。
この映画の監督はルイ・レテリエといって
「トランスポーター」や「タイタンの戦い(だったっけ?)」
を撮った方で俗に言うポップコーンムービーを
作るのが得意な人なんですよ。
なんで、1級品の知的な映画というよりは、
単純かつ分かりやすい、そして派手で勢いのある
映画としてこれを見に行った方がいいと思う。
案の定本編のマジックは荒唐無稽で突っ込むところ
も多々あったけどそれをブッ飛ばすくらいストーリー
のテンポが早い。
また、内容も華やかで斬新なマジックショーからトランスポーター
ばりの本格スタイリッシュアクション、果てはちょっとした心理サスペンスやファンタジーの要素も出てきたりして、どんどん様変わりしていく。
映画を通して1つのショーを見せてもらった気分になりました。
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