グランド・イリュージョンのレビュー・感想・評価
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欲張り過ぎが仇となる
何が起こった?
今のはどうやった?
というマジックやイリュージョンの楽しさやワクワク感は間違いなくあるし、一見するとテンポも良くて展開もスムーズ。
しかし、最後まで観て、この大掛かりなイリュージョン(であり復讐劇)の黒幕が誰であったのかがあきらかになってみると、果たしてここまで話を複雑にする必要があったのか疑問に感じる。
黒幕=ローズ捜査官にしたことで、つまり追われる側と追う側が同一人物になったことで、フォー・フォースメン(ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、アイラ・フィッシャー、デイヴィッド・フランコ)の存在感が薄くなってしまったし、マジシャンの集団“アイ”の存在も必要なかったんじゃないか?
全体的にストーリーを捻り過ぎてしまったと思う。
既に続編の製作も決まっているそうだが、
フォー・フォースメン=追われる側vs.FBI+インターポール=追う側というシンプルな構図の中に、ターゲットとして悪徳企業やマジックの種を暴く人間を置いた方が、続編も作り易かったんじゃないかなと思う。
せっかくの豪華キャストもお互いが打ち消し合う結果になってしまっているのが残念。
面白かった!
CMと実際の映画のギャップがありすぎ。
面白かった
なんということだ!
ワクワクo(^o^)o
とにかく、文句なしにおもしろかった。
次の展開がどうなるのかワクワクするような感じは、久しぶりの感覚だった。
ラストも完全に予想を裏切られ、してやられた。
加えて、ヒロインも魅力的で、胸がときめいた。
映画に求めるエンターテイメント性が満載~♪
唯一、「アイ」なるものがよくわからないのが難点か。
マジックという名のCG映画
拭っても拭えぬ消化不良感
どういう目で見たらいいのかひたすらに困惑する映画です。
ラスベガスにいながらパリの銀行の金庫からマジックショーの最中に現金を盗んだ手品師軍団というくだりから、映画全体の構造として手品師集団とFBIとの騙し合いの知能戦を描くのかと思いきや、大事なところはCGや無敵すぎる催眠術で片づけてしまうし、その手品の仕込みやる前提(現金護送車に忍び込む等)が問題なのにそこんところが抜けていてひたすらに拍子抜けしてしまいます。特攻野郎Aチーム的な、ひたすらおバカなアクション映画ならそれでも良かったのですが、明らかにそういう方向性の作品ではないのでどうしてもその粗は看過できません。
また登場人物たちの立ち位置、特にモーガン・フリーマンの存在が意味不明で、手品師集団に敵対しているのかしていないのか微妙だし捜査に大して役に立っていない上、挙げ句には濡れ衣で捕まってしまうなど、一応何が言いたいかはわかるにはわかるのですが、登場人物たちの因果応報にも飛躍があってやはりここでも拍子抜けしてしまいます。
映画の全体的な構造でも細部でもひたすらに観る者を困惑させ、そして最後には五人目のホースメン、古代エジプトの時代から続く義賊集団アイズと彼らの歴史的使命といった、様々な謎をほっぽりだしたまま映画は終わってしまうのです。まさに映画そのものが観客を惑わすイリュージョン!てかそんなところに誰も手品要素なんて求めていないんですけどね。
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