サンブンノイチのレビュー・感想・評価
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乗れなかった
他の方のレビューにあった「どうでもいい」ってのがしっくりきた。
ストーリーの行き先をこっちかなーって自分で思いながら見てて、
『実はこっちだよ!』
とどんでん返しくらった時に、
確かに自分の思い込みだった! とか
勘違いしてた!見落としてた!
となると気持ちいいんだけど、今作の場合、
『こっちですよーー!』
と言われて、まぁなんか怪しいけどそういうならそっちなのかなぁと付いていくと
『実はこっちでしたぁ!』
といわれ、ええ?!って思ってると
『といいつつ、じつはこっちなんだよ!』
と言われて、
『なんていいながらホントはこっち』
。。。ていうのを繰り返されるような。
まぁ好みの問題ですかね。
私は乗り遅れました。
『サンブンノイチ』
コメディタッチでガンガンアップテンポでいく。
軽く速く短く展開していく分なかなか飽きさせない。
窪塚洋介に池畑慎之介がハマりにハマる。
田中聖も良かった。
いやいや悪くない、重い映画の後には持ってこいな映画でした。
予告で期待しすぎました
ハラハラする内容を期待したのですが、予想と違う展開があっても毎回同じパターンのバラし方だったため、後半は素直に驚くことができませんでした。
予告編で期待しすぎたことも原因かもしれません…
タランティーノ…風?
と言ってはいけない。というか品川監督が好きな映画に対する愛を込めた、とも決して言ってはいけない。「これ面白いのか?」見終わった後にこういうマイナスな疑問符がつく映画にあまりいい思い出がない。今回も同様であった。品川祐監督作品はこれまでも全て見ているが、軽率なお笑いネタ、意味のわからない伏線。と回収。どれも今ひとつな印象。ただ、毎作品目指すものがはっきりしていて、どういう作品が撮りたいのかは伝わってくるので、やはり次作は気になる。楽しみにしているのは確かである。そして今作。チーム犯罪もの、騙し騙されの策略どんでん返しもの、そして負け犬奮闘もの。
…どれも今ひとつだった。
始まってから早々、JJエイブラムスを真似たのかうざったいくらい画面がキラキラしていて、カメラが動き回る。ぐるぐるぐるぐる意味や意図のないカメラワークは本当に疲れる。
本編は殆どキャバクラの部屋に配置された登場人物の会話と、回想により繰り広げられるのだが、タランティーノ風の会話を意識したのか、その試みは、本当にくだらない会話と説明で、失敗に終わっていた。
騙し騙されも、如何なものかと思うくらい頭の悪い人たちが頭の悪い人たちを騙して、それもまた頭の悪い人たちの作戦でしたーみたいな。心底どうでもいい展開。後から後から言い訳みたいに説明が入り気が滅入る。
タランティーノやBTTFなどと、名前を劇中で言った時点で「あぁ、なんかだめかも」というワードが脳裏をよぎってしまった。
人物描写があまりにも薄く、感情移入が出来なかったのも、台無しになってしまった要因だろう。感情移入出来ない負け犬たちの人生取り戻そう話なんて、どうでもいいわ!
だが言う程悪いところばかりではなく、
前の作品とは明らかに見違えて見える工夫はそこかしこにあって嬉しい驚きもあった。
特に、中島美嘉の自分にけじめをつけるクライマックス。あそこの演出はよかった。
だが、追い込まれて爆発でもなく、夢、とか
じゃなくて、そっちをフィーチャーするんだ…などがっかりもつくが。単純に画としてかっこ良くはあった。
あと窪塚洋介君は最高。
グッと来たのはそこだけ。
あとは退屈で死にたくなった。
タランティーノ映画をほんとにちゃんと見てんのかな監督は…
まだ長編映画を撮るレベルではない
3人の銀行強盗が、奪った金をどうやって分け合うかという大テーマから展開するクライムムービー。古くは『スティング』や、90年代なら『レザボア・ドッグス』のように(確実に影響はされているだろう)、騙し騙されというどんでん返しを繰り返し、最後に笑うのは誰か……的な展開を2時間ぶっとうしで続けていく。
お笑いタレントの品川ヒロシにとって、3本目の長編映画。
品川ヒロシの監督作品は、『ドロップ』に続いて2本目の観賞だが、確かに成長の後は見られた。
『ドロップ』では素人レベルだったところから、現在は『世にも奇妙な物語』のようにショートムービーを撮らせれば、おそらくそれなりに面白い作品を作れるだけのレベルには達している。しかし、長編映画となれば話は別で、いまでも脚本や監督としては、長編映画を撮るレベルに達していない。
何よりも、これだけどんでん返しを繰り返してしまうと、途中から観客は騙されなくなる。
中盤にいかにも「敵キャラ」に相応しい役づくりで窪塚洋介や池畑慎之介が出てくるのだが、序盤で中島美嘉と藤原竜也にモノローグを担当させていたため、本作のなかで主人公である中嶋・藤原側の立場と、窪塚・池端側の「敵キャラ」に差異をつけている。そんな敵キャラが何度どんでん返しをしたところで、「あぁ、この次には、主人公がまた逆転する展開が来る訳ね」と分かってしまう。
それを何度も何度も繰り返すので、途中からすっかり飽きてしまう。ジェットコースタームービーが撮りたかったようだが、観客としては、ジェッドコースターに乗ってたつもりが、いつまでもぐるぐる回るコーヒーカップに乗せられていたという印象だ。
しかも、『スティング』にしても『レザボア』にしても、最後はある種の痛快さを残すからこそ、その余韻を楽しめる訳だが、本作は、〜監督の狙いなんだろうが〜主人公が中途半端な状態に晒されて終わる。だから余韻に、痛快さもハッピーさもバッドエンドの陰鬱さもない。
どんでん返しを繰り返し過ぎて、かえってシラケさせてしまうのも、ラストシーンが狙い過ぎて上滑りしているのも、どちらも長編映画の脚本を書く腕が、まだないためだ。
確実に成長しているのは確認できたが、立場的に映画を初歩段階から勉強するのは難しいだろう。まぁ、所属する吉本興業が映画づくりに金をかけている間に、もうちょっと現場を踏んだり、本数をこなして勉強するしかない。
ただ、『ドロップ』も本作も、それなりに成立している事は、却って不幸かもしえない。たぶん品川ヒロシというのはとても器用なんだろうけど、今のままでは将来に期待できない。何よりも、これまで2本を見る限り、「品川ヒロシらしさ」が見えない。
映画を作りたいという思いはあるんだろうが、どんな作品を作りたいのか見えて来ない。
どんな作品から影響を受けその手法を模倣しようと構わないのだが、そうやって先人たちから受け継いだものを、如何に自分のオリジナリティの中で活かしていくかって事が重要で、これは脚本家なり監督なりの作家性の問題だ。品川ヒロシには、まだその作家性が見えない。
映画づくりの勉強と、自分が撮りたい作家性の追求。普通なら学生か若い時代に身に付けるものを、40過ぎて身につけるのも大変だろう。正直言って、あまり期待できそうもない。
酷評が多いですが、面白いです。
品川ヒロシ監督というのを知らずに観ました。
面白いです。小杉がいいですね。
窪塚洋介がなんだかなあ、と思います。彼の演技を上手いと思ったことがないので、今回も彼でなければと思いました。
中島美嘉は良いと思いました。
品川ヒロシ監督とい固定概念を取って観れば評価も変わるはず。
前作が好きだっただけに残念
漫才ギャングが中々好きだったので、楽しめるかなと思ったんだけど、イマイチ乗れませんでした。
理由は、まず一つは、演出がどれもどっかでみたことあるなぁ、って思えたこと。マトリックスだったりとか、オーシャンズ11だったりとか、ガイリッチー作品だったり。監督の思考回路を探って観ていたなー。
あとは、中島みかがどうしても自分に合わなかったなー。あんまり喋んなきゃいいのに。
期待していたので、ちょっと残念。
まあまあ楽しめました
せっかくストーリーが面白いのに、全体的にコントみたいなノリだったので少し疲れてしまいました…元々お笑いは好きなので楽しかったといえば楽しかったですが…
主要メンバー3人はかなり頑張っていたと思います。窪塚さんと池畑さんのキャラはナイスでした(笑)
中島みかちゃんは、雰囲気は良い感じだと思いましたが、なんかセリフが棒読みに聞こえてしまったのがちょっと残念でした。
藤原くん、お疲れさまでした(笑)あんなシーンをやってくれる俳優さんはそうたくさんはいないと思います(笑)
原作も読んでみたいなと思います。
ださすぎる映画
今年最もつまらなく品川のマスターベーション的な映画。見る価値なし。
タランティーノに失礼。
あと映画作った事ないやつは何も言うな的なセリフにげんなり。なら映画で金を取らなければいい。評価を受けるのが仕事のはず。
品川の浅さがこの映画のダサさになってる気がします。
つまらなすぎて失神。
「サンブンノなんとか」鑑賞しました。
印象は、”難しい”。おもしろいと思うのは難しい。
品川監督の映画は結構好きで、とくに「ドロップ」は感動しました。
今作は、つまらなすぎて、というか諄すぎて失神しました。
とにかく気になるのは、説明の多さと突っ込みの多さ。
騙し騙されの展開はそこそこだけど、必ず長々と説明が入る。
スパっと騙しが決まっても、それじゃ間延びしてしまう。
あとは突っ込みも、「○○かよ!せめて○○にして!」みたいな小杉さんの台詞が多い。漫才とかコントならおもしろいのか知らないけど、映画だと笑えないし上手くない。
めんどくさいからここまで。
ハマり役と、ミスキャストの差が激しい。
正直、途中で見るのが辛くなった映画でした。
※私が痛い描写に耐久性が無いだけかもw
窪塚洋介さんとピーターさんが突出し過ぎて、主人公たちを完全に喰っていましたw二人の演技が本当に怖かった~( ; ゚Д゚)やっぱり本業の俳優業の方たちは違うんだなぁと再確認。。。
田中くんとブラマヨ小杉さんは、まぁまぁハマってて悪くなかったと思います。
藤原さんは俳優としては好きだけど、あの役にはちょっとミスキャストかな。ちょっとクズ感とか、だらしない感じが足りなかったかもw
中島美嘉さんは、正直あの映画にいらなかったんじゃないか?と。棒読み大根演技よりも、あの拒食症バリの細さの方が気になって余計にセリフが耳に入って来ませんでしたw歌は好きなんですよ。ただ、演技はどの作品見てもダメですね。それこそ、沢尻エリカさんとかキャスティングした方が面白かったかもしれないw
途中まではテンポ良く面白かったけど、途中から微妙な感じになって来て来ました。でもラストのモヤっと感は好きです。そりゃそうだって感じw
最終的な感想は、DVDで十分・窪塚洋介さんカッコイイ・ピーター怖すぎワロタwwwと言う所でしょうか。内容はあんまり心に残りませんでした。
おっ~~(溜め)もしろかった~ヽ(*´▽)ノ♪
四連休の楽しみが映画二本だけってどーよ?!とか思ってたんですが、さすが芸人さんが作った映画!テンポが良くって笑いもはずさない!
窪塚洋介健在!!
IWGPファンにとっては『キング』がまんま、歳を経たような破魔翔のキャラが「もーツボっちゃう」でして……
よくぞ再び会わせてくださいました!感謝、感謝でございますよヘ(≧▽≦ヘ)♪でした。
とにかく私の好きな役者さんの含有率?が非常に高い作品で、壇蜜さんが『一仕事』終えた後、仕事着に白いロングコートを羽織ってエレベーターに乗り込むスローショットとか、
彼があの人に朝ごはんを!とか、
池畑慎之介さんのキャラ設定とか(脳ミソはっ!脳ミソだけは!と『地獄でなぜ悪い』に続いて頭を押さえたり……)
YouTubeで画像がアップされたら100回はリピートしたい煩悩くすぐりシーンが満載でした。
よしもとプレゼンつ!なので「あっ!菅ちゃんが出てる!菅ちゃん、いつまでも若いな~」と思ってたら赤の他人の木村了くんで(結構メジャーな方なんですよね?)好きな俳優が一人増えたり、なかなか有意義な子供の日でありました。
私は気持ち良くミーハーになれました。
GWに相応しい超絶!娯楽作品でした♪
蛇足:シャ、シャワーを浴びてる~~(;゜∀゜)
ならば『スーパーウルトラハイパースペシャルスクリュー大ドンデン返し』だ!!
全く面白くなかった訳ではないですが。
明確に嫌いな点があるため好きにはなれない作品でした。
まず話の設定/序盤の展開は面白かった。
作品全体に対する期待感を煽りました。
銀行強盗成功“後”からスタートする本作。
逃げ込んだ閉鎖空間内で実行犯三人が駆け引きを開始する。
そこに実行犯ではない不穏な人物達が関わりだして…という流れ。
海千山千の連中が蠢く中で誰が味方で、誰が敵で。
最終的に誰が金を手にするのか、色々と想像が膨らみます。
また海千山千の連中として配備された俳優の不穏感も良かった。
窪塚洋介、そして池畑慎之介☆。
彼等の一筋縄ではいかない感、生命力の強さは物語の展開に期待を持たせました。
特に窪塚洋介は映画「愛の渦」に続いて掴み処の無いナイトピープル感が出ていて良かったです。
しかし蓋を開けてみると残念な感じ。
兎にも角にも台詞で説明し過ぎ。
朗読会にいるような錯覚を起こす程の説明の嵐。
行動の意図と状況が事細かに説明されてしまうため解釈の余地が少なく作品に対して受動的に。
複数の解釈が可能な場面を見せて観客側に“誤った印象を与えて”後の伏線にする…というような流れにはなりません。
だって状況を言葉で説明しているから、そう読み取れって事でしょうよと。
自然と説明待ちの姿勢になるため作品への没入度が低くなりました。
また随所に差し込まれるオチャラケ演出が酷い。
そもそも役者ではない芸人さん達を縁故出演させていること自体違和感があるのですが。
彼等がするオチャラケ場面は総じてキッツい。
「レッドカーペット」や「イロモネア」等の瞬間ネタ見せの場であり、かつ好き好んで当該番組を観る方ならば面白いのかもしれませんが。
話の筋に全く関係ない言動はノイズでしかありません。
そして本作最大の難点、
最も嫌いだったのが『繰り返される』ドンデン返し。
リアルタイムでの駆け引き合戦が或る時点を超えると「実は…」という過去からのドンデン返しに。
或る前提を置くと同じ事象が違った意味を持つ…という意図だとは思うのですが。
そもそも台詞でこういう意図だと説明したのはそちら側だろ、という問題は横に置いたとしても。
ドンデン返しは物語内での必殺技みたいなもので。
映画「シックスセンス」や「ひだまりの彼女」等その系譜には様々な作品がありますが。
重要なのは“必殺”技であること。
ウルトラマンが3分間でスペシュウム光線を何度も何度も撃っては意味がありません。
例外事項として強大なラスボスに対しての『二度目の進化した』必殺技、これは有り得ます。
相手の桁違いの強さを示しつつ、主人公の挫折、或る経験を踏まえての成長。
これはこれでアガる、一種のドーピング演出になります。
で、本作。
この必殺技が何度も何度も繰り返されるため“必殺”感は当然薄れます。
実は、実は…と繰り返されることにより生じる気持ちは何か。
『どうでもイイ』という感情。
オーバードーズの末の虚無の境地。
真面目に観るだけ阿呆らしくなり、遂には試合放棄という結果に至りました。
必殺技のインフレ/陳腐化、まるで児童のソフビ人形遊びを観ているような本作。
ラストで或る人物が言い捨てる或る言葉のキレは案外良かったです。
上映時間119分を乗り越えてラストの切り捨て感を楽しめる方。
オススメです。
頭空っぽにして笑える
想像より面白かった!
ドロップは超えないけど…。
もちろん気になる所は多々。
三人の絡みがながーいし、出てくるキャラがぶっ飛びすぎてる。
だから銀行強盗なんて話でも笑えるのでしょうね♪
ハマらない人はくどくて辛いネタの嵐。
そもそも藤原君がこの役よくやったなぁ‥‥(ノД`)
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