抱きしめたい 真実の物語のレビュー・感想・評価
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実話という事実の重さに真正面から対峙した北川景子と錦戸亮
HBC(北海道放送)で放送されたドキュメンタリー「記憶障害の花嫁 最期のほほえみ」を、北川景子と錦戸亮主演で映画化。
実話という事実は重く、主人公の関係者たちが多く健在であるだけに主演のふたりにかかるプレッシャーは相当なものだったはずである。一難去ってまた一難、幸せの絶頂にあるふたりに非情な試練が待ち受けていて、なんともいえない気持ちになる。
ひとえに、北川と錦戸の波長が合致したことによって成立した作品といえるのではないだろうか。
売られる前の網走タクシー
北川景子扮する山本つかさは子供を残して亡くなっていた。
錦戸亮が北川景子の相手役なんだろうけど、最初からへなへなしててうつろな眼差しでちょっと頼りなさそうだな。錦戸亮が乗っているタクシーが名鉄カラーだったから売られる前の網走タクシーかな。以前観た事ある映画だったかも。体が不自由な女性を相手にすると同情から勘違いの愛が生まれやすいんだよね。最も北川景子ほどの女性ならそれでもいいかもしれないね。
ボッチャを初めて見た
「孤独な魂」とは、作品内にもつかさの日記のような形で引用されるヘレン・ケラーの、愛の定義の中に登場する言葉だ。
作中ではヘレン・ケラーが愛とは何かをサリバン先生に問う場面が文字で出てくる。問うだけでサリバン先生の返答はない。
映画では出ないが、サリバン先生はヘレン・ケラーに愛とはどのようなものか教える。そしてそこからヘレン・ケラーが導きだした愛の定義。
軽いネタバレになりそうなのでヘレン・ケラーの言葉は紹介しないが、つかさは「孤独な魂」=愛を受ける者として描かれている。
つかさは健常者ではないからと受ける事柄に対して反抗的だ。冒頭の体育館のコートの取り合いのときからそうである。なめられたくない、自分でも出来ると、独り暮らしもしている。実際はヘルパーさんの助けを借りてなんとかなっている状況だが、可哀想、可哀想と守られることをよしとしない。これはつかさの「孤独な魂」がそうさせているのだ。
本当は、つかさは自分が思っている以上に愛情を受けてはいるのだが、記憶障害のせいで彼女の孤独は増すばかりなのも悲劇としか言いようがない。
そんなつかさがまーさんと出会い、「孤独な魂」は変化していく。
象徴的なのがメリーゴーランドの場面で、作品冒頭のつかさであればもっと反抗したはずだが、まーさんの愛を受け始めていた彼女は反抗する意義を失っていたのだ。
そして二人を中心に世界が回り始める、とても良いシーンだった。
この手の、悲劇が起こるラブロマンスは好きではないのでほとんど観ないせいか、本作はなかなか楽しむことができた。
つかさとまーさんの関係が進展していく過程が丁寧で、主演二人の演技が悪かったとはいわないが、演技を越えた演出で愛の成長を表現できていたのは良かったと思う。
最後に本当の感想を書くと、「ダイハード」のマクレーン刑事なんか目じゃないほどの、すごく運の悪い人って実際にいるんだなってことと、ヘレン・ケラーの映画「奇跡の人」が観たくなった。
久しぶりにアマプラで見た
映画館で見たときより、自然に感じた。
難しいテーマだけど、沢山の人が見ることで色々なことに対する理解が深まればと思います。
北川景子さんって、ビジュアルが評価されがちですが、もっと演技でも評価されて良いと思ってます。
次は急性妊娠脂肪肝とかどこまで不運なのだ。本当に可哀想でしかない。...
次は急性妊娠脂肪肝とかどこまで不運なのだ。本当に可哀想でしかない。
なごみが全然なごまない子供に成長し、パパ友ができてエンド。
ストーリー上、重要でないシーンだが別れ話のサキの暴力描写が凄くて驚いた。
北川景子が魅力的!!
北川景子の強気で活発そして可愛らしい持ち味を活かしたヒロインがとても魅力的です。もっと映画に出て欲しいと思います。雪国生活でかえって温かい恋愛が際立ち、とても幸せに見えました。結婚により不安なのは体が不自由なヒロインの方だし、いつ捨てれられるか不安で仕方ないと思います。男性はつかさが不安にならないように普通以上に声がけが必要だと思います。しかし、男性が日常会話程度しか喋らないので何を考えているのか、どうしてそう決断したのかがわかりにくい映画です。この後「サンドラの週末」を観て余計にそう思うようになりました。リハビリシーンでは母親の口調がきつすぎるのですが、あんなものなのでしょうか。試写会当時は好きな子が体が弱い場合自分なら支えになれるだろうと考えていましたが、その後怪我をしてしまい現在の見解ではそれは相当の覚悟が必要だと思うようになりました。
せつない
悲しいけど深い愛
最後の言葉響いた
僕と出会わなければ亡くなることは無かったのか!出会ったからこの子がここに存在する。そ〜だよねどっちもありえる選択肢。
奥さんの分まで明るく強く生きるべきと、教わった。
映画化して安っぽくなった
北海道放送が製作したドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁」をベースに、ジャニーズ映画として塩田明彦監督が映画化。
元ネタとなったドキュメンタリーは見ていた。
本作は、ドキュメンタリー番組と比べて、ヒロインの病状について、記憶障害よりも身体障害を含めた事故の影響全体に寄せていたように感じた。もう少し、記憶障害の苦労を描かいた方が、観客にヒロインの病状の深刻さを知らせるためにも良かったのではないだろうか。
映画化の際に「奇跡のラブストーリー」「日本中が涙したドキュメンタリーの映画化」などと言ったフレーズが踊らされた。しかし、肝心の映画の出来は、奇跡や感動を押し売りされて納得できるほどの出来映えではない。まぁ映画単体として評価すれば、「障害」「難病」「死」をテーマにした最近の流行の中では凡作というところか。
ドキュメンタリーを見た方が、よほど主人公たちの生き様や悲劇の現実を突き付けている。実話をベースにして「障害」「難病」「死」を使うなら、その実話そのものが持つ力以上に映画的な何かを見せてくれなければ意味がない。単に安っぽくなったように感じるのは、その「何か」が本作では感じられなかったからだ。
最近は目立った映画も作れていない塩田監督だが、随所に「らしさ」は感じるものの、「もっと塩田監督らしさがほしい」「企画もので手を抜いたのかな」というのが率直な感想。
CMが1番。
日本のラブストーリーは予告CMが1番面白い、と感じさせる一本。
北川景子も錦戸亮も悪くない役者だと個人的には思うが、この2枚看板で扱う題材としては説得力に欠ける。
役者、脚本、画、など映画を構成する数多の要素がガチッとハマると名作になると思うが、この映画はその要素がスカスカの状態だと感じた。本年ワーストクラス。
思ってたよりベタベタな純愛映画ではなかったが…
自動車事故で左半身が麻痺し記憶障害の女性と、平凡なタクシードライバーの青年。
実話を基にした純愛ストーリー。
予告編を見る限りベッタベタな印象を受けたが、意外と淡々とした作り。
障害や周囲の反対を乗り越え愛を深める二人、家族との絆を静かに綴る。
ベタベタな純愛映画が苦手な自分でも、割とすんなり見れた。
障害を抱えつつも、勝ち気で活発。ちょっとツンデレで、笑顔が可愛い。
北川景子の好演に胸キュン。
左半身麻痺の車椅子演技、事故直後の重障害演技は奮闘賞。
錦戸亮もイヤミの無い爽やか演技。
やはり映画はこの二人の魅力に随分と助けられている。
切なく悲しい物語も、美男美女の共演で美談に。
見守る家族や友人の描写、ストーリー自体は至って平凡。
記憶障害の辛さがあまり描かれていない。
思ってたより悪くはなかったが、主役二人のファン、泣ける純愛映画好き向け?
エンディングのヒロインの実録映像にしんみり。
期待ハズレ
映画というよりドキメント形式にしています。
予告で見たときはすごく見てみたいと思いましたが
私は全然泣けませんでした。
最後もなんかあっけない・・
映画なんだからこの終わり方は
うーーーーーん・・・と私的には思ったので
映画館でみる程の映画ではなかったです。
TVでいいレベルww
実話の描いたラブストーリー
自分にとって初のラブストーリーです!
観ていたら感動して、後遺症で障害があるのにハンディさせながら、自分がやり遂げるのに凄いと感じてました。
ドキュメンタリーと共用するとまた泣かせそうになりそう。
冬にはピッタリな作品ですね。
今までにない
こういうのっていわゆる感動映画でほとんど泣くように作ってると思う。でも違います!ほんとうにつかささんが伝えたかったことをそのまま映画にしたんだなって感じでした。女優・俳優の演技ですから、多少盛られることもあると思いますが、改めて人の気持ちを考えさせられます。
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