ブリーダー(1999)のレビュー・感想・評価
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プッシャーシリーズとメンツが一緒なので、観てて不思議な気持ちになっ...
ブルース・リー対スティーブン・セガール
オープニングからすごく惹きつけられた。主要登場人物が登場して名前が紹介されるのだが、それぞれの性格を表すかのようにBGMが違う。『The Good, the Bad and the Ugly』みたいな紹介をスタイリッシュにした雰囲気といってもいいだろうか、とにかく面白い。しかも5人の主要人物名がレニー、レオ、ルイーズ、ルイ、レアと全て“L”で始まってるのです。
そんなこんなでビデオショップ店員マッツ・ミケルセンが有名監督名をズラズラと挙げていくシーンからの小噺風展開で始まり、彼の純情ぶり、映画オタクぶりが存分に発揮される。レニー、レオ、ルイ+店長による木曜日の映画鑑賞会もいい。ちょっと参加したい。喋ったら怒られるけどね。
ミケルセンが主役なわけじゃなく、義兄弟であるレオとルイの確執部分がやがて残酷な形で発展していくのがメイン。妻の妊娠による行き場のない怒りが爆発してしまったのだ。さらにルイの店で目撃したアラブ人の発砲事件も引き金だったのだろう・・・誰でも銃を持ってるわけじゃない!映画なんだからと言う静かなミケルセンが何とも言えない。
コペンハーゲンの町外れってのはこんなに人がいないんですかね。どちらの店も閑散としてるし、経済が悪そうなイメージ。暴力が暴力を生む。暴力の連鎖を日常でもあり得そうなテーマが心に沁みる。見終わるまでペットの方のブリーダーかと思ってたけど、breeder。血を出す人なのね・・・あちゃー!
とっちらかった青春群像劇(男はクソ)
ウブマッツ
街の片隅の内輪揉め
初期PUNKの1stアルバム
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