リベンジ・マッチのレビュー・感想・評価
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シリアスな映画ではなかった。
ボクシングがテーマなので、シリアスな感じの映画なのかな?と
思っていましたが、コメディに描かれてました笑。
ロッキーみたいな映画だと思って見ないでください笑。
ただ、普通に面白いです。
試合のシーンも熱いですし、なにより名優共演がしているという
事だけでも、見る価値ありです。
win, winの成立
win, winになる工夫がされている優秀なスタッフによるエンターテイメントだと思う。
試合場面は年寄りのボクシングということで、まず期待値がぐっと下がるぶん、がっかりすることがないと思う。
家族を二分しながらの対決には、さすがに無理があるがなかなか斬新でもある。普通発想の段階で馬鹿馬鹿しくなりそうなもの。
それもwin, winを成立させるためのとった苦肉?の策の一つだったのだろう。
後書きと追加場面も鑑賞後の印象を考慮したもの。
よくできていると思います。
『リベンジ・マッチ』
デ・ニーロ、スタローン、「レイジング・ブル」「ロッキー」で共にアカデミー賞主演男優賞を獲った二人が競演。
晩秋に入る二人が人生を振り返り遣り残した忘れ物を不様だが必死に取り返そうとする姿にジンとくる。
60歳のヒロイン美魔女キム・ベイシンガーがまたイイ。
スタローン劇場。
これぞスタローン劇場。
粗筋やエピソードはほぼ予想がつく範囲で
よく言えば安定、悪く言えばまんねり?
デニーロが体を作らなかったことが想定外かも。
キムベイシンガーが変わってなくて綺麗だった。
ロバート・デ・ニーロとシルベスター・スタローンの共演
ロバート・デ・ニーロと
シルベスター・スタローンが
ボクシングのライバル
歳をとってから
30年ぶりに試合をする
感動作と思ってたけど
めっちゃおもしろかった
デニーロとスタローンの
みどり色の全身タイツで
なぐりあうシーンも
おもしろかったし
二人のからみあいが
なんともこっけいで
楽しかった
最後までおもしろかった
エンドロールも
ちゃんと見ましょう
拾いもの!
最近のスタローン翁は、“最後の徒花咲かせましょ“的な、かつての当り役を(半ば自嘲気味に?)演じてみせて、世間様の生温かい目線からではあるが、見事再プレイク果たしている模様。
それで、自らの出世作ロッキーを無理くり終わらせたと言うのに……またボクシング映画ですか?
しかも、「レイジング•ブル」のデニーロ翁を引っ張り込んでとな?!
流石!自分の売りどころが分かっていらっしゃる……と言うとでも!
出涸らし何回使えると思っていらっしゃるのか!
いい加減、歳を考えてくれー!…てか、どう考えても、今のデニーロ翁にボクサー役って、正気?殺す気か?!
と正直完全に舐めて、映画の日に観に行った……。
やられた!
なんだか、凄くホッコリ良い話や……!!
ボクシング映画って詰まるところ、2人の対戦相手の確執、そして友情ドラマを如何に描くかに尽きると思うのだが、この作品は2人の実年齢を活かし、30年に渡る確執を作り上げた!今までありそうでなかった!?
しかも、重い話にせず、軽快な台詞回しでコミカルにまとめているのがまた功を奏しているし、往年の彼らの作品のオマージュをさらりと笑いにしている。巧い!
彼ら自身のドラマは勿論、彼らを取り巻く人々もいちいち魅力的で、因縁の試合が始まる頃には『どっちも勝ってくれ!』なんて、両サイドに感情移入してしまう……。
いや本作は、決して単純な一発ネタ映画ではなかった!
今年観た中でも、屈指の爽やかな佳作!
スタローン恐るべし……(でも、もうボクサー役は勘弁な!)
あと10年早ければ
随所にロッキーのパロディがあり、所々笑ってしまった。最後はどっちかが勝つか引き分けるかという結末しかないなかで、こういう終わり方をするのね…って感じだった。賛否両論かな?
ただ、やっぱり肉体の衰えは隠しきらず、ちょっと居たたまれなかった。あと10年早かったら、もっと興奮できたかも?
さすがです
出だしは年寄り扱いされちゃうデニーロとスタローン
途中からどんどんカッコ良くなっちゃう(特にデニーロっっ(≧∇≦)のが凄いよね〜
笑どころもたくさんあるのに、最後の最後でじんわりあったかい
とっても素敵な映画でした。
スタローン座長公演の安定感、半端無い。
良かった。
まず作りの丁寧さに好感を持ちました。
往年の名優二人が代表作の看板を背負い共演。
「レイジング・ブル」と「ロッキー」の夢の対決!!
興味を引かれるキャッチコピー。
思わずオッと思わせて足を運ばせ後は知らんぷり。
…という作りにはなっていません。
若さ漲る両者の対決。
ではなく、70歳前後の最早老人の対決。
話題性のためボクシングは確定。
伴い上半身を晒す必要が。
そうなると体を何とか維持しようとしているスタローンと自然の摂理に沿ったデ・ニーロ。
見た目的にどうやってもデ・ニーロが勝てる訳がない。
その点を巧くカバーした設定を盛り込み、最後まで期待を持続させます。
またデ・ニーロの体作りも良かった。
冒頭で「胸が垂れて揺れて女みたいだぜ」と言われてた体を終盤間際では何とかかんとか闘いの体に戻していました。
当然寄る年波には勝てず張りは無いですが、終盤の展開に期待を持たせた点グッときました。
作り手側が観客からの見た目/印象を理解した上で話を構築し役者が役に徹している本作。
笑って、哀しみを共有して、そして漢達の闘いに鼓舞されて。
目新しい要素は殆ど無いですが好きな作品でした。
映画「エクスペンダブルズ」以降、往年の名優達の“同窓会 実行委員長”と化しているスタローン。
シュワとの映画「大脱出」に続いて、今回はロバート・デ・ニーロ。
次のスタローン座長公演にも期待しています。
オススメです。
宿敵は最高のベストフレンド!悔いの残らないようケリを付ける2人は面白い奴らだ!
「孫が出来て、60代になり年老いてきても、未だ未だ俺たちも立派にこの世で生きているんだ、ナメンナヨ!」と言わんばかりに、思わず現役世代の若者に喝を入れる叫びが
響きわたるような作品だった。
流石はデ・ニーロ様ご出演の作品だ。
一方、スタローンのパンチも心にバシッと刺さるような作品だった。
と言うと何やら、説教臭い、地味で詰まらない作品の様な響きになってしまう。
だが、この映画初めから終わりまで、かなり笑えます!!!
親父ギャグの連発と言うのか?些か、映画の作りは古風な感じで今風でないので、70年代の匂いもするのですが、実際に格好悪い親父の老いぼれギャグが炸裂と言うわけではなくて、この2人の主人公達の生き様が、初老になっているのに何のその。悪足あがきの連続なのだ!その生き方自体が笑えるのだ!
世間一般的には、そろそろ老いぼれて、静かな余生を送ってもいい年頃だと言うのに、全く人間的に枯れない、良く言うと少年のような純粋な心を失わない奴らと言うのだろうか?
ところで、人生には宿敵がいた方が断然面白く人生を生きられるのだな?とこの作品を観ていると全くの他人事なので、その展開の面白さに感情移入出来る作品でもあった。
それにスタローンが、自分の出世作であるあの「ロッキー」をパロッテしまう作りも彼のプロ魂の凄さを感じる一面だった。
この作品で、デ・ニーロはボクサー引退後、水商売で成功を収めている典型的、昔のスターと言う生き方がぴったりのキャラ。一方引退後は、底辺の生活へと落ちても自分の信念を曲げない頑固者をスタローンが演じている。この相反する2人が繰り広げる家族を巻き込んだ人生模様がコミカルに描かれているけれど、その内容的には結構涙と笑い有りのシリアスな人生模様なのだ。
実に人生の決着をどこで着けるのか?やり残している事がある人生に、どの様に立ち向かい、自己の人生の再起を賭けて出直す為に戦うのか?
「日本も高齢化が進み、60代になったからと、肉体年齢だけで引退などしないで、家にばかり引き込まずに、もう一花も二花でも咲かせようでわないか?」とデ・ニーロとスタローン強く背中を後押しされたようなそんな元気の出る、そして大いに笑える作品だった。
ところで、デ・ニーロは多数コメディー映画に出演し、様々なキャラをこなすけれども、基本はシリアスな演技派の俳優だ。この映画のように、ハリウッド作品ではコメディアンがコメディー映画で可笑しなキャラを演じるより遥かに面白いのは何故だろうか?
まさにレジェンド。
シルベスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロの共演。いままで誰がこんな大それたことを考えただろう。しかも、それぞれボクサーの役で。
ほんとかどうかはわからないが、ストーリーの骨子はふたりが決まる前にはできあがっていたらしい。
当て書きではないことが驚きである。
映画を観てしまったあとでは、このふたり以外の俳優は考えられない。
ピーター・シーガル監督の野望は見事果たされたことになる。
完成度がどうとかストーリーがこうとか、そんなことはどうでもよくなり、スタローンとデ・ニーロのボクシングシーンを観ているだけで、胸が熱くなった。
映画とは、そういうことが起こるのだ。
その人がそこにいるだけで、僕らは熱くなる。
思えば、昔の8ミリには音がなく、それでもその映像は雄弁にいろいろなことを語っていた。
ふたりのボクシングシーンはまさにレジェンドである。
スタローンがS極、デニーロがN極、
いろいろと、展開が予想出来る等、前評判があるが、やはり、二人の存在感が強く、ボクシングの試合までの過程がよく描かれていたなと思う。互いのキャラも、デニーロは女にだらしなく、スタローンは真逆、互いに、キャラが、はまっていたなと、感じる。
しかしながら、老体にムチ打って、苛酷なトレーニングに挑む、途中笑えるシーンも、あったが、何かをやり遂げる姿勢は、好感が持てて、自身も、頑張らねばと、思えた。
8Mileのキム役の人がヒロインで萎えた
男と男のプライドを賭けた熱いラストマッチ…!
でも、感動ドラマ路線というよりはコメディ路線でした。笑
てっきり 純アクション映画かと思い集中して観始めていたので、軽いジャブのような笑いがゆっくりと肩の力を抜いてくれました。
しかし、ちゃんと決めるとこはキメる! ちゃんと おっさん達の渋カッコ良さを魅せるシーンもあって さすがにシビれました!
一見セルフパロディっぽいが…
キャストとあらすじから大よその展開が見える内容。それでも期待してしまったのは、ひとえに主演2人のスター性からか。
「セルフパロディ」が許されるのは、逆に言えば一定の地位を築いたスターの特権ともいえるので、そこを揶揄するのはちょっと…という気も。
主演2人に目が行きがちだが、脇を固める役者陣も映える。特にA・アーキンは『リトル・ミス・サンシャイン』を彷彿とさせるキャラ(これもある意味セルフパロディか)。
にしてもR・レッドフォードといい、あちらの役者さんは実年齢より若々しくみえる。
個人的に一番笑ったのはエンドクレジット。終わったからといって急いで席を立たぬべし。
前評判悪いけれど・・・
いわゆる映画ライターの書く前評判が悪いこの作品。
確かにスッキリしないが・・・。
ストーリーがありきたり!
去年の「ミッドナイト・ガイズ」そっくり、まさに思い起こしてしまった。
死ぬ!ということ。
人生ということ・・・。
その周辺を思わない人には意味ない映画ですね。
同情しますね、つまらないだろう、眠いだろう(笑)
人生で遣り残したこと、それをやる!と言う意味。
非常に大切だと思うし、やれて幸せだと思う。
スタローンも老けた。
デ・ニーロもこの手の役が今ははまり役なのかな?
我慢しているのでしょうか。
最近のアメリカ映画は、こういう感じの映画で中高年を集めているのでしょうか?
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