ジュピターのレビュー・感想・評価
全158件中、101~120件目を表示
楽しめた!
映像が美しく、メカ的なものもカッコよかったのでテンション上がりました! ただしストーリーには置いてきぼりを食らいました。ヒロインの存在の重要さがイマイチ伝わってこなくて、ストーリーがぼんやりしてしまっていたような。 登場人物はそれぞれとても魅力的なのに惜しい気がします。とはいえ楽しく鑑賞してきましたけどね
映像は王位。
近未来の地球で貧しい家政婦生活を余儀なくされる毎日に
嫌気がさしているジュピター。と、そんな所へ救世主が!!
ってどこのコミックなんだいと思うような設定から物語は
最後までほとんど成長しない。既視感増長気味の詰め込み
場面の連続にふぅ~と溜息をつきながら、あぁ映像だけは
ウォシャウスキー姉弟だなぁ~なんて思いながら観ていた。
16年ぶりの完全オリジナルらしいんだけど、マトリックス?
を連想させる女版と思わせて内容はゼンゼン違う。宇宙最大
王朝族の末裔なんて凄い設定を持ってくるなーと思ったけど、
そんな宇宙で王位継承争いしてたり、家政婦といえばトイレ
掃除みたいなどこも斬新とは思えないつまらない話が延々と
続いて古いんだか新しいんだか分からない。わ~い!S・ビーン
なんて喜んだのも束の間、何だいこの役はなんて意気消沈し、
C・テイタムの辛そうな演技を目にすれば、こっちまで辛くなる。
大変失礼ながらホーキング博士よりもこっちのキモイ悪役が
似合っているE・レッドメインにはどうしようかと思ったり…。
低次元なアホらしさは買いだと思うものの、詰め込んだ結果
とっ散らかっちゃった話の収拾が追いつかなかったのは残念。
(テイタム君もこれからは作品を選ぼうね。似合ってないもん)
久しぶりの、SFらしい映画
1.この映画では、宇宙最大の王朝、アブラサクス家の王宮は木星の大赤班の中にあると設定されています。 現実の大赤班は、大きさが地球3つ分くらいだそうで、地球の台風やハリケーンに似た現象で、木星をとりまく雲によってつくられているそうです。 しかし、この大赤斑を作る嵐は安定しており、今後も惑星が存在する限り消えないとも言われ、これほど長期間にわたって維持されるメカニズムは、現在の科学でも解明されていないそうです。 宇宙版「天空の城ラピュタ」という訳ですが、大赤班は、謎の存在として現実に存在するので、SF映画としては上手い設定と思います。 2.この映画の予告編では「10万年前、人類の栽培が始まりました」や「全人類を収穫する」という言葉が出て来ますが、人間は宇宙人の家畜に過ぎないという、とんでもない設定になっています。 ところで、人類は、太古の地球で自然発生した単細胞生物が、長い年月を経過して今の人間に進化したと学校で習いました。しかし現実には、完全に立証された訳ではなく、異論が有る事は教わりませんでした。 それは何かと言うと、ミッシング・リンクと呼ばれていますが、猿と人類の共通の祖先が居たはずなのですが、その化石が未だに見つかりません。そして、現在に生き残ったのはホモ・サピエンスだけで、北京原人、ジャワ原人、ネアンデルタール人などは全て絶滅しましたが、その理由も未だに解明されていません。 この映画では、その、ホモ・サピエンスは宇宙人が地球に移植した生物だ、という設定になっているので、本当に上手く考えたストーリーだと感心します(およそ10万年前は、ホモ・サピエンスが誕生したと推測される時期)。 3.これも、この映画の予告編に出て来ますが、地球に生まれ育ったジュピターに「貴方も王族なのです」という言葉が出て来ます。 人の転生に関して、現在の科学では否定的ですが、身近な話題があります。2014年に、チベットの最高指導者のダライ・ラマ法王14世が来日しましたが、実は、チベットでは、ダライ・ラマは転生すると信じられています。 ダライ・ラマが亡くなると、僧たちが、転生する子供の生まれる地方や特徴を予言します。そして、その子供を捜し出して、ダライ・ラマの生まれ変わりとして地位を継承させるそうです。 4.私的には、ファンタジー的なSF映画よりも、現在の科学でも完全に否定しきれない謎を組み込んだ、この「ジュピター」のようなSF映画の方が、のめりん込んで楽しめます。
結局ラブロマンスだった。
要素を詰め込み過ぎて中途半端になってしまった感あり。壮大な設定や個性的な脇役を生かしたスピンオフを作って欲しい。 CGは素晴らしかった。
空飛ぶマッチョな王子様〜!
ヒロインが危機になると必ず助けに来てくれる。白馬に乗った王子様ならぬ、ブーツを履いたイケメンマッチョ。いつでもどこでも自分だけを守ってくれる。最高のヒロイン映画ではありませんか。肉体美も眺めるのも福眼。ドレスも着れるし結婚式もあるし空も飛べる。イケメンが自分だけに尽くしてくれる。ムキムキの筋肉でお姫様抱っこもしてくれる。女の子の憧れが全部詰まった壮大でハッピーなシンデレラストーリー。SF要素は味付け程度。細かいことはどーでもいい。素直にマッチョなタフガイの魅力を楽しんだほうがいい。私もラストのあんな空飛ぶデートしてみたい〜。はぁ〜。
大作なり損ねた作品
失敗作じゃないのかな。 二部か、三部作くらいかけて、もっとストーリーを濃厚に描けばよかったと思うが。理由、背景、構成など、肉付けが足りない印象で、映像は、なんかのパクリ感はあるけど、まずまずだっただけに、惜しい!
失敗の理由
どうしてこんな何のヒネリも深みもない映画をウォシャウスキー姉弟が作ったのだろう?まさかと思うが、そのまま終わる。 ただ、断片的に接続しないシークエンスや明らかに孤立しているシーンが所々にあってそれらを解釈していくと、これは恐らく頓挫した壮大な作品の残骸なのだと気付く。 1つ。 資本主義、つまりお金が様々なレベルで解決出来ない問題として通奏低音になっている。 ジュピターの父が死んだ理由、ジュピターが発見された理由、ジュピターが地球で行っていること、家族の諍い、地球誕生の理由、敵も味方も全て資本主義に支配されている。 とても大きなテーマなのに表に出てくることなく終わる。 2つめは そして過剰にコミカルに、過剰な未来世紀ブラジルへのオマージュがある。 この辺のもはや理由など誰もさかのぼれない、維持のための維持、管理のための管理、端から見るとコミカルでしかない。 おそらくこれらの機構そのものをシニカルに見せる効果のためのシーンだった。 その為にギリアム(と彼が撮った作品の共通性)の持つイメージ自体も持ち出している。 3つめは意図的にスケールが伏せられていること 諍いを起こしている家族が連邦のの中でどの位置を占めているのか一切書かれていない。 政治システムも書かれていなければ彼等の属している社会もほとんど描写がなく、1家族と治安機構の一部だけをあえ描いている。 王家が取り巻き数人以外からまったく特別視されていない。連邦というザックっとした説明があるだけで連邦がどういったものかの説明はない。 1家族の遺産問題と保安官事務所くらいのスケールかもしれないとあえて思わせている節がある。 これら設定はテーマに関する部分だったように思うが、残されたまま使われていない。 それ以外にも必要のない細かい設定が散見する。 結果としてシンプルなシンデレラ風スペースオペラになっている。 監督はティーン向けに作ったといっている。 が、ティーンを含めた全年齢対象に名作を作ることが出来る才能を持っているのはマトリックスの成功で誰もが知っている。 たぶん、途中でティーン向けの映画として終わらせるしかなくなったのではないだろうか。 あれだけ音楽に拘る監督なのに今回は殆ど出来合とも思えるありきたりなスコアをのべつBGMとして使っている。 映像は所謂コンピューターゲーム系の映像でかなり古さを感じが一部の美術デザインに過剰なディティールが加えられている。 また不自然すぎるほど、わざとらしい情緒的な台詞が付け足されているような気がする。 この辺の違和感も途中から路線を変更して完成と予算緊縮がトッププライオリティになって、でっち上げているからだろう。 恐らく3部作以上の構想で1個人の運命をどんどん俯瞰していく所から始まる、タイタンの妖女、百億の昼と千億の夜、あたりのアプローチをしたかったのではないだろうか。 またリンチがデューンを失敗したときの雰囲気がある、ディレッド・メインの怪演とスティングの怪演とか無駄にエロイプロップとか。 リンチのデューンは趣味を全回にして華々しく散っているのと違い本作は慌ててまとめようとしている感が強い。リンチとの違いは背負っている経済的責任の範囲の大きさだったのだろう。 少なくとも才能のある監督なのだから失敗するにしてももっと壮大に失敗したほうがよい結果になったかも知れない。 時代を変える1本を作った監督だから、今後いくら失敗しても許すけど。
2Dで観ましょう
レビュー済みのみなさんが指摘している通り、薄っぺら~い映画。真面目に取り組めば、壮大になるであろうテーマがほいほいと次から次へと安売りされています。多くのテーマ同士がつながらないので、疲れます。展開が安易です。 SFXも表現手法として目新しさや創造性を感じず、多くがどこかでみたことあるなって感じ。3Dの上乗せ料金を払う価値はないです。2Dで十分。3Dで鑑賞してませんが、3Dで見るとうるさい画面に嫌気がさしてのではないかと。 全体として産業SF映画という印象。 初めてSFを3Dで劇場で見る方には初の3D体験という意味でおすすめかも。
やっすい映画・・・↓
なんだか安い映画だったなぁ~
新しさも無いし、登場人物に魅力も無かったし・・・
完全に引いて観ちゃいました。
博士と彼女のセオリーといい今回の長男役といい、レッドメインがあんまりだったなぁ~
最初の頃はステキ♪って思ってたんだけど・・・
度肝を抜かれた。
チャニング好き♡ミラも好き!今をときめくエディレッドメインそして、ウォシャウスキーなのに、これか!いやー、駄作。私には。
3Dは観やすいし。チャニングの蹴りはかっこいい。ミラはキュート!
しかし、ストーリーが薄っぺらくて、アクションもごちゃごちゃし過ぎ、ラブストーリーも陳腐。陳腐。
久々に気持ちいいつまらないのにであってしまった。ある意味満足。
安い物語に無駄に長いCGアクション。 正味90分くらいでストーリー...
安い物語に無駄に長いCGアクション。 正味90分くらいでストーリー終わっちゃうじゃないの?ってくらい薄い内容だった。 突っ込みどころが満載過ぎて疲れました。
映像にリアリティが無く引き込まれない
「マトリックス」「映像革命」というキーワードで期待した新しい映像演出は全く見当たらなかった。そもそもリアリティーのある映像に少し新しい技法を入れることが引き込まれる映像作りのポイントにも関わらず、今回は全体的にリアリティーが感じられず、動きにも重厚感がない。造形や画面作りにおいて美術さん的な拘りは感じるが、「映像革命」と感じられる部分は無かった。また、SFの中核を成す人類の収穫というアイデアは悪くないと思うのだが、ストーリーとしては兄弟の権力争いとラブストーリーの比率が高く、肝心なSFアイデアを有効に活かし切れていないのが非常に残念だ。DNAと輪廻転生とあたりも説得力のある説明が盛り込めればもっと面白かったに違いない。
複雑すぎる。。。
ラナ&アンディ・ウォシャウスキーの頭の中はいったいどうなっているのだろうか。かなり複雑なプロットを複雑なまま映像化した感じである。 つきつめると、いろいろわからないことがあって、ジュピター(ミラ・クニス)になぜ王位のDNAが継承されているのか。遺伝というのはそんな飛び火するものなのか。 映画のなかで説明されていたのかもしれないが、一度観ただけではよくわからなかった。 王家には3人の子どもがいる。これもストーリーを複雑にしている。しかも3人が3人とも欲まみれ。「3匹の子ブタ」や「リア王」ではないが、ひとりくらいは良心の人がいてもよかった。 あとはめくるめくスペースオペラ的映像に目を奪われる。「マトリックス」とは違って、今度は宇宙空間なので、より身近な映像にはなっているが、ワープなどもうすでに実用化されているかのような風情である。 そんなところへミステリーサークルをかませるあたりが、こちらをニンマリさせるところである。 「ジュピター」研究が進めば、本作のおもしろさをもっと味わうことができるのではないか。
ギャップにびっくり
博士と彼女のセオリーを最近観たばかりなので、エディ・レッドメーンの演技の差に驚いてます。 作品はさすがマトリックスと同じ系統の作品だけあって、映画ってエンターテインメントなんだって改めて理解させられる作品でした。 かなり映像に力が入っているので、鑑賞は3Dで観ることをお勧めします。
CGで圧倒された。僕は2Dで観たが3Dの方が楽しめたかもしれない。...
CGで圧倒された。僕は2Dで観たが3Dの方が楽しめたかもしれない。 映画館で観る価値は十分あると思う。 一方、ストーリーに関しては今ひとつであった。飛躍が多すぎである。 期待していた割には…だった。 話題作。
壮大過ぎて…
話が壮大過ぎて どうでもいい感じなる その原因の一つとして ホバーシューズ?みたいな 宙に浮く靴でアクションするんだけど それが まぁ かっこよくねぇの。 なんかダッセーなって感じで 興ざめする。 マトリックスはあのダサいカンフーアクションと見せ方が逆によかったけど 今回はただかっこ悪い。
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