「なんとなく古典SFの香り」ジュピター グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
なんとなく古典SFの香り
ジュピターと戦士ケインが寄り添うポスターを見た時、昔のSF小説の口絵みたいと感じました。
ポスターのイメージ通りの、なんとなく古典SFの香りのする作品でした。まぁ、けっこう楽しめました。
ジュピターを執拗に追うのは、アブラサクス王朝の覇権を争う三兄妹。映像も俳優陣も豪華でした。
主人公達以外のキャラクターの方がイキイキしていて、つい目がいっちゃうのは良し悪しかな。
恋愛中の二人はずいぶんとクールに見えました。昔見せたというワイルドな面が出るのかと思えば、ケインは狼って言うよりは忠犬という感じだし。そこがちょっと惜しい気がしました。
王家の長兄バレムを演じるエディ・レッドメインは流石の存在感でした。
ちょこっと登場する宇宙人達が、凝っていて楽しいです。バレムにニヤニヤとすり寄る宇宙人ナイトは、面白かったです。
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