「どの命もドギツく息づいていました」マッドマックス 怒りのデス・ロード グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
どの命もドギツく息づいていました
荒廃しきった世界で、どの命も一つ一つがギラギラしていて、夢中で観入ってしまいました。
最近多いコミック原作の作品でもそうは見かけない強烈なキャラクター達が次々登場し、ドギツく息づいていました。ストーリーも面白い!面白かったです。
言葉少なな会話から、想像を絶する過酷さが伝わります。女性達の生きざまも、とても見応えがありました。
栄養ドリンクの仕組みに呆然。でもラストの姿に、泣けました。
静寂の夜も印象深い、もう一回、細かいところまで観たいなぁ。
フィリオサ大隊長が、かっこいい!切ない想いを内に秘めた複雑な女性を演じたシャーリーズ・セロン、素晴らしかったです。
美女達もしっかり個性が見えて魅力的、トム・ハーディとニコラス・ホルトは期待通りの見事ななりきりぶりでした。
珍しく家人が積極的に同行、ある年代の男性にとってはマストなシリーズのようです。
追記
4DXの演出も素晴らしかった。これはど複雑で繊細な表現ができる装置だったのかと驚きました。
ジョージ・ミラー監督が医師であったことを知り、なんか腑に落ちた気がしました。
どの命も信用してるし、その分容赦ないんだなって気がします。
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