劇場公開日 2015年6月20日

「単純明快」マッドマックス 怒りのデス・ロード ダークブライトさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5単純明快

2024年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

本作を観ていないまま先日「フュリオサ」を劇場で観賞しまして。

で、フュリオサの感想など色々と漁っているとどうも本作が気になりましてね。名作傑作との評価が多く、実際に当時大ヒットだったとか?気になるばかりで。

というわけでDVDを借りて観てみました。

第一印象、映画フュリオサと比べてしまうけど、本作の方が断然観やすい。どう見やすかったかと言うと、アニメを精巧に実写化したかのような作り。だから見やすいのだと思う。

更にフュリオサほどの残酷な描写が少ない。残忍極まりない拷問処刑や見るに堪えない殺傷描写が少ない。軽めにしてある。現在フュリオサが世界的に不調らしいが、原因はこの残酷描写ではないだろうか?もっかい見に行きたいと思えないもん。

そしてストーリーがシンプル。

単純明快。

映画フュリオサ→本作の順で観たので人間関係や脱走の理由やどういう目的地を目指していたかとか、スルッと解りました。

最後フュリオサがジョーに言った「私を覚えてる?」がピキーンと来ましたよ(笑)

でもどっちかって言うとドタバタ、ドンパチ、ドンチャン騒ぎ作品だと思う。

これはマッドマックスではなく北斗の拳だわ。

なんも考えず娯楽として楽しむには好評価ですね。

そういやトーカッターの人がイモータン・ジョーやってたらしいけどマスクとメイクが派手すぎてさっぱりわからんかった。

マッドマックスはクールでもの静かで張りつめた雰囲気の狂気だったよ、1では。トーカッターも不気味で怖かった。

何だか1が観たくなったよ。

ダークブライト