「闘い。それだけなんですけどね。」マッドマックス 怒りのデス・ロード お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
闘い。それだけなんですけどね。
全編闘いのオンパレード。
ここまでバイオレンス比率の高い映画って、見たことがありません。
お話は、ご都合主義の塊です。
だって味方は死なないし。敵はバンバン死ぬのに。
……ただしこの人はきっと死ぬのだろうなと思える味方は、やっぱり死んでしまうので、ご都合主義も極まれりって気分ですけどね。
徹底的に潤いのない映画です。
映画が終わって、現実世界では地球が緑いっぱいでよかったなと思えたぐらいです。
物干し竿みたいなものの先に戦闘員がくくりつけられていて、それが車に襲いかかるというのは、私としては、すごくおっかない恐怖のアイディアだなと感心しました。
もっとも、力学的にはまったくありえない話なんですけどね。
なぜなら、テコの原理により、物干し竿を操作する要員の体重が何トンも必要なので。
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sorehadouyoさんのコメント
2020年9月13日
>もっとも、力学的にはまったくありえない話なんですけどね。
そういわれましても、キャットピープルたちのシーンも実写ですしね。
棒の根元をよく見てください。