「世界観創り」マッドマックス 怒りのデス・ロード Malcoさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観創り
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友達に勧められてみたのですが、正直なところから言わせてもらうと、内容的には全然面白くない。物語がなんかもたついているような印象を受けます。なんでそこでこうならないの。って思ってしまう場面も多々ありました。主人公の過去とか描ききれてない部分もとても多いし、ラスボスも見かけ通り強いのかなって思っていたら格闘シーン30秒くらいで死ぬし、そんな単純でいいの?って思ってしまう内容。
でもそれでもなんで3の評価かというと、タイトルにも書いたが、世界観の創り方が素晴らしかった、というところだ。荒れ果てた荒野での世界観は徹底されていて、非常に見応えがあった。
あと何と言っても素晴らしい!と思った演出は戦闘シーンで絶対現れるギターを持った敵だ。戦闘を盛り上げるためなのかなんなのかは定かではないが、ギターの先に火炎放射器をつけてギターをかき鳴らす敵がいる。この演出はすごいと思った。普通サントラをBGMで流すことは普通だが、その演奏してる人間を劇中に登場させるのは凝ってるなぁと感心しました。
またそのロックテイストな音楽が砂漠での戦闘にマッチしていて素晴らしいと思いました。
まとめとしては、内容はつまらなさすぎたけど、演出は凝っていたので2.5に近い3という形です。
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