「トンデモナイ映画」マッドマックス 怒りのデス・ロード takamaruさんの映画レビュー(感想・評価)
トンデモナイ映画
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はじまってすに良い意味でトンデモナイ映画だと思った。
アニメみたいなキャラが登場するが、それがリアルに感じられる世界をつくったのが素晴らしい。
味方になる敵が、序盤、病気で死にかけている時に、デスロードで死にたい!と叫んでいる狂信的なシーンがあるから、その後のイカれた攻撃シーンも納得ができるようになるし、さらに、敵が顔にスプレーをふりかけて自爆することに名誉を感じている描写で、この敵側の行動が納得できてみれるようになった。
ただ、味方になった敵と、片腕の女は存在感があるが、マックス自体はCGの子供が出てくることでしか、内面を感じさせる表現がないので、行動原理に若干わかりづらいことが、後半の盛り上がりに欠ける原因か。
この後半の問題は、同じ砂漠と車の繰り返しになってしまっているからだろう。(テコの攻撃は後半でてきたが)
状況に違いを出すか、もっと強力な敵の車が登場することが必要だったか。
まあなにわともあれ面白い映画だった。
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