イントゥ・ザ・ストームのレビュー・感想・評価
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タフネス、タイタス!
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
POVシーンを交えていたことで、ドキュメンタリーのようなリアリティーがありました。竜巻を表現するVFXも迫力満点で、竜巻災害の恐ろしさを見せつけられました。
物語はあって無いようなものでしたが、ストーム・チェイサーの業には考えさせられたし、最後に見せた勇気と犠牲にうるっと来ました。タイタスの性能も素晴らしかった。
[余談]
牛が飛んでいくシーンは「ツイスター」のオマージュ。
笑えました。
竜巻の映像
様々な人のストーリーが竜巻の添え物のように絡んでますが、無くても良いような・・。
特にYouTuberの二人組。
竜巻映像は迫力あったし、巻き上げられた登場人物が竜巻の中で最後にみた光景は神々しさを感じた。
自然は怖い。
巨大竜巻の迫力映像
以前TV放送されたスーパーセルを観るツアーに参加する人々の姿を追ったドキュメンタリー番組を思い出しました。
ストームチェイサー(竜巻ハンター)タイタスのリーダーピート(マット・ウォルシュ)が、一人上空を見上げた時の表情が印象的でした。
高校生の兄ドニー(マックス・ディーコン)が、父親にメッセージを語る姿が沁みる。
猛威を振るう自然の脅威は恐ろしい。
テレ東を録画にて鑑賞(吹替版)
カメラマン魂
竜巻のスクープ映像を求める撮影クルーと、被害に遭った街の高校生達をメインに、巨大竜巻の威力をこれでもかと見せてくれます。
自然災害の映像化に重点を置くあまり、物語と両立させるのがなかなか難しいジャンルかと思いますが、これまで観てきたディザスタームービーの中では、良い出来栄えの方だと思いました。登場人物の数ばかり多く誰にも感情移入できない、なんてことはありませんでした。やたらカメラ小僧が多いのも、それなりに理解できる理由がありました。
いつからそこにいたの?あなた誰?的なカメラマン、驚異的に水没に強いビデオカメラ、スクールバスも運転できちゃう大活躍の教頭先生、不死身のYouTubers(^^)。B級臭と低予算感を放ちつつも、圧巻の竜巻映像がそれらを凌駕しています。
気紛れに生まれては駆け抜け、消えていく竜巻が、いつどこで人の未来を飲み込むか分からない自然災害の脅威を表すのにぴったりでした。
更なる刺激を求める視聴者側の責任でもありますが、目的がたとえ研究であっても、危険な撮影は全てドローンに任せられるといいですね。
蘇生後もビデオカメラを握るDonnieのプロ根性(^^)。兄弟揃ってテレビ局採用間違いなし。
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自宅にて鑑賞。BGMが入り、一部よく判らないカットやアングルが紛れたPOV風ディザスター・フィルム。中盤から物語の舞台が二元となるが、緊迫感や臨場感が余り無く、感情移入や作品に入り込む事が出来無かった。展開上の成り行きとは云え、シェルターより安全な雨水管ってどうなのヨとも思った。薄っぺらいステロタイプなキャラクター造形と陳腐なシーケンスが多々あり、全体を見渡すとマイナスのイメージが深く残る。竜巻が登場するシーンはどれも迫力満点だったし、“タイタス”はかなりいかしてただけに勿体無い。50/100点。
・同じ竜巻ものでは旅客機が舞い上がる本作より、牛やトラクターが飛び、物語自体もどこか牧歌的なY.デ・ボンの『ツイスター('96)』の方が佳かった。登場人物達の諄い独白や、廉っぽい心理描写、無理矢理感に溢れたエモーショナルに煽る演出等、どこかしら誰かさんに似てると思ったら、監督のS.クエイルは『タイタニック('97)』や『アバター('09)』で第二班監督を務めたJ.キャメロン組常連の人だった。
・終盤、雨水管に逃げ込んだ際、入口となったマンホールの蓋が飛ばされる。その後、竜巻の目の通過を経て、誰も蓋など出来無い筈なのに再びマンホールの蓋が吹き飛ばされる明らかなグーフ・シーンがある。
・“トレイ”役のN.クレスは、実際に撮影した映像が本篇に使われている。彼は“フレディ・ベンソン”役で出たTVシリーズ『iカーリー('07~'12)』でも同様に演じ乍ら撮影をした。
・バンの中で、S.ウェイン・キャリーズ演じる“アリソン”の背後のモニターに、FE5級の竜巻が'13年5月20日オクラホマ州ムーアを襲った際の実際のニュース映像やレーダー画像が使われている。尚、ラスト近くのナレーション・バックで流れるのは、'11年5月21日ミズーリ州ジョプリンで発生した竜巻による被災地の本物の映像である。
・鑑賞日:2016年3月11日(金)
竜巻こわい
Huluに出たのでちょうどパニック系映画が観たく視聴。
最初から最後までほぼPOV形式での撮影。
ドキュメンタリーぽくも見えるので
とてもリアルでした。
日本ではあまり竜巻は見ることが無いが
久々に竜巻の恐ろしさを思い知った。
こんなのが現実に起こったらと思うと、、、
途中車ごと竜巻にのまれて空を舞うシーン
竜巻の目の中に入り車の中に乗ったまま
ゆっくり晴れた青空を眺めるところはとても良かった。
この後何が起こるかは予想できるが
とてもドキドキした。
しかし、あんな恐ろしい竜巻を目の前にして
あんな近くまで人間が近づいているシーンは
一気に萎える。
自然災害の映画はバッドエンドが多い印象だったが
この映画はサラッとハッピーエンドで終わったので
もう少し残酷なシーンがあってもいいと思った。
割と面白かった
あんまり期待せずに見たら面白かったです。
圧倒的すぎる竜巻の脅威になす術なし感が良かったです。
お決まりのおバカさんたちも出てくるんですね。
「どうしてよりによってこんな日にこんな行動を…!!」という気持ちもありますが、その後の展開は読めるのである意味安心して見ていられます。
目の前で人が、火柱になった竜巻に巻き上げられるシーンは怖かったです。
どうしても、「ツイスター(1996年)」と比べてしまいますよね?
映画館で観てない私がいけないことは、重々承知しています。
きっと大きなスクリーンであれば、竜巻に飛行機やトラックが巻き上げられて行く様子、「ツイスター」オマージュの牛が巻き上げられて行くところは、さぞかし圧巻だったと思います。
けれど自宅のTVで観ており、また登場人物もあまり知らない、これといってストーリーがない、テーマがない、「イン・トゥ」じゃなく、ストームから逃げることがメインのディザスター・ ムービーをドキュメンタリータッチで撮ってるので、正直まるで「奇跡体験アンビリーバブル」みたいなんです。
「ツイスター」は父を竜巻で亡くしたヘレン・ハントが、果敢に竜巻に立ち向かい、そのデータを収集する&竜巻を解明するという目的がありました。
またヘレン・ハントの心理描写も(何故そこまで竜巻に執着するのか?など)素晴らしく、感情移入し一緒にハラハラしたものです。一癖二癖ある登場人物達も、魅力的だった。
しかし本作の「私は竜巻の専門家なの」と言ってる、サラ・ウェイン・キャリーズのキャラの説得力のなさ。全く魅力を感じませんでした。
多分これは、私が「ディザスター・ ムービー」がちょっと苦手だからかも知れません。
どちらかというと、戦いたい方なので。
逆に、あのユーチューブマニアな二人が主役の方が良かったかもです。ラスト、あんなおちゃらけさせるなら。
映像にはお金がかかってるんでしょうが、ストーリーには全くコストがかかっていない印象を受けました。
そもそも竜巻観測隊ストームチェイサーって名前が途方も無くダサい!そ...
そもそも竜巻観測隊ストームチェイサーって名前が途方も無くダサい!そして彼らが乗る特別仕様の装甲トラック、竜巻観測するのにフロントバンパーにカメラ付けたって道路しか撮れないし、車体の両サイドからアームがミョーンと伸びてズガッ!とアンカーを地面に突き刺しても上方向に力が働く竜巻には全く効果ないよね?というか、もう一台ある車はただのバンだけど、そっちは竜巻に持っていかれてもいいんだね?そもそもストームチェイサー、竜巻追っかけてビデオに撮ってはしゃぐだけって、そんな仕事は今すぐやりたい!
とにかく雑なところがやたら目立ちますが、竜巻描写は凄い迫力で田舎の街があっさり粉々になる絶望的な描写は『宇宙戦争』以降では一番臨場感あったんじゃないでしょうか、スクリーンで観れなかったのが悔やまれます。
さらに最高なのはほとんどストームチェイサーとやってることが同じの酔っ払いユーチューバーコンビ。この二人、ずっと酔っ払ってフラフラですが、竜巻に遭遇してはヤッホー!とばかりにはしゃぎしながら動画撮影・・・そんな彼らの将来が心配でしょうがなくなる壮絶なバカ映画でした。
防災に繋がれば。
いや~、怖いのなんの。この凄まじさ!
もちろんPOV炸裂のVFX映像の賜物である怖さに因るのだが、
昨今じゃ日本でも想定外(これを使うな!という官僚もいたけど)
の災害が頻発しているため、竜巻だってタダごとじゃない!
一年前にも巨大竜巻(日本での)が家々をなぎ倒し、死者まで出た。
地震も津波も台風も土石流も全てが怖いのだが、
いつどこで発生し、どう進むのかが読めない竜巻の脅威は映像で
見ていても予測不可能で、言葉が出ない。
今作はそんな映像がテンコ盛りの体験型パニックアドベンチャー
というらしいのだが、アドベンチャーじゃないよ!も~怖すぎて!
一緒に観ることになった(まったく乗り気でなかった)友人が、
鑑賞後に興奮しまくっていた^^;観ている間、手に力が入りっぱなし。
物語的にはベタなパニック展開が続くのだが、
興味深いのが今作に登場する「ストーム・チェイサー」なるお仕事。
なんと日本にもあるというから驚いた。
どう見ても賞金稼ぎとしか思えないふざけた仕事!かと思いきや、
彼らのようなチームが命懸けで収めた映像が、今後の研究材料に
なるというのだから、この仕事が無くなることはなさそうだ。
今作で竜巻が発生するメカニズムは女性学者が詳しく説明するも、
素人にはちんぷんかんぷん。
そしてチームリーダーのピートは、とにかく竜巻の中に入りたくて
仕方がない。
後半の息を突かせぬ展開の中、ついにピートの目を通して、その目
から見た光景が明かされるが…
果たしてそれ見たさに家族を置いて避難しない人はいないだろうな。
モキュメント方式の映画なのかと思って初めは悠長に観ていたが、
本当に自分がこんな目に合っているんじゃないかという臨場感と、
今作を観て何を感じどう動くのかもある意味防災に繋がると思った。
下らない、と決めつけず、是非この恐ろしさを体験してほしい作品。
(発生予測を突きとめて事前に砕巻する装置とかできないものかな)
良かったが、、、
竜巻のCGもすごかった!
人間ドラマも良かった!
ファウンドフッテージも効いてた!
最高!!
と、素直によろこびたいのですが。
私、TWISTER支持派として、
この映画を語る際、
TWISTERがディスられる傾向があるのが、
我慢ならず初レビューっす。
僕も映画単体として見ればアガるディザスタームービーですが、
ツイスターの方が僕は好きです!
ディザスター描写は、現代に作られたこっちの方がいい、
も分かるし、
緻密に作られた群像てき人間ドラマも素晴らしいと思う
んですが!!!
ツイスターの素晴らしさは、ヘレンハントという女優の「アイドル映画」である点だと思います。
一度は愛し合った2人が、同じ目標や生きがいによって、もう一度愛し合うに至るというストーリー、そして、最初はヘレンハントの方が一方的にその結末を求めているという構造がグッとくる作りになっている。
その刹那げな表情、ビルパクストンの丁度いい演技、そのあたりもう一度見ていただきたい!
一方イントゥザストームは、POVの為のキャラがカメラをまわしまくっていて、
気になったし、正統派美女がいないのもマイナス。
竜巻研究家の女性がエリザベスオルセンなら、、、と。笑
面白い映画だったと思うけど、
この映画の出発点にツイスターがあったことを否定するような評論はいやだなぁ。
すごい迫力
竜巻は新潟でも時折発生して工場や民家の屋根をめくり返したり軽自動車をひっくり返したりしているので、以前より身近な問題として見ることができた。
撮影用に開発した装甲車がとてもかっこよかった。車重がありそうで、燃費が悪そうだったけど、運転して見たい。
主人公の弟のナイフが重要な働きをするのだが、それは銃規制への反論的なメッセージだったのかな。
嵐が来るまでがちょっとだるかったけど、その後は映像も音もすごい迫力だった。特に火炎を巻き上げて、人がそれに巻き込まれて燃えながら昇って行くのは恐ろしいけど、美しかった。
どこからどこまでがCGによる表現なのか全然分からず、すごいなーと思った。登場人物はボンクラの二人がもっと活躍して欲しかったが、その他は割と印象に残らない人ばかりだった。主役は竜巻だからいいのかな。
怖い!
昔にツイスターっていう映画があったけど、そんな感じかな?って見に行ったら、迫力のレベルが違いました。ストーリーはこの手の映画はあまりないのだけれどその分映像で勝負って感じです。出演者も地味だけど、力が入りっぱなしの時間が続きました。面白かった。よく出てくるクレイジーな二人に感動
まさにアトラクションムービー
ストーリーはさておいて、まさしくアトラクションに乗った気分にさせてくれる映画です。最後にタイタン号が吹き飛ばされ昇天して降下するするシーンは、まさにタワーオブテラーな気分でした。是非映画館で観る事をお薦めします。
進化したディザスタームービー!!
あるイベントでこの映画について話し合うみたいな内容だったので、イベントを楽しむためにも、観とこうかなと思って、観賞。
僕自身、あまりディザスタームービーに関しては、好んで観る方ではなくて、期待はあまりしてなかったです。なぜかと言うと、レビュアーの皆さんも書いてるとおり、ディザスタームービーってそれ以上でも、以下でもないんですね。トルネードが街を襲うって内容が事前にわかっていて、そのなんとなくこういう映画だろうなというイメージを上回るストーリーは観られないっていう難点があって。ミステリーだと何を観れるのかっていうワクワク感があるじゃないですか。それが、ディザスタームービーだとないので、その時点で、ちょっと期待が薄れてしまうんですよね。
そんな気持ちで観に行ったのですが、予想に反して、僕は、かなり楽しめました。一言で言うと、POVという着眼点で映画が作られているところが、この映画を面白くしている点で、他のディザスタームービーでは感じられない興奮が味わえたのかなと思います。
そして、ちょうどいい具合の人間模様。性格の見せ方。
登場人物がどういう性格かが長すぎず、わかりやすく押さえていたので、僕はけっこう感動しました。
興奮度MAXのシーンは何と言っても下水管の中で、ひたすら飛ばされるのを耐えるところですね。映像としては、けっこう地味になりがちだけど、タイタスで下水管を塞ぎ、階段にしがみついて耐えるというシーンであんなにすごい映像が作れるという点が素晴らしいと思いました。1996年の「ツイスター」に比べたら、かなり良い作品が出てきたんじゃないでしょうか。もっとも、18年前の映画と比べるのもどうかと思いますが。。。
一つ、思うところは、POVをディザスタームービーに取り入れるというアイディアの素晴らしさとPOVの限界というところです。
今では、卒業式をビデオカメラやスマホで撮影したり、you tubeに動画をアップしたりなど、動画撮影という行為が当たり前に認知されているという時代にかなりマッチし、それがこういう観たことない現象を映像に収めたいという好奇心にかられる人もフツーにいそうなところがPOVがうまく取り入れられる良い点じゃないかなと思います。ただ、一方で、こんなに危機迫る時でも、カメラを向けられるか?という問題点も映画を撮るという点において、POVを限界を感じました。
この映画は、さすがに人に生死に関わるところは、客観的映像に切り替わっていましたが、(全編POVじゃないんかいというノイズが走ってしまった)POVである以上、カメラを持っていないといけないという縛りを生み出してしまい、ストーリーの幅が狭くなってしまう気がしました。
例えば、
・さっき言った、衝撃映像を撮影してやるという野心的な登場人物が必要。
・軍隊のヘルメットについている小型カメラなど、普段から義務的につけなければならない職業やそれにまつわる事件。など。
なので、例えば、
二人だけで何気ない会話をするというシーン。
登場人物の空想や夢シーンとか考え事をしてその人物自体は全く動かないシーン
とかは、POVには不向きであるという限界・・なんてことをあれこれ考えてしまいました。
そういう点では、このディザスタームービーにPOVというのは、かなりマッチしていて、うまくハマった感じがしました。
あとは、CGの技術!!もうどんどん進歩していって、ハリウッドの技術には毎回驚かされます。10年後、20年後はどんな映像が観れるんだろうとか思いました。2014年はこんな感じか。もうあと10年後の竜巻映画が楽しみですね。
・・・とは言えやっぱり好みなのか、僕はこの程度の評価です。
ディザスタームービーが好きな方は、かなり楽しめると思いますよ。
Σ(゚д゚ )→((( ;゚Д゚)))→(´ω`;)
一言で表すと「大迫力‼︎」
とにかくすごかった‼︎
最近の気象状況は、大気の状態が不安定であるので、いつ「巨大竜巻」が起こってもおかしくはないのかも…
実際に起きたら恐ろしいでしょうね…
後半は身体に力が入りっぱなしでした
迫力とスカッと気分を求めてこの映画を見に行きました。
登場人物は、大体「あー、こういう人いるよね」っていう、
普段自分たちの周りで目にする様な性格の人たち。
もしくは、自分みたいな性格の人。
皆それなりに考えや悩みを持って生きています。
が、
そんな彼等の元へ突然やってくる巨大竜巻。
ガンガン周囲のものを破壊しながら進んでいきます。
人間の作った文明など、自然の力の前では(言葉は悪いですが)「鼻クソ」程度に思える破壊力。
この辺は皆様書かれているような感じで興奮します。
そのスーパー竜巻タイムを通して見られる登場人物達の心の変化(一部該当しない人も若干名います。)もまた印象に残りました。
自分そっくりなヤツがいたからかもしれませんが。
また、所々で挟まれた環境問題に対する発言に、
この映画はただ竜巻の迫力を見せたいだけのものではないように感じました。
なぜ、
「昔は一生に一度程度の災害が、いまではほぼ毎年」おこるのか、
考えてしまいます。
とはいえ、重い雰囲気はほとんど無いので、
普通にエンターテイメント作品として楽しめます。
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