なんだかおかしな物語のレビュー・感想・評価
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【「Under・Pressure」 全ての人が鋼のメンタルを持っている訳ではない。だから”鬱病”である事を隠さずとも、生きていける社会風潮になることを望む。】
ー ザック・ガリフィアナキス出演とあったので、コメディ映画かと思いきや、自分に自信がなく、内向的な高校生クレイグが、成人精神病棟のオカシナ人々と出会い、様々な経験をする事で、精神的成長を遂げる映画だった・・。ー
◆印象的なシーン
・クレイグがボビー(ザック・ガリフィアナキス)を始めに、LSD100錠‼を飲んだ病室から出た事のないインド人、の同室のムクタダ、帽子のスミッティ、聴覚が異常に敏感なソロモン達、オカシナ人達とオカシナ交流を深めていくシーン。
・自傷癖のある、可愛らしい少女、ノエルとも徐々に親しくなり・・、
・皆で”集団療法”を受ける中、クレイグがボーカル指名を受け、ロック・スターになり切って歌った「Under・Pressure」の”脳内”ライヴシーン。
<鬱病が大変な病気である事は、産業医から聞いているし(何年も、会社に来れない同僚がいる・・。)この映画の原作を書いた方も、自死された事実もあり、軽々しい事は書けない。
が、今作のラストの様に、一人でも多くの人が、病から抜け出れることが出来る事を、祈るのみである。
自分自身も、どこに陥穽があるか分からないので、何とも言えないが・・。>
一回見るのやめたけど
我慢して45分見たけど、何も変化が起こらず挫折した。。
けど、最後まで見ようと思って再開。
ぼくにはちょっと合わなかったか。
なんかもう、何も起こらないし。。
ノエルとの恋愛ってほどの映画でもないし。
フラットな展開に疲れた。
エマロバーツがかわいい。
アンダープレッシャー
綺麗にまとまっているけど
思春期の世界で悩むこと、劇的に不幸な事があるわけじゃないけど生き辛さを感じる十代。誰もが経験しつつもあまり人には話さない闇に悩んだ少年が半ば無理やり精神病棟に入院することになる。そして奇妙な人達とのやり取りやラブコメ的要素もありつつ少年が一つ成長する話。。。
なんだけど、これってきっと主人公は自分に都合のいい一般人で、他人の闇を敢えて深くは描いていないと思う。結局出会った彼女は自殺理由も分からず?取り残される訳だし、親友とその彼女のその後はどうなったか分からないし、ラストでボビーは自殺してしまった気もするし、主人公と関わったことで変わった人たちの割と重要そうなことは描かれず、描かれているのは自分がどう成長したかで、今後もまだ悩みはあるけど明るい未来に向かうというのが終着点。
ボビーに全く役に立たない面接のアドバイスをして感謝されるも自分は恋愛アドバイスを貰ってうまくいくところとか、悪い例として挙げたムクタダーが踊り生まれ変わったのをみて何かを納得するように去るボビーとか、全体的には浅いラインで綺麗にまとまってるんだけど深い所の闇を感じる映画だった。都合良く生きる事を皮肉っているのか、そこに答えを見出しているのか、もう一度観たいと思った映画でした。
「ボクの人生を変えた5日間」
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