「面白かった」危険なプロット 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった
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普通の高校生や一般家庭の話なのにすごくスリリングで、題材はどこにでも転がっていて視点ひとつでこんなにも面白くなることを改めて気づかされた。
途中で作文がフィクションになっているのか、映像描写がフィクションになっているのか、現実の境界があいまいになるところがすごく面白かった。
少年の身の上を思うと気の毒になる。数学の教師なんて中卒ではかなりダメなので学校やめたらダメだと思った。
主人公の先生は、元作家志望なのに、ダメ出しばっかりして小説の先生としてもあまりよくなかった。最初は描くだけでも相当なモチベーションが必要なので伸び伸びと描かせてあげて、あとから修正した方がいい。でもこんなことを気にして守っていたら映画としては全然面白くないのだ。
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